ユーザビリティの進化が止まらない。
WindowsやMacとは違って、必要最低限のシンプルな機能のChromebook(クロームブック)。今回ご紹介する動画では、実際に動かしている様子をお見せしながら、ChromeOS 89で実装された新機能を中心に、Chromebookの使い方を説明しています。
セットアップ

電源を付けたら、まずはGoogleアカウントにログイン。Googleアシスタントのボイスマッチも登録しておくとなお便利です。諸々設定しているうちに拡張機能もリロードされていて、セットアップ作業は完了です。スムーズで気持ちいい!
Chromebookの基本機能
できること1:PCと同じブラウザが使える


セットアップが終わると、お馴染みのChromeが登場。あとはいつも通りにお好きなページをブラウジング。フルブラウザ版のChromeでしか表示できないページ、chromeexperiments.comも表示が崩れることなく確認できました。タブはトラックパッド3本指で、ウィンドウもaltタブで切り替えられますよ。
できること2:ウィンドウがいくつも開ける

スマホ・タブレットにはない概念がデスクトップ。自分でウィンドウのサイズを分割して、作業場を配置できます。
できること3:仮想デスクトップを作れる

今使っているデスクトップとは別に、新たにまっさらなデスクトップを用意することもできます。仕事とプライベートなど、使うシーンに合わせてデスクトップを分けられるので、オンオフの切り替えができて便利。
できること4:Androidアプリが使える

Google PlayストアからAndroidアプリのダウンロードも可能。ドックを上にスワイプすれば、ダウンロードしたアプリが見れますよ。WindowsのCortanaやMacのSpotlightに当たるサーチ機能からもアプリを開いたりURLを開いたりできます。
できること5:タブレットにもなる

タブレットモードでは、ドックを上にスワイプした状態(アプリがズラーっと並んでる画面)が基本。ドックをスワイプすればPCモードと同じようにデスクトップ間の移動ができ、画面分割やサイズ変更も可能です。
できること6:ドック&Linuxモード

ドックにも機能が詰まってます。Bluetoothのオンオフやナイトモードなどの切り替え、画面録画もここからできます。また、ベータ版サービスとして、ChromebookでLinuxのアプリを開くこともできますが、ここら辺はかなり上級者向けなので注意が必要です。
「Chrome OS 89」の新機能
できること7:Androidスマホとの連携

Phone Hub機能を使えば、手元のAndroidスマホとChromebookの連携が可能。スマホの充電レベルや通知の確認、スマホを鳴らしてどこにあるか探すこともできます。テザリングも、Chromebookから行えます。
できること8:スクリーンキャプチャ

画面の範囲を設定して、画面録画できます。
できること9:コピペ履歴を最大5個保存

Search+Vで過去にコピーした5つが表示され、ここから選んでペーストできます。
できること10:「トート」という独自のライブラリ

Toteとは、最近撮ったスクショやダウンロードしたファイルが集まる場所。つまり、今欲しているファイルが大体そこに集まっているということ。これ、すごく便利。
ベータ:QuickAnswerとNearby Share

日本語非対応機能ではありますが、右クリックするだけで知らない単語の意味を教えてくれるのがこのQuickAnswer。数字の単位を読み取って換算までしてくれるんだとか。Nearby Shareでは、Android版AirdropがChromebookでもできるように。ただ、不安定なところもあるみたいなのでこちらも自己責任でお願いします。
Googleのサービスを日頃から使用してる人にとって、メイン機として十分に使える機能性。それでありながら、スマホ並の値段で買えてしまいます。
プロフェッショナルなソフトを使うわけでも、ゲーミングPCとしてガシガシ使うわけでもない方には、ウェブブラウジングやドキュメント作成などの基本的機能がシンプル化されているという点でかなり魅力的でしょう。
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