外観の違いは、液晶モニタ下部のSONYロゴが消えたところくらい。
ソニーの高解像フルサイズセンサーカメラ、α7R IIIとα7R IVがマイナーチェンジです。α7R IIIはILCE-7RM3→ILCE-7RM3A、α7R IVはILCE-7RM4→ILCE-7RM4Aと、型番にAの文字が付きました。共に近日発売予定でオープンプライスです。
いままでにもソニーは、RX100VのマイナーチェンジでDSC-RX100M5Aというモデルをリリースしたことがあります。このときはRX100Vの基本ユニットを活かしてRX100VI同等の画像エンジンを導入しました。今回の2つの"A"は、どんな箇所が進化したのでしょうか。

...こまかーいところに、手をいれてきました。新α7R III、新α7R IV共に、液晶モニタの解像度が144万ドットから約236万ドットにアップ。ライブビュー時の静止画撮影可能枚数が10枚減る、そして液晶モニタにあったロゴの印字がなくなり、スッキリした見た目となりました。
本当にこれだけ?とスペックリストを見比べるも、他の違いのある部分は旧α7R III、旧α7R IVもファームウェアアップデートで対応済み。H.265のXAVC HSは非対応? Catalyst Browseで手ブレを後から超強力補正することはできるのできないの? 最新AマウントレンズアダプタのLA-EA5をつけたときの挙動はどうなんだろ。
使ってみるまではわからない部分が多そうな新α7R IIIと新α7R IV。大きなアップデートポイントがないなら、相場が下がりそうな旧α7R III、旧α7R IVを狙うチャンス到来というのが最も重要なニュースとなるかもですね。

しかし、思えばめっちゃ増えました。ソニーのフルサイズ。現在新品販売されているのは、α1を筆頭にα9 II、α9、α7R IV(ILCE-7RM4A)、α7R IV(ILCE-7RM4)、α7S III、α7R III(ILCE-7RM3A)、α7R III(ILCE-7RM3) 、α7C、α7 IIの10モデルですもん。
Source: ソニー