LGのテレビは「面倒くさくない」のが良い。最新モデルをチェックしてきました

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  • author 三浦一紀
LGのテレビは「面倒くさくない」のが良い。最新モデルをチェックしてきました
Photo: 三浦一紀

面倒な設定よ、さらば。

本日、LGからテレビの新製品が発表されました。かなり多数の商品数があるのですが、大きく分けると有機ELパネルの「LG OLED evo」シリーズ、MiniLEDバックライトと量子ドットナノセルカラーテクノロジーを組み合わせた「LG QNED MiniLED」シリーズ、1mmの極小粒子を敷き詰めた「LG NanoCell」シリーズなど、全9シリーズ28モデルとなっています。

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有機ELパネル搭載の「LG OLED evo」シリーズ。


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上段が1mmの極小粒子を敷き詰めた「LG NanoCell」シリーズ、下段がMiniLEDバックライトと量子ドットナノセルカラーテクノロジーを組み合わせた「LG QNED MiniLED」シリーズ。


1機種ごとに詳しく紹介したいところですが、全機種紹介するのに2週間くらいかかっちゃいそうなので、ここでは今回の新製品に搭載された特徴的な新機能を中心に、LGのテレビがどんなものなのかをご紹介します。一言で言えば、「面倒臭い設定なしで最適な画質とサウンドが楽しめる」ってことですかね。

動作がサクサク、リモコンも使いやすい

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まずは、テレビを使うときに必ず誰もが使うホーム画面について。こちら、搭載OSが「webOS 6.0」と最新になりました。ホーム画面のデザインが変わり、天気予報が表示されたり、よく使うアプリが並んでいたり、おすすめの動画コンテンツが表示されたりと、なかなか使いやすそう。

注目はとにかく動作が速いこと! ネット対応テレビの動作ってなんかもっさりしている印象があったのですが、今回の新製品の動作はキビキビしています。アプリの起動が速いんですよ。スマホでアプリを使っている感じかそれ以上かもしれません。

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また、リモコンがすごく使いやすいんですよ。新製品は手に馴染む曲面にボタンが配置されているのですが、ボタンの数が多すぎないのでわかりやすいんですよね。また、LGのリモコンには以前から搭載されているポインタ機能も便利です。テレビに向けてリモコンを動かすとカーソルが表示され、マウスのように使うことができます。

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GIF: ギズモード・ジャパン

スクロールホイールもあるので、ほんとにマウス使ってるみたいで、テレビのリモコン特有の操作に関するイライラ感があまりないのはいいですね。リモコンにはマイクが搭載されており、音声入力によるコンテンツ検索なども行なえます。リモコンで文字入力って苦行ですからね。なお、AlexaとGoogleアシスタントにも対応しています。Amazonで買い物だってできますよ。テレビ見ながら「あ、トイレットペーパー買い忘れた」と言うときも、リモコンに話しかければ明日には届きます。

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LGのテレビのうち、「ThinQ」対応モデルは、GoogleHome対応家電をテレビから操作・設定することができる。テレビを介して家電が使えるのは便利。

音質も画質もAIがいい感じに設定してくれる

せっかくいいテレビを買ったんだから、できる限り最高な環境で映像とサウンドを楽しみたいものです。しかし、そのためにはひと昔前だとテレビの細かい設定をいろいろいじらなければいけませんでした。しかも映画、音楽、テレビ番組など、視聴するコンテンツにより最適な設定が違うため、その都度設定を詰めていったりする必要があります。正直面倒臭くてやってられません

でもLGのテレビなら、そのあたりをAIが全部やってくれます。高性能のAIプロセッサーにより、視聴している映像のジャンルやシーンをリアルタイム検出し、ドラマ、スポーツ、映画、ニュース、音楽の5つに分類。そして、ジャンルごとに最適な映像と音声に変換してくれます。

これ、デモンストレーションを見たんですけど、マジでAI優秀。特にサウンド面がスゴくて、たとえばYouTube上の普通のステレオ音声でも、バーチャル5.1.2chサウンドに変換してくれるので、やけに臨場感たっぷりになります。

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なお、あらかじめDolby Vision、Dolby Atomos対応動画を再生すると、画面上に文字で表示される。この場合は各Dorlbyが優先される。非対応機種の場合は表示されない。Netflixの一番お高いコースを契約しても、テレビが対応していないとせっかくのDolbyが活かせない。

これは自分で撮影した動画を映し出した場合でも有効ということなので、お子さんの運動会の動画を再生したら、まるで世界大会のような感じになるかもしれませんよ(ならないかもしれませんけど)。

映画好きなら「FILMMAKER MODE」がおすすめ。これは、映画ならではの24コマ/秒のフレームレートやノイズっぽさを活かすことで、より製作者の意図通りの映像を再現するモードです。映画やドキュメント番組などに最適です。最近の映画はヌルヌル動いてちょっとなじめないという人は、試してみるといいかも?

とにかく、あの面倒臭い設定をまったくやらなくても、めちゃくちゃハイクオリティな視聴環境を構築できちゃいます。技術の進化ってすごい。

ゲーム機も接続するだけで最適な設定に

最近はテレビは映像を見るだけではなく、ゲームにも使うという人が多いでしょう。というか、「メインはゲーム」という人もいると思います。特に、最新のゲーム機を買った人は、テレビもいいやつにしたいなーなんて考えているかもしれませんね。

まあ、高画質なテレビを使えばゲームは快適に楽しめますが、やっぱり細かい設定は必要になります。ゲーム機側で出力を4Kに設定したり、テレビ側でもゲームモードにしたりとか、低遅延モードにしたりとか、それなりに設定が必要になることがありますよね。

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Xbox Series Xと接続すると自動的にこれだけの設定が行われる。

でもLGのテレビは、そんな面倒臭い設定がいらないんです。HDMI2.1に対応しており、2020年発売の最新ゲームなら、ケーブルを接続するだけでそのゲーム機に合わせた最適なモードに設定されます。テレビが対応していればリフレッシュレートが120Hzに自動で設定されるので、自分で毎回切り替える必要はなし。ストレスフリーですね。

デモンストレーションでは、Xbox Series Xをつなぐだけで各種設定が最適なものになっていました。ゲーム機側もとくに設定を触ることなく実現できているのはありがたいなと想いましたよ。

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「ゲームオプティマイザ」では個別に細かく設定することも可能。

面倒なことを一切しないで最適なテレビ環境が手に入る!

今回のLGの新製品テレビは、ユーザーが設定をしなくても最適な視聴環境を構築してくれる、面倒くさがりにはとってもありがたいテレビです。その上、画質に関してはOLEDもQNEDもどちらも甲乙つけがたい感じ。強いて言えば、黒の締まりがよくリアルなOLED発色が鮮やかできらびやかなQNEDという感じでしょうか。これはもう好みの問題ですね。

なお、比較的安価な「LG NanoCell」シリーズは、単体で見ると充分きれいでお買い得感あるんですが、OLEDやQNEDと並べて見てしまうと、どうしても見劣りしちゃいます…。後悔しないのは、OLEDかQNEDシリーズでしょうね。

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有機ELモデルの最上位機種「LG OLED evo G1」はインテリア性も高い。壁掛け金具を本体側に内蔵するデザインを採用することで、壁面との隙間1.9mmを実現。ほぼ埋め込みみたいな感じに見える。なお取り付け金具は別売り。

発売は5月下旬からとのこと。サイズもいろいろあるので、自分の用途や設置場所、予算に合わせて悩みまくってください!

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