ネットアングラ文化の終焉。グロ画像サイトの「LiveLeak」が閉鎖

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  • author 中川真知子
ネットアングラ文化の終焉。グロ画像サイトの「LiveLeak」が閉鎖
Image: II.studio / Shutterstock.com

これもまた歴史。

グロ動画やゴア映像を掲載していた動画サイト「LiveLeak」が15年間の運営期間を経て閉鎖となりました。

閉鎖後は、「ItemFix」という名前となり、過度な暴力やグロを含むコンテンツを禁止した、健全なサイトになりました。

一部のグロ好きな人たちから愛されていたサイトなので、閉鎖の理由が知りたいところですが、LiveLeakの創設者であるHayden Hewitt氏は詳細は述べず、ただ、「ここ数年で世界は大きく変化し、ネットの世界もそれに伴って変化した。人間も変化するのだ。」と書かれているのみ。

YoutubeのTrigger Warningでも閉鎖のことについて語られていますが、やはり具体的な内容には触れられていません。

ただ、「戦い続ける力が残っていなかった。」と言っているので、運営の裏ではかなりの苦労があったことが伺えます。

戦争、テロ、殺人、日常の事件や事故といった映像を掲載しており、グロ耐性がある筆者でも、クリックするのを躊躇うことが何度かありました。イラク戦争やISISが頻繁に動画を流していた頃は、LiveLeakにも斬首動画が掲載されたりしていましたね。

しかし2014年に米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリーの斬首映像が掲載したことで本サイトが注目されるようになり、また批判も寄せられたため、「過去に何度もこの処刑の恐ろしさを伝えてきましたが、このグループの行動を助長していると考えられるような動画をこれ以上掲載する理由が見つからない」という理由でISISの斬首映像は今後一切掲載しないというアナウンスがあったのを覚えています。

こう言ったエピソードからも、そんじょそこらのサイト運営とは違うものがあったのだろうと推察されます。

ますます「きれいなインターネット」になっていく

そういえば、2020年には、スナッフ動画を掲載したことで管理者が逮捕されたこともあるグロ動画サイトのBest Goreも閉鎖されたんですよね…。

筆者としては、LiveLeakやBest Goreは、インターネットの明るい闇という位置付けでした。ダークウェブを覗く勇気はないけれど、知的好奇心を満たしたい人たちが集まる場のような。

The Vergeによると、LiveLeakの人気どは、世界で最も人気のあるサイトの第695位。米Gizmodoの姉妹サイト「Jezebel」と同じくらいの人気度なんですって(そんなに人気だったのか…)。

Best Goreに続いてLive Leakが閉鎖ということで、ネットの一時代が終焉を迎えたように感じます。

Source: The Verge

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