お料理が楽しくなるね! 茹でると形が変わるパスタ

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  • author Isaac Schultz - Gizmodo Earther
  • [原文]
  • そうこ
お料理が楽しくなるね! 茹でると形が変わるパスタ

ワクワクする研究!

パスタが好きです。お店で食べるのも、お家で食べるのも好きです。スパゲッティはもちろん、フェットチーネもペンネも、名前が覚えられない変わった形のパスタも全部好き。バレンタインやハロウィンシーズンにでてくるハートやかぼちゃ型もパスタも、かわいくてつい欲しくなっちゃいますよね。そんな楽しくて美味しいパスタ、茹でて形を変えるというユニークな研究があります。

パスタの形の研究を率いているのは、先日、Science Advancesに掲載された論文の共同執筆者の1人でもある、シラキュース大学の物質科学者Teng Zhang氏。研究の狙いは、複雑な形状のパスタを平にすることで、パッケージの量を小さくすること。Zhang氏の研究で取り組んでいるのは、シート状のフラットな形のパスタを、ウネウネしたり、丸まっていたり、それこそ名前も知らない複雑で嵩張る形のパスタに、熱を加えて変形させるという仕組み。

チームは、過去にゼラチンとセルロースの混合物を使用し、変形のメカニズムを研究していました。今回はそれが進化し、ついにパスタで変形できるようになったという研究者じゃなく普通の人にも嬉しいニュース。パスタと合成原料をミックスし、コンピューターモデルを使い、加熱前のパスタの両面に特定の溝を刻むことで、変形させる仕組みを発見しました。

Video: Morphing Matter Lab/Vimeo

溝のデザインは2種類。1つは平行に刻まれた溝で、加熱するとパスタはクルっと丸まります。2つめは放射状の溝で、こちらは加熱するとトンガリ型の円錐になります。論文共同執筆者でありカーネギーメロン大学のMorphing Matter研究室の所長をつとめるLining Yao氏は「2つのデザインを合わせることで、多種多様な形が作りだせます」と語っています。

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Graphic: Morphing Matter Lab. Carnegie Mellon University

研究チームは、変形パスタを活用すればパスタのパッケージ量を59〜86%カットできると考えています。パッケージコストだけでなく、これは郵送コスト削減にもつながります。お湯の中で開くお花のお茶みたいで、お料理の工程も楽しくなりますね。その上、ちょっと地球にも優しい。近い将来、商品化されることに期待! でたらぜひ使ってみたいな。

Source: EurekAlert!

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