ロシアがトム・クルーズよりも先に宇宙で映画を撮るらしい。冷戦時代の宇宙戦争が再び…

  • author 中川真知子
ロシアがトム・クルーズよりも先に宇宙で映画を撮るらしい。冷戦時代の宇宙戦争が再び…
image:Shutterstock

ユリア・ペデシロは、初めて宇宙で撮影し、トム・クルーズに勝った女優として歴史に名を残すわけだ。

1960年代の冷戦時代に、アメリカとロシアは、どっちがいち早く月面着陸を果たすかで熾烈な戦いを繰り広げていました。結果は皆さんもご存知の通り、アメリカの宇宙飛行士ニール・ストロングが、一足早く「人類にとっての偉大なる飛躍」を果たしました。

そして、あの決着から25年以上の時を経て、再びアメリカとロシアの間で宇宙戦争が勃発中。といっても、もっと穏やかでクリエイティブな形ですが。

今年10月に、トム・クルーズが国際宇宙ステーションで映画撮影を予定していますが、ここにきて、ロシアがトム・クルーズを負かしたと、IFLSが報じました。なんでも、10月上旬のISSの予定ロシアの映画クルーがすでに埋めてしまったんだそうですよ。

実は、ロシアは2020年5月に行われたトム・クルーズのISS撮影発表直後に、宇宙映画撮影の計画を発表していました。そして、身長、体重、年齢制限に加えて「1kmを3分半以下で走れる」「800mを自由形で20分で泳げる」「高い技術で3mの飛び込みができる」といった条件にあう女優を募集していたんですね。これらの条件は必須で、演技の経験は問わなかったようですが、最終的に選ばれたのは『ロシアン・スナイパー』(2015)の女優ユリア・ペレシドでした。

メガホンを握るのは、過去に宇宙を舞台にしたSF超大作『サリュート7』を監督したクリム ・シペンコ。映画のタイトルは『Challenge』で、女性外科医がISSに滞在し、地球に戻れないほど重傷をおった宇宙飛行士の手術を行うスペース・ドラマになることがわかっています。

医者が宇宙で手術をするというのは、これまでにも幾度となく描かれてきましたが、当然スタジオをISSに模した状態でのこと。本当にISSで撮影するとなると、これまでの映画でみた光景とは一味も違う絵が見れるかもしれません。

なお、トム・クルーズ率いるクルーのISSでの撮影時期は10月と言われていますが、具体的な日にちは発表されていません。予定が前倒しされて大どんでん返し…、なんて映画みたいなことにはならないですよね。

Source: IFLS

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