ユーザーが自分の作品・アイディアをNFT化できるアプリ。アーティスト保護が狙い

ユーザーが自分の作品・アイディアをNFT化できるアプリ。アーティスト保護が狙い
Image: mundissima / Shutterstock.com

NFTにできないものってあるの?ってレベル。

コレクターアイテムのNFT化(非代替性トークン。紐付けられたデジタルデータは資産として扱われる)が次々と進んでおり、気がつけば誰がほしいのそれ?ってものまでとりあえずNFT化されている今日この頃。

デジタルファイルをブロックチェーンで鋳造(Mint, Forge)して仮想資産へと変えるNFTは、本当にいろんなものが(やろうと思えば)やれてしまいます。いろんなものをNFT化する面白いアプリがありました。

iOSアプリ「S!NG」は、ユーザーのいろんなアイディアをNFTで形にするアプリ。ユーザーが好きに何個でもNFTを作りだせる、初かつ無料のiOSアプリです。

アプリの使い勝手は非常にシンプルで、NFT化したいモノ(例えば写真や音楽)を撮影、またはファイルをアップロードするだけ。登録したファイルには、イーサリアムのブロックチェーンのタイムスタンプが刻まれることでNFT化されます。多種多様なファイル形態に対応しているので、写真、音はもちろん、ユーザーのアイディアしだいでいろいろなモノ(デジタルファイル)を登録可能。最大の魅力は、NFT化の手数料を仮想通貨で払うのが当たり前の中、S!NGは手数料なしで「鋳造」してくれること。

S!NGの目的はアーティストを支援することです。S!NG公式によれば、アーティストが作品をNFT化しやすくすることで知的財産の盗難からアーティストを守ることが課題。NFT化してタイムスタンプをつけておくことで、このアイディアは自分がいつ思いついたものだという証拠を残しておけるというわけ。つまり、自分が作った曲を「知り合いのプロデューサーの〇〇さんって人に聞かせたら、知らないうちに今人気のアイドルが歌ってた!パクられた!」なんてことがないように、アイディアをNFT化しておこうというのがS!NGによるアーティスト支援の形なのです。

また、アイディアをシェアできるプラットフォームとしてS!NGを使うこともできます。ここでも、タイムスタンプつきで、いつ誰とアイディアを共有したかを残しておけるので安心です。

非常に素晴らしい考え&アプリなのですが、気になるのは世界がNFTで溢れてしまってわけわからなくなるのではということ。いろいろな人のちょっとしたアイディアすべてをNFT化しておく必要はどこまであるのかなってね。そこのところは、これからいいバランスが見つかるのかなぁ。

Source: S!NG

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