スマホ用三脚&マウントおすすめNo.1が決定。自撮り棒兼用タイプもご紹介

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  • author Erin Lodi, Signe Brewster - Wirecutter
  • [原文]
  • R.Mitsubori
スマホ用三脚&マウントおすすめNo.1が決定。自撮り棒兼用タイプもご紹介
Photo: Michael Murtaugh

いろんなとこに連れていきたくなる。

スマホの普及により、今や国民総カメラマン時代。友達と一緒に思い出の1枚を撮ったり、自撮りしたり。そんなときにスマホ専用三脚や、スマホにカメラ用の三脚を接続するマウントがあれば便利ですよね。今回、Wirecutter編集部がプロのカメラマンとともに厳選したおすすめ製品をじっくりご紹介します!


Wirecutterの専門スタッフはスマホにぴったりの三脚を見つけるため、フォトジャーナリスト兼プロカメラマンのErin Lodiとともに、20時間かけて70以上の製品をテストしました。スタジオを飛び出して太平洋岸北西部のミネソタの都市林からシアトルの街角まで、あらゆる場所での撮影を試した結果、おすすめの三脚とマウントはJoby GorillaPod 1K KitSquare Jellyfish Metal Spring Tripod Mountの合わせ使いに決定しました!

おすすめ!世界で愛される変幻自在の万能三脚:Joby GorillaPod 1K Kit

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Image: Wirecutter

スマホとも相性ぴったりの最高の三脚

軽くてどこにでも連れていける。しっかりボディで、重めのスマホやカメラもしっかりホールドしてくれます。

コンパクトでおすすめな縦横自在のスマホ用三脚マウント:Square Jellyfish Metal Spring Tripod Mount

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Image: Wirecutter

最高のスマホ用三脚マウント

180度回転し、どんなスマホでも快適にしっかりホールド。これ1つでスタンドにも。


スマホを使って夜景など低照度の画像やタイムラプス、自撮り(セルフィー)、スローモーション動画を撮るのはむずかしいですよね。かすかな動きでも画像がぶれちゃいますし。そんなときや手の届かない位置から写真を撮影したい場合、この三脚とマウントを合わせ使いすることでスマホをしっかり安定させることができます。どちらもコンパクトなのでショルダーバッグにもすっきり収まります。

Joby GorillaPod 1K Kitは同価格帯の製品の中で最も強靭かつフレキシブル。ボールヘッドの雲台がスムーズにスマホの角度を調節し、長い関節式のジョイントレッグは木の枝や標識などにもガッチリ絡みついて安定感をもたらします。重量制限も2.2ポンド(約1kg)と余裕があり、コンパクトカメラはもちろん、ミラーレス(一部を除く)もしっかり支えます。

Square Jellyfishはスタンドなしでもミニ三脚としてiPhone 11 Pro Maxなどの大型スマホを水平にも垂直にもホールド。ラインナップはメタル製と、よりリーズナブルなプラスチック製がありますが、メタルの方が耐久性もあり使い勝手もよさそうです。

自撮り多めの方におすすめ、一石二鳥のスマホ用三脚:Yoozon Selfie Stick

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Image: Wirecutter

自撮り棒と三脚の合わせ技。

ハンドルに三脚とBluetoothリモコンが組み込まれた伸縮式自撮り棒。


自撮り棒と三脚の両方がほしいという人におすすめなのがYoozon Selfie Stick。お手頃価格の2 in 1で、伸縮式の自撮り棒から卓上三脚に早変わりします。GorillaPod 1Kのように木の枝に絡んだり、道路標識にしがみついたりすることはできませんが、Bluetooth式のリモコンつきなので遠くにあるスマホカメラの撮影ボタンを手元で操作できます。

スマホ用三脚はこんな人におすすめ

スマホ用三脚はスマホのカメラアプリのタイマー機能で撮影したい方をはじめ、あらゆる場所でグラつきを気にせずに動画撮影したい、ハンズフリーで動画を撮りたいという人向きの製品です。

スマホ用三脚は「スマホ用マウントを搭載したカメラ用三脚」と「スマホ専用三脚」というパターンに分けられます。カメラ用三脚の多くは、そのままではスマホを固定することはできませんが、マウントをつけることでスマホにも装着可能です。

一方、スマホ専用の三脚ややニッチな商品という印象。本ガイドでも自撮り棒に変身するなど機能性に富んだものや、コンパクトで持ち運びしやすいものをご紹介していますが、そのぶん目線が高くなるので撮影には不向き。台や木の枝といった置き場所がない海や高原などでは使いにくいというデメリットもあります。

スマホ用三脚とカメラ用三脚では用途や機能に違いがあるので使い分けるのがおすすめです。

断然おすすめ! 世界で愛される変幻自在の万能三脚:Joby GorillaPod 1K Kit

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Photo: Michael Murtaugh

タイムラプスなど低照度での撮影が好きな方におすすめの三脚がJoby GorillaPod 1K Kitです。スマホ専用ではないので、Square Jellyfishなどのマウントとセットで使用します。ビジュアル的に似た製品はいくつもありますが(Jobyからもミニバージョンやマグネティックモデルが出ています)、長期間使えば使うほど、やはりJoby GorillaPod 1K Kit には本物のホールド感があると実感します。頑丈で便利な機能が満載なので、あらゆる場面で実用的な三脚です。

GorillaPod 1Kの最大の特徴は、そのフレキシブルなジョイント脚。あらゆる角度に曲げて固定することができます。安価な類似品も試したのですが、やはりガッチリ位置を固定しないとすぐにズレてしまいました。脚をポールや枝に巻き付けて、タイマーやリモコンで撮影することも可能。脚が比較的長い(約20cm)ので、12.5cm未満の小型三脚などと比べて設置場所を選びやすいのもメリットです。

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Photo: Erin Lodi

GorillaPod 1Kは約1kgまで搭載できるので、他製品では支えきれなかったiPhone XSなどの大きめスマホでも問題なくホールドします。コンパクトなデジカメはもちろん、ミラーレスにも耐えられます。

GorillaPod 1Kキットは基本的な機能に加えて、取り外し可能なボールヘッドの雲台も備えています。雲台が回転するので、脚を動かすことなくカメラやスマホの位置を水平にも垂直にも自由に変えることができます。脚先はゴム素材なので、ツルツルした床上でもしっかりグリップして滑りにくいのが特徴です。

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ボール雲台はスマホの角度調節がらくらく。
Gif: Michael Murtaugh

ペア使いをおすすめしているSquare Jellyfish mountと切り離せば小ぶりなペットボトルの大きさになり、重さはオレンジ程度なのでカバンはもちろん大ぶりのポケットにも入れられます。それでいて大きめのデジカメや高倍率ズームカメラ、小型のミラーレスカメラにも対応できる強靭さも魅力。より安価な競合製品の中にはタブレットでも扱いに苦労するものもありました。

気になったのは、自在に曲がるGorillaPod 1Kの脚が慣れるまでは扱いにくい点です。ただ、木の枝に巻き付けられる三脚はあまりないので魅力的ですし、ほかの製品よりもややかさばるのも安定感と引き換えだと思えば納得です。

とはいえ、他のマルチジョイント脚タイプの三脚と同様、GorillaPod 1Kの安定感にも限界はあります。ツルツルしたポールなどでは滑るので、バイクのハンドルにつけるのはやめた方がいいですね。できるだけ安全な場所を選んでください。

コンパクトで使いやすい、縦横自在のスマホ用三脚マウント:Square Jellyfish Metal Spring Tripod Mount

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Photo: Erin Lodi

今回おすすめする三脚や手元のカメラ用三脚にスマホをドッキングさせたいなら、Square Jellyfish Metal Spring Tripod Mountがおすすめです。キーホルダー並みのサイズと軽さで持ち運びしやすく、スマホをしっかりホールドしてくれるユニバーサル規格対応のばね式マウントになっています。テストした製品のなかで安全性もピカイチでした。

このマウントは単品でも三脚として使えるので便利ですし、三脚とドッキングさせるとスマホが360度回転可能です。ハンズフリーでの写真や動画撮影の際にスマホを水平にも垂直にも固定してくれます。重いスマホレンズアタッチメントを装着していてもOK。こうした機能を搭載した製品は少ないなかで、安定感と扱いやすさが際立ちました。

Square Jellyfishは幅約5.7cmから9.2cmの携帯電話が取り付け可能でほとんどのスマホに対応していますが、大きめのタブレットは対象外です。iPhone XS MaxやPixel 2 XLなら問題ありませんが、画面サイズが16.5cm以上だとむずかしくなります。

Amazonのレビューでも肯定的な意見が大半ですが、中には「きつく締めたらねじ山がつぶれた」というような指摘もありました。こうした意見は黒いプラスチックバージョンで多く見られたので、より耐久性のあるシルバーのメタルバージョンの購入をおすすめします。

自撮り多めの方におすすめ、一石二鳥のスマホ専用三脚:Yoozon Selfie Stick

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Photo: Michael Murtaugh

Yoozon Selfie Stick高さ2フィート(約61cm)の三脚から自撮り棒へと早変わりし、ハンドルからBluetooth式のリモコンがスライドする驚きのスマホ専用三脚です。自撮りや卓上写真を撮ることが多い方なら、GorillaPod 1Kよりもこちらのほうがおすすめです。

折りたたんだ状態のYoozon Selfie Stickはバナナと同じくらいのサイズで、カバンやポケットに難なく収まりコンパクト。上部をつかんで引っ張ると60cm以上伸びるので、複数人での自撮り写真もパシャっと撮影OK。ハンドルから3本の脚を出してテーブルなどに置けば、三脚に早変わりします。

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コンパクトでカバンやポケットにもすっぽり。
Photo: Michael Murtaugh


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約60m伸びます。
Photo: Michael Murtaugh


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三脚にも早変わり。
Photo: Michael Murtaugh


付属のスマホホルダーはSquare Jellyfish mountとVastar Smartphone Mountに次いで3番目の安定感でした。大きめのiPhone XS Maxでも問題なくホールド可能で、ハンドルからスライドするBluetooth式のリモコンを使えば最大10m離れた場所からでも撮影できます。

ただ、伸ばした状態で風にあおられるとぐらついてしまうので注意が必要です。

ほかにもあるおすすめのスマホ用マウント

Joby GripTight One Mountは、多くのJoby製スマホ三脚に標準装備されているマウントです。シンプルで可動域の広いばね式デザインで、車のキーと同サイズに折りたためるコンパクト仕様。ただ、Square Jellyfishと比べると安全性が低く、スマホが落下する恐れがあるので取りつけの際に注意が必要でした。

Vastar OneはSquare Jellyfishに匹敵する安全性と安定感を誇り、価格も安め。予算を抑えたい方には最適なオプションですが、大きくて見栄えがあまり良くないのと、取りつけに手間取るのがマイナスポイントになりました。

MeFoto’s SideKick360 Plusはコルク栓抜きのワインオープナーと同サイズで、おすすめナンバーワン製品と比べるとはるかにかさばります。 RetiCamも機能充実ですが、やはりかさばるのが難点に。

Glifの最新バージョンは前作までよりも大きくレベルアップしましたが、価格が高すぎるという評価になりました。

惜しくもランク外になった三脚

Apexel Gorillas TripodJoby GorillaPod Mobile Rigよりも機能が豊富な分、それ自体が足かせになっている印象。各脚が脱着可能な反面、外れやすいことがデメリットに。本体の作りはしっかりしていますが、開脚が不十分でフラットにはなりません。

Joby HandyPod Mobileは低めの三脚でJoby GripTight One Mountとセットになった商品。脚を折りたためばGorillaPodより使いやすい自撮り棒になりますが、脚がフレキシブルではないので木の枝やポールに取りつけられません。また、マウントの性能もおすすめ1位の製品には及ばず、今回はランク外に。Manfrotto Pixi Miniも同様の理由から選外になりました。

Joby製の三脚には脚が曲がるものも多いですが、マウントの安全性や使用感でSquare Jellyfishに劣っており、GorillaPod 1KとSquare Jellyfishの組み合わせが断然1位という結果になっています。

Joby GripTight Pro 2 GorillaPodはGorillaPod 1K同様に大きく丈夫で、マイクやライトといったアクセサリ用のコールドシューアダプタが追加されていますが、ボールヘッドの雲台がありません。Joby GripTight One Magnetic ImpulseJoby GripTight Action KitJoby’s GorillaPod 325はともに脚が短いので強度が低く、グリップが弱いのが難点でした。

ChargerCity MegaGrab2 Selfie Kitはマウントもセットになったキット商品で、小ぶりのキャリーバッグにも収まるほどコンパクト。しかし、ビルドやサポート面で他製品に劣ったのと、調節中のきしみ音が気になったので今回はランク外になりました。

MonoShot 製品は約180cm近くまで伸びて使いやすいのですが、その高さでは弱風でもグラつくためタイムラプスなどの撮影に不向きでした。

Kenu’s Stanceスマホ用三脚はiPhoneのLightningポートやマイクロUSB、USB-Cポートに差し込んで使える唯一の製品で非常に画期的。デザインはとても魅力的ですが、安定性に欠けるのと、角度などの変更ができなかったので今回はランク外になっています。

UBeesizeの三脚とマウントのセットはAmazonのベストセラーで、価格もかなり安いのですが、そのぶん薄っぺらい印象が気になりました。


三脚の世界も掘ってみると意外とディープでしたね。用途で選ぶも良し、ビジュアルで選ぶも良し。是非お気に入りの三脚とマウントで最高の1枚や思い出の動画を撮ってみてください!

©2021 WIRECUTTER, INC. A NEW YORK TIMES COMPANY.

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