エクステリアもインテリアも、落ち着きのある上質感あります。
現在の日産を代表するファミリーカー・コンパクトカーのノート e-Powerをベースに、運転しやすいサイズで高級車に匹敵するような雰囲気を持つ1台に仕上げたプレミアムコンパクトカー「オーラ e-Power」がデビューします。フロントフェイスは日産のEV・アリアに似てる! アリアジュニアと言えそうじゃない?

切れ長だけど穏やかめ、デイライトなアイラインも短くシンプルだし。EVアリアよりも大口すぎないフロントマスクは、こっちのほうがいい、という人もいるのでは。

5ナンバー(小型乗用車)サイズのノートと比較すると、1735mmというボリューミーなワイドボディとなりました。
3ナンバー(普通乗用車)サイズのコンパクトカーってあり?と思う方もいるでしょうが、オーラ e-PowerのライバルはBMWのミニ、メルセデス・ベンツのAクラス、アウディA1のはず。室内空間の広さや居心地のいいインテリア、キビキビと走る走行性能のすべてを高い次元でバランスさせ、DセグメントEセグメントの高級車に乗ってきた人でも満足できる、ダウンサイジング・ドライバーズカーとして作り上げたものと見ました。

個人的にはR32、R31スカイラインのような、水平基調のプレスラインにグッとしたわあ。フラットに感じさせる面の面積が広く、カチっとした印象でボクシーだけど、光の当たり方でなだらかな曲面も生かしているエクステリアって、日産の高級車志向そのものだと思うんですよ。GT-Rのようなムッキムキ一直線ではなく、ですね。

ツイード素材のファブリックや木目調のパネルを使ったインテリアは、まるで居心地のいいリビングです。遮音性の高い合わせガラスを用いており、プライベート空間としてふさわしい静粛性を実現しました。

だからこそカーオーディオの音質と音場が気になる! 運転席・助手席のヘッドレストにもスピーカーユニットを組み込んだ 8スピーカーのBOSEパーソナルプラスサウンドシステムが気になりすぎます!
家庭内サラウンド環境はぶっちゃけ厳しい時代です。床にケーブル這わしておくとロボット掃除機が大変そうだし。でもクルマなら、空間オーディオを余すことなく楽しめる空間になると思うのですよね。

パワートレインは第2世代のe-Powerを採用しました。現行のノート e-Powerよりパワフルになり、最高出力は100kW(136PS)、最大トルク300Nmを実現。止まっている状態からの発進加速も、高速道路合流地点などの走行中からの加速力もアップ。キビキビって走ってくれそうです。

お値段は2WDで261万300円~、4WDで286万8800円~。高いとみますか?リーズナブルだと思いますか?
Source: 日産自動車