瞑想アプリのCalmが「大坂なおみの罰金払います!」宣言

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  • author satomi
瞑想アプリのCalmが「大坂なおみの罰金払います!」宣言
Screenshot: BleacherReport / Twitter

思わずCalmアプリ検索しちゃったわ。

仏オープンで予告通り会見拒否したら大会規定違反で1万5000ドル(約165万円)の罰金を科せられて大会追放の2回戦以降の出場を棄権した大坂なおみ選手。賛否両論飛び交うなか、思わぬところから援軍が飛んできました。瞑想アプリのCalmです。

「メンタルヘルスを理由にグランドスラム4大大会で記者会見を見合わせる選手すべての罰金を、年内いっぱい肩代わりします!」

と発表しました。たいしたもんや!

具体的にはメンタルヘルスを理由に会見拒否した選手が罰金を科せられるたびに、1万5000ドル(約165万円)をローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団にマッチング寄付するみたいですね。同財団はスポーツを通してよりよい世界の実現を目指しており、大坂選手は5月に日本人として初めてローレウス世界スポーツ賞年間最優秀女子選手賞に輝いたばかりで、次のように受賞の喜びを語っていました。

「私がロールモデルとするたくさんの先輩方がこの賞を受賞されるのを見てきました。今回、自分が受賞してみて、この賞の重みを感じています。受賞できたことを心からうれしく思っています。コートの上で私が行った活動について、声をあげることが大切だと思いました。私は自分に自信がなくて、周囲からどう思われているか心配になり、行動に移すのを何度もためらいました。でもその機会があるなら、行動することがとても大切だと思いました。今後の目標はできる限り多くの人をサポートし、できる限り多くの人に影響を与え、もっと影響力のあるよい人間でありたいと思っています」 (Tennis Magazine

今回の行動で大坂選手は何を訴えたかったのか。わがまま、責任放棄、プロの自覚の欠如と斬り捨てるのは簡単だけど、年棒世界一の女性アスリートがメンタルの危機を認めることはなかなか勇気の要ることではあります。契約が全部消えちゃうかもしれないし、すごくリスキー。

でもそれを敢えてやることで「声をあげていいんだ」と思える人が1人でもいるなら100%救われる命もある…とマイケル・フェルプスが言っていて、大きなターニングポイントになっているのを肌で感じます。

鬱がはじまったのは2018年のUSオープンでグランドスラム初勝利を飾ったときからだって聞いて、「あーあれはひどかったわ、授賞式でブーイングなんて心が壊れないほうがおかしいわ」って自分は思ったけど、受け止め方はいろいろあろうかと思います。

いずれにせよ、アスリートは体のケアばかりで心のケアが後回しになりがちです。心を整える時間を生活にとりいれたり、選手のメンタルを気遣うきっかけになればすごくいい変化ですよね!

ちなみに金曜発表のForbes世界スポーツ選手長者番付で大坂なおみ選手は男女総合No.12にランクイン。昨年出した女子歴代最高記録の3700万ドル(約40億円)を大きく上回る6000万ドル(約66億円)で最高記録を更新しました。行動するアスリート大坂から目が離せません。

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