チャックンポップのカタカナ表記にざわりとしますが。
いまやゲームといえばオンラインで集ってレッツパーティな流れがスタンダードですが、ゲームとネットがまだ密接ではなかった90年代までは、オフラインでゲームセンターに集ってスコアを競い合ったり雑談ノートに自分たちで見つけた攻略やバグ、はたまたイラストを描くという遊び方が一般的でした。でしたね? 知ってますよね? 社会人の嗜みですよ?
その時代に登場したキャッチ・ザ・ハートなタイトー印の29インチゲーム筐体・イーグレットIIをモチーフに、小型化&○in1なROMデータを組み込んだのが「EGRET II mini」(イーグレットツーミニ)です。SNKのNEOGEO mini、セガのアストロシティミニの系譜といえるアーケードゲームの宝箱です。
5インチ・4:3のモニターは回転式。インベーダーだって縦シューだってバッチリだもんなあ。ジョイスティックも8方向・4方向の切替式でわかっている仕様すぎる。収録ゲームも40タイトルとボリュームたっぷりで、スペースインベーダー(1978)をはじめ、バブルボブル(1986)、レインボーアイランドEXTRA(1988)、メタルブラック(1991)などの名作が盛りだくさんです。
なお現在公開されているのは15タイトルまで。あと25タイトルはどんなゲームとなるのでしょうか。あたまおかしい(褒め言葉)としかいえないプルリラ(1991)は収録されるでしょうか。ガンフロンティア(1990)は入ってもらわなきゃ困るぜったい。
ベーシックな40タイトル入りのEGRET II miniはお値段1万8678円で、2022年3月2日発売予定です。 また専用のパドル・トラックボールと対応ゲームがセットになった「EGRET II mini+パドル&トラックボールパック(初回限定)」 は3万2978円。アルカノイド(1986)、サイバリオン(1988)、キャメルトライ(1989)など10本のゲームが入っているので、ゲーセンならではのコントローラを使ったゲームをプレイしたいなら、こっちを狙うべきでしょうね。
Source: タイトー