たったひとつのワードから、手書きのスタイルを完コピできるAI誕生

  • author Jody Serrano - Gizmodo US
  • [原文]
  • Rina Fukazu
たったひとつのワードから、手書きのスタイルを完コピできるAI誕生
Image: Facebook

Facebookによる、新AIプロジェクト!

ここ数年間で、ディープフェイクによる完コピは何度も話題に上がっていました。人間の顔や音声、口の動きなどをAIで画像や動画に当てはめると、あまりに精度がよいのでもはや本物か偽物かわからなくなるほど…。

そして先日、新たにFacebook(フェイスブック)のAI研究プロジェクトとして「TextStyleBrush」がお披露目されました。同社の研究者によると、画像内にあるたったひとつのワードから手書きの文字やシーンテキストをコピー、編集、置き換えができるといいます。同様のAIシステムでもいろいろなことができますが、「TextStyleBrush」は微妙なニュアンスを汲み取ることで、手書きや非デジタルの文字を完コピするのが得意なのだとか。

Facebookによれば、具体的に「あらゆるタイポグラフィー、カリグラフィー、さらに逆さまだったり曲がったりしている文字、手書き中に紙とペンによって起きる変形、背景の乱れ、画像のノイズなど、さまざまな癖のある字」に対応できるとのこと。どんな感じで手書き文字を完コピできるのかは、以下の動画をどうぞ。

画像からひとつの単語を参考にして、ここまでリアルに書けるのはちょっとびっくりですよね。Facebookによると、テストでもあらゆる手書きを高い精度でコピーできたそうです。ただし、メタリックなもので書かれた場合やバラバラな色で書かれたものは処理するのに苦戦しがちなのだとか。

技術としては興味深いですが、やはりこのツールをどのように使うかというユーザーのリテラシーが問われるところでもあります。Facebookは、ディープフェイクの手書きの悪用にまつわる問題を認めたうえで、「TextStyleBrush」の研究を公開することで、ディープフェイクを検知する方法を追究し、対抗策となる強固なシステムを構築することができると考えているようです。

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