Windows 11の新機能総まとめ。新デザインにウィジェット、ゲームの強化などなど

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  • author Florence Ion - Gizmodo US
  • [原文]
  • 福田ミホ
Windows 11の新機能総まとめ。新デザインにウィジェット、ゲームの強化などなど
Image: Microsoft

新デザインにウィジェット、ゲームにAndroidアプリまで。

Windows 11がついに正式発表されました。公開はホリデーシーズン、Windows 10 PCを持ってる人なら誰でも無料でアップデートできます。噂通りインターフェースが刷新され、Xboxのゲーム機能取り込み、アプリストアのアップデート、WindowsだけじゃなくAndroidアプリにもアクセスできるなどが注目の機能です。 以下、詳しく見ていきましょう!

新しいホームへようこそ

Windows 11はがらっとモダンになり、ダークテーマも含めて色使いは新鮮に、ウィンドウの角は丸くなります。Microsoftチーフプロダクトオフィサーのパノス・パネイ氏いわく、新しいウィンドウたちは「ガラスのシートのよう」です。

スタートメニューはタスクバーの中央に移動し、文書やアプリを探す検索バーが埋め込まれ、前の作業にすぐ戻るためのオススメのセクションが表示されます。スタートメニューでは「クラウドのパワー」を活用し、それまでやっていたこととか、直前に作業を中断した部分とかをデバイス横断で認識することになってます。

あとはWindows 7で導入されたSnap機能がアップグレードし、Snap Layoutsになります。WindowsのユーザーエクスペリエンスのパートナーディレクターCarmen Zlateff氏がこの機能をデモしてくれました。何らかのウィンドウの最大化ボタンの上にカーソルを置くと、いくつかウィンドウレイアウトが表示され、それを選択することでアプリや文書をほどよい配置にピン留めできます。レイアウトの選択肢は画面解像度によって違い、複数デスクトップを使って作業しているときでもそのレイアウトが保持されます。さらに各デスクトップにはそれぞれの壁紙とアプリショートカットを割り当てられるので、たとえば仕事用、個人用、ゲーム用といった用途によって違うプロフィールを使い分けることができます。

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ウィジェットはカスタマイズできて、必要なときだけ出てきます。
Image: Microsoft

ウィジェットの導入も発表されました。タスクバー上のボタンを押すとウィジェットレイアウトが出てきて、任意のフィードや天気予報、カレンダー、株価などでカスタマイズできます。ローカルメディアでも大手ニュースサイトでも、自分でニュースフィードを選んで入れることもできます。

ノートPC兼タブレットの2 in 1デバイスを使ってる人は、モード間の切り替えがより洗練されて簡単になります。たとえばSurfaceでは、キーボードを取り外した瞬間にタブレットUIが立ち上がります。デバイスを回転させれば、Windows 11のインターフェースもそれに追従します。iOSやAndroidデバイスで使い慣れてるように動く新しいタッチキーボードもあります。あとは音声タイピングもできるし、スタイラスには触覚フィードバックが加わります。「仕事中は外付けモニターを使ってるけど、ゲームはノートPCだけでやりたい」って人のために、モニターを外すとアプリが最小化するようにもなってます。

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Windows 11のタブレットUI。
Image: Microsoft

アプリストアの刷新

Windows 11ではインターフェースだけじゃなく、アプリストアのデザインも変わります。プログレッシブウェブアプリやユニバーサルWindowsプラットフォームアプリ、Win32アプリもみんな簡単に見つけられます。Microsoftはアプリデベロッパーに対し、決済プラットフォームやアプリ内課金システムを選べるようにしていて、なんなら売上の100%持ってって、僕らの分け前ナシでもいいですよ、という姿勢です。そんなMicrosoftが横目でガン見してる先には、聞こえないフリするAppleがいそうです。

Androidアプリも、Amazon Appstoreを介してWindows 11で使えるようになります。なのでTikTokみたいな今までエミュレーターが必要だったアプリも簡単に使えるようになるはずです。Amazonアカウントは必要ですが、それでもちゃんとWindowsアプリとしてのルック&フィールになると思われ、Chrome OSからPlay Storeを介してAndroidアプリをダウンロードするみたいに、自然に使えることが期待できます。

ゲーム系も充実

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XboxのゲームをWindows 11に統合。
Image: Microsoft

ゲーミングでの強みを生かさない手はないってことで、Windows 11ではXboxの機能を積極的に取り入れてます。まずAuto HDRが使えるようになり、ゲーム内のライティングやカラープロファイルがハイダイナミックレンジに変換されます。ゲーム『Skyrim』を使ったデモでは、Auto HDRを使うことでゲームの世界がより鮮やかにアップデートされてました。

Xbox Series S・Xで使われてるストレージ系ボトルネックをなくす機能、Direct Storageも取り込まれてます。これによってゲームの読み込みにかかる時間を短縮し、パフォーマンスを高められるはずです。

最後にXbox Games Passも、Windows 11に直接入ります。月額サブスクリプションを払うことで、PCからクラウド上のゲームライブラリにアクセスできるようになるし、セーブデータもクラウドに置けて、デバイスをまたいだクロスプレイも可能です。

Teamsでメッセージングも増強

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Microsoft Teamsを、仕事でもプライベートでも。
Image: Microsoft

Appleのデバイス横断メッセージングプラットフォームに対抗すべく(そしてGoogleが何回トライしてもうまくできてないのを出し抜くべく)、MicrosoftはTeamsをWindows 11に統合しました。Teamsっていうと仕事用のイメージがあるかもしれませんが、友だちや家族とのやりとりにもどんどん使ってってことですね。デモではTeamsがWindowsに直接統合されていて、デバイス横断のテキストメッセージや音声通話、ビデオ通話が可能になっていました。

Windows 11のリリースは年内の予定ですが、Windows Insiderに登録してる人なら来週からプレビュー版にアクセスできます。ただWindows PCなら何でもWindows 11を動かせるわけじゃないのは要注意なので、こちらでご確認を。

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