Alexa、Amazon Echoをもっと活用する方法。できることやプライバシー対策をチェック

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  • author Rachel Cericola - wirecutter
  • [原文]
  • Rina Fukazu
Alexa、Amazon Echoをもっと活用する方法。できることやプライバシー対策をチェック
Photo: Michael Murtaugh

天気予報を聞く以外に何ができる?

大事な用事を思い出させてくれたり、暇なときは冗談まじりに話しかけてみたり…AmazonのバーチャルアシスタントAlexaは、使い方によってはまるでベストフレンドのような存在にもなります。

でもたまに、リクエストとは全然違うプレイリストを再生したり、別の部屋のスマート照明を点灯させてみせたり、言っていることをうまく理解してくれないなーと感じることもあるかもしれません。そこで今回は、Alexaをうまく活用するコツをまとめて紹介していきます。

Alexaを使ってできること

Alexaは音声コントロール型のパーソナルアシスタントとして、スマートスピーカーなどに搭載されています。音声コマンドにより音楽の再生、買い物リストの作成、天気やニュースの確認、ゲーム、全身ストレッチのインストラクションなどさまざまなことができます。

現在時刻、上手なゆで卵の作り方といった情報も即座に教えてくれるほか、音声・ビデオ通話など家族や友達、仕事仲間に連絡を取るのも簡単になります。コツさえつかめば、Alexaを活用してスムーズにいろいろな作業ができるようになります。

またスマートホームの中心として、スマートデバイスの電源オン・オフ自動化スケジュールやルーティンの作成も可能。使っていない部屋の電気を自動で消したか気にしなくて済むので、家中を歩き回ることも減り、別荘がある人は電気の消し忘れに煩わされることもなくなります。

なお、Alexaはアマゾンにより開発されたものではありますが、同社製のみならずサードパーティ製のAlexa対応デバイスも多くあります。

Alexaにもっと理解してもらうには?

スマートスピーカーはそこまで高価というわけではないのに、人間の言葉を理解してある程度のコミュニケーションが取れるのはなかなかすごいこと。ですが、多くのテクノロジーと同様、Alexaも完璧というわけではありません。リクエストを聞き逃したり聞き間違えたり、混乱したりすることもあれば、たまに「にゃー」と変な反応をすることもあります。でも、もっとスムーズに対応してもらえるようにするコツもあります。

Alexaに話しかけるときのポイントは、声の大きさ、距離、スピード。たとえばうちの10代の息子は、ハッキリと指示せずに早口で言い切ってしまうので、Alexaからはよく困惑気味の反応をもらっています。Alexaとスムーズにやり取りするには、スマートスピーカーに向かってゆっくりと、わかりやすく話すのが一番。

Alexaは常々、ユーザーごとの話し方を学習しています。音声プロフィールを作成すると、話し方とユーザー名を一致させて、家族や同居人など他ユーザーと区別することができ、よりパーソナライズされた体験を提供してくれます。プロフィールは最大10人まで登録が可能で、それぞれのユーザーがAlexaアカウントを持っている必要があります。

Alexaでタイマー、スケジュール、ルーティーンを設定する

アラーム、タイマー、リマインダーを設定するには、Alexaに設定をリクエストして時刻や期間を伝えるのみ。ここで便利なのが、「Alexaスキル」というアプリのような機能。有効にしておくと音楽、ポッドキャスト、ゲームなどが利用できて、たとえば「アレクサ、『じゃんけん』を開いて」と話しかけるだけで起動できます。

スマートホーム機器(サーモスタットや照明など)でスキルを起動するには、Alexaアプリでスキルを有効にし、アカウントにログインして許可を与える必要があります。パスワードが手元にないと面倒ですが(ちなみにこういうときはパスワードマネージャーを使用すると便利)、ペアリングが完了すると通常はシームレスに機能するようになっています。

さらに「定型アクション」を使うと、ルーティンを管理するのに便利です。毎朝の出発時刻を設定しておくと「そろそろ出かける時間だ」と教えてくれたり、スマート家電を使っている場合は、たとえば「アレクサ、おやすみ」と声をかけるとスマート照明を消して温度を下げる設定をしておくこともできます。そのほかにも、たとえば屋外のセキュリティカメラが動きを検知したら、スマート電球の電源が入るようにするなど他のデバイスから起動するルーティンを作ることも可能です。ルーティーンを設定するには、Alexaアプリの画面に従い、定型アクションの設定画面へ。

また、Alexaスキルを使って快眠サポートを試みる方法もあります。雨の音海の音などの好きな音を有効にして、定型アクションで「何時から何時まで流す」と設定すれば、入眠のときだけ癒しの音楽を再生することもできます。日本では記事執筆時点でまだ実装されていないようですが「Alexa ガード」は防犯対策として、留守中にスマート照明をたまに点灯・消灯させて自宅にいることをアピールしたり、ハンズフリーの緊急支援、不審者を追い払うために犬の鳴き声やサイレン音が再生できたりします。

Alexaでスマートホーム機器をグループ化する

音声コマンドを使ってスマートホームを操作するのはとっても便利ですが、管理するデバイスが多いとすべてを把握するのが難しくなるのはAlexaも同じ。たとえば「寝室ライト1」と「寝室ライト2」を区別できずに混乱するようなことも起こり得ます。そんなときに活用したいのが、Alexaのスマートホームグループを作成する機能。Alexaアプリから設定できるので、なぞに「パニックルーム」などユニークな名前をつけて楽しんでみるのもアリです。

Alexaのプライバシー対策

アクセンチュアの消費者動向調査2019によると、スマートスピーカー所有者のうち41%が「プライバシーを懸念している」と回答。Alexaが常に録音しているという噂もありましたが、実際にすべての会話を盗聴しているわけではなく、誤って起動したり認識したりすることがあるようです。Alexaアプリで[設定]> [Alexaプライバシー]> [音声履歴の確認]を開くと、保存されている録音の確認・削除が可能です。

それでもまだプライバシーが気になるという場合には、Alexaを置く部屋にも注意しておくと良いかもしれません。たとえば機密情報を扱うホームオフィススペースや、ビデオ機能を備えたEcho Showを寝室に置くことを避けるのも手です。

Alexaはインターホン機能で子どもの様子をたまに確認したり、夕飯ができたことを知らせたりするのにも便利ですが、無防備な子供部屋にAlexaを置くことに抵抗を感じる人もいるかもしれません。その場合はリビングや廊下などの共有空間に置くなど工夫してみると良さそうです。またキッチンやダイニングにAlexaを置くと、音楽再生やレシピ情報など料理中のお供としても便利です。

極論かもしれませんが、絶対に誤起動を防ぎたいというときにはすべてのAlexaデバイスにはマイクのミュートボタン、カメラ対応デバイスにはカメラのシャッターを開閉するスイッチがあります。また、Alexaの電源プラグを抜いても、再起動はややこしくないので検討してみるのも良いかもしれません。

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