南オーストラリアの海岸に巨大陥没穴が出現

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  • author Isaac Schultz - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岩田リョウコ
南オーストラリアの海岸に巨大陥没穴が出現
Image: District Council of Robe / Facebook

誰もいなくてよかった〜!

南オーストラリアのローブで6月9日に突如現れた陥没穴。住民のみなさんもびっくり仰天です。地区議会員のJames Holyman氏は

こんなことが起こるような予兆は一切ありませんでした。ここは水路になっていますし、南極海は大波が湧きかえっているからでしょうか。穴をのぞきたくても十分に距離をとったほうがいいでしょう。中に入ってしまったら、たぶん海に吸い込まれていってしまいますよ。

ABCニュースに話しています。

穴ができたのは20万年前の地層

陥没穴ができたこの地域はライムストーン・コーストという名前の石灰岩が広がる沿岸部。フリンダース大学の地質学者Patrick Hesp氏によると陥没穴の辺りは20万年前くらいに形成された地層だそうです。ライムストーン・コーストの地層は水に溶けやすいため雨や海のうねりなどで落ちてしまう傾向があります。雨水が排水していく場所がない場合、岩が浸水して穴を作ってしまうからです。つい先日もインドで、大雨の影響により駐車場で陥没穴ができて車を飲み込むというニュースがありました。今回のオーストラリアの状況も地質学的には似ていますが、穴はさらに大きなものでテニスコートの半分くらいだったそうです。この陥没穴でローブの街の人たちに差し迫った危険は及んでないようですが、石灰岩の崖の上に立っている赤と白の航路標識のモニュメントはすでに侵食で崩れちゃうんじゃないかっていう恐れがあるので、陥没穴の影響がさらに出ないといいんですが…。予兆もなく突然こんな巨大な穴ができてしまうのが陥没穴。運悪くそこにいないことを祈るだけです。

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