日本くる?
昨年、Motorola初のスタイラスペン付属でリリースされたMoto G Stylus。これがなかなかの好評だったらしく、新モデルとして「Moto G Stylus 5G」をリリース。現時点での日本対応は未定ですが、アメリカでは6月14日発売。米Gizmodo編集部が触ってみた感想をまとめています。フルレビューではないものの、第一印象はこんな感じ。
めちゃくちゃどうでもいいのですが、まず第一印象は、ずいぶんブツブツ途切れがちな名前だなってこと。モト・ジー・スタイラス・ファイブ・ジー、ですからね。それはさておき、基本モデルである280ドル(約3万700円)のMoto G Stylesとデザインはほぼそのままに、多少のアップデートと5G対応(サブ6GHz帯)になって400ドル(約4万4000円)です。
Moto G Stylus 5Gの基本スペックは、ディスプレイが6.8インチのFHD+で、バッテリーが5,000mAhにアップグレードされています。メモリは4GB/6GB、容量は128GB/25GB。最後の頼みのMotorolaで、ヘッドフォンジャックを継続&microSDカードスロットもついています。

背面には4つのカメラモジュール。48MPのメイン、8MPのウルトラワイド、2MPのDepthカメラ(ポートレートモード効果で使用)、5MPのマクロカメラ。
バッテリーアップもうれしいのですが、最も注目すべきアップデートはやっぱりスタイラス。Moto G Stylusのスタイラスよりも、少し長く、ボディが少し太め丸めになっています。結果、端末の収納スロットからも取り出しやすく、落としにくい、手に馴染みやすい作りに。価格を考えるとしょうがないのですが、Moto Gのスタイラスペンはペン先のついた棒。つまり、ボタンやBluetooth接続はありません。これは、Moto G Stylus 5Gでも同じなのですが、アップデートとして(ペンではなく端末側に)ロケーション記憶機能がつきました。ペンを端末スロットから取り出す度に、取り出した場所を記録しておいてくれます。これで、たとえペンをなくしてしまっても、ある程度は探しやすくなるのかな。

そのほか、ジェスチャー機能Moto Action、暗所撮影のナイトモード、リア・フロントカメラで同時撮影できる新撮影モードなどに対応。一方で、ソフトウェアアップデートは Android OSアップデートそのものによるメジャーアップデートと、年2回のセキュリティパッチ配布のみ。
ソフトのアプデ回数への不満や、スタイラスの機能の弱さはあるものの、それでもプレミアム端末であるGalaxy Noteのスタイラスペン付属という大きな特徴を、400ドルという価格で提供してくれるのは素晴らしいです。そういう選択肢があることがうれしい!







ペンそのものは使いやすく、書き心地もなかなか正確。ある意味、単純な作りのおかげで、充電の心配もない。スタイラス付属=高位機種で手が出せなかったという層には、非常にうれしい端末ですね。

Source: Motorola