AIが単純なラクガキを写実的なCGに変換。「NVIDIA Canvas」ベータ版でアーティストになろう

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  • author 岡本玄介
AIが単純なラクガキを写実的なCGに変換。「NVIDIA Canvas」ベータ版でアーティストになろう
Image: NVIDIA

テキトーな落描きが一瞬でリアリスティックな背景画に!

グラフィックボードでお馴染みのNVIDIAから、AIを使った描画ソフト「NVIDIA Canvas)」のオープン・ベータ版がリリースされました。それに伴い、デモ動画が公開されたのですが…そこでは雑にベタベタと描いた絵が、瞬時にAAAゲームの背景みたいに生成される様子が見て取れます。

夕暮れ時や、雪が積もる情景もアっと言う間に変更可能。これを使うと、ゲームや映画やイラストなど、手っ取り早く背景画像が必要なアートワークに利用ができます。

Video: NVIDIA Studio/YouTube

パレットから素材を選べば、ホラね

奇抜な形の山も、霧も雲も芝生も水辺も、パレットからそれぞれのブラシを選んでチョイチョイっと描けばソレらしいものが生成されます。これには朝や夜、冬など9つのスタイルと、川や石など15の素材が揃っており、全くゼロの状態から描き始めても、サンプルを選んでイジってもOK。

NVIDIAは「コンセプト・アート制作の時短にどうぞ」みたいに紹介していますが、納品できるクオリティーですよね。

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Image: NVIDIA

ダメ出しAIが結果を厳しくチェック

これはNVIDIAのリサーチ・チームが、「GAN(敵対的生成ネットワーク}を応用した「GauGAN」というAIのディープ・ラーニング技術を使っています。

画像を生み出す人工知能と、「水に反射がないからやり直し!」などダメ出しを行なう人工知能が互いにせめぎ合い、より納得できるリアリスティックな結果が生み出されるのです。その学習に使われた画像は、なんと500万以上というから納得です。

高性能のGPUが必要だけど

「NVIDIA Canvas」を使うには、GeForce RTX、NVIDIA RTX、Quadro RTX、TITAN RTXといったGPUとWindows 10が必要なのですが、フォトショップ形式で出力できるのは超便利。今なら無料でダウンロードができるようになっています。ちょっとしたお絵描きが好きな人でも、かなり遊べそうですね。

Source: YouTube, NVIDIA (1, 2) via PC Watch

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