テクノロジー×エンタメでしかできない表現。インテルのAI「OpenVINO」を駆使したMVがカッコよ

  • author ヤマダユウス型
テクノロジー×エンタメでしかできない表現。インテルのAI「OpenVINO」を駆使したMVがカッコよ
Video: THINK AND SENSE/YouTube

AI=産業利用だけじゃあない。

空気中を舞い上がる微粒子の振る舞いから、自動車の自動運転やゲームのCPU頭脳まで、ありとあらゆる場面で活躍しているAI。AIや人工知能といった言葉がニュースでも飛び交う現代は、ある意味もっともSFに近いかもしれませんね。

そんなAI、実はエンタメ制作においても活躍するシーンが増えてきています。デジタルクリエイター集団「THINK AND SENSE(シンク アンド センス)」が手がけたこちらのMVは、インテルの最新AIが使われているんです。

Video: CONDENSE / YouTube

現実とエフェクトがバインバインと交差するアグレッシブな表現。シンプルにMVとしても引き込まれる世界観ですが、この映像の制作にはインテルが提供しているAIツール「OpenVino」が使われています。

AIに特定の処理をさせる場合、ディープラーニングという学習ステップが必要になるケースが多々あります。「OpenVino」はこのディープラーニングモデルを60種類以上プリセットしており、手間がかかる深層学習をスルーして実装できるのが特徴。顧客行動の分析や情報収集、画像処理など、小売業からメガストアまで幅広く導入されています。

例えば、映像に映っている人物や物体に音楽と連動するようなエフェクトをかけたい場合、まずは対象を選択してやる必要がある。手動でやる場合は別として、AIなら画像認識で人物や物体を読み取れるよう学習すれば、一瞬で選択してくれる、と。OpenVinoには画像処理の学習済みモデルも多数あり、今回のMVでは物体認識技術が用いられています。

Video: THINK AND SENSE/YouTube

最終のエフェクトは手動だけど、そのエフェクトをかけるための選択範囲(これがすごく大変)をAIがやってくれている、というかたちです。

たまにperson ○○%と表示されてますが、これは認識した対象と人間の類似度かな? 静止していると数値は高いけど、ダンスしたり遠景になるとブレるのが、なんか現実の人間に対する感覚値のそれに近い気もして面白い。しかもそれをAIが判定してるのがね。

メイキング映像にて、THINK AND SENSEの松山周平さんはこう述べています。

目指したいところは表面的にテクノロジーが入ったパフォーマンスではなく、テクノロジーとクリエイターが合わさった表現。

AIとエンタメの付き合い方として、これってとても理想的な気がするなぁ。僕らのもとに届けられるエンタメが、AIでどう変わるか。未来が身近になったみたいでワクワクしない?

Source: THINK AND SENSE, YouTube

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