穴を掘る蛇ロボットの動きがなかなか不気味で好き

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  • author Andrew Liszewski - Gizmodo US
  • [原文]
  • そうこ
穴を掘る蛇ロボットの動きがなかなか不気味で好き
Image: UCSB Hawkes Lab / YouTube

見てるとゾワっとするけど、そこがまた好き。

蛇って1本びよーんとしてるだけの単純な見た目なのに、非常に繊細かつパワフルな動きをしますよね。不気味だけど魅力的で、それをロボットに活かしたいという思いは、素人ながらなんかわかります。てことで、アメリカはカリフォルニア大学サンタバーバラ校とジョージア工科大学がコラボして作ったのがこの蛇ロボ。

本物には負けるものの、それでも十分ニョロニョロっとした不気味な動きをしますが、使用想定は地中。なので、一般の人が目にすることはないのかと。蛇ロボにはいろいろ研究開発がありますが、今回の蛇ロボは柔らかい素材を使うことで柔軟性を持たせ、軽量化したのが特徴。曲げたり捻ったりの動きにも対応しやすい作りになっています。

Video: UCSB Hawkes Lab / YouTube

地中に潜るロボとして、最大の課題はロボの動きで生じる摩擦。これを解決するため、自然・植物の動きに学び、伸びる(潜る)のは先端のみという仕様を採用。蛇ロボは最後尾部分だけが伸び、残りは実は動いていません。次の課題は、端っこだけの動きで地中を掘り進むためのパワー。開発チームはここも自然の生き物からヒントをもらいました。タコカウルナ(タスマニアなどに生息する砂ダコ)は、海底の砂に水を吹き付け掘りやすくし、外敵から自分を守るために地中に隠れます。蛇ロボもこれに習い、水ではなく空気砲を打ち出しながら進むようにしました。

空気砲を打ち、先端の動きで地中を進む蛇ロボ。蛇ロボは地雷のある戦場を進んだり、壁や障害物の下から潜入したりといった軍事利用や、考古学のツールとして活躍するだろうと想定されます。もしかしたら、ドリル装着で火星に向かった探査機と同じように、いつかどこかの星の地中を蛇ロボが掘り進み、研究するときも来るかもしれません。

Source: New Atlas

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