見た目にも環境にも優しく。
環境に負荷をかけない持続可能性が注目される昨今、ソニーはサプラスチック不使用のスティナブルな独自紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」を開発したと発表しました。

原料になるのは産地を特定した竹、さとうきび、市場回収したリサイクルペーパー。竹は中国・貴州の3つの山で栽培されているもので、パンダの餌になる竹は使いません。さとうきびはタイ・ナコーンサワン半径100km圏内の畑で栽培されたものを使用し、砂糖を生成する過程の絞りかすを素材に使います。
「オリジナルブレンドマテリアル」は、こうした素材の持ち味を活かすため無着色で使われます。エンボス加工が可能なため、インク以外での印字も可能。ソニーは環境中期目標Green Management 2025にて、「新たに設計する小型製品のプラスチック包装材全廃」を目標としています。
ソニーの最新ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」では、本素材をパッケージとして使っていましたね。手触りも見た目もよく、量販店の販売エリアでも目立ちそうだなーと思いました(捨てやすいのもありがたい)。イヤホンをはじめ、あらゆるソニー製品のおくるみが変わり始めます。