Starlinkの地上アンテナ、加熱にはお気をつけを

  • 6,841

  • author 塚本直樹
Starlinkの地上アンテナ、加熱にはお気をつけを
Image: rafapress / Shutterstock.com

意外とアナログ。

小型衛星を低軌道にばらまいて、衛星ブロードバンドを提供するSpaceX(スペースX)の「Starlink」。こちらでちょっと意外な、地上アンテナのオーバーヒートによる問題が起きていたようです。

アリゾナ州に住むとあるRedditユーザーがStarlinkに接続しようとすると、インターネットは使えず、「Offline: Thermal shutdown(オフライン:熱によるシャットダウン)」というエラーメッセージが表示されたそう。また、「クールダウンした後に再接続されます」という表示も確認できます。

このユーザーがStarlinkに電話で問い合わせたところ、「Disy McFlatface(地上アンテナ)は華氏122度(摂氏50度)でサーマルシャットダウンになり、華氏104度(40度)で再起動します」と伝えられたそうです。そこでスプリンクラーで地上アンテナに水を掛けると、無事インターネットへの接続が再開されました。

衛星放送などに用いられる通常のアンテナとは異なる、熱によるシャットダウン問題。これについてtom's guideは

Starlinkはフェーズドアレイアンテナが利用されており、また内部に上空の衛星を追跡するための部品が入っていて、また角度を変えるためのモーターが入っています。

と説明しています。これらの複雑な部品が、アリゾナの熱によってオーバーヒートしてしまったのですね。

アリゾナといえば暑いことで有名な場所ですが、地上アンテナが50度になることは、例えば東京でもあり得るはず。Starlinkのさらなる拡大のためにも、アンテナの熱設計が改良されることを期待しましょう。

Source: reddit via tom's guide

    あわせて読みたい