3,000円切ってます。
リモートワークになってからずっと買おう買おうと思っていた電気ケトルを買いました。正直どれでも良かったのですが、ほかのメーカーとちょっと違う特徴を持つタイガーの「わく子」の800mlモデルを選択。
「温度管理」とか「お湯が沸く速さ」をウリにしているケトルが多い中、タイガーは「蒸気が出ない」「転倒流水防止」など安全性を推しているようです。実際使ってるみると、「フタ」がしっかり作られているのがポイントなのだとわかりました。

フタを裏返してみるとゴムパッキンがしっかり施されていて、閉めると密閉されます。普通このくらいの価格のケトルはただの樹脂のフタであることが多いので、倒せばお湯が漏れてしまいます。


「わく子」は注ぎ口にロックがついていて、解除しないとお湯が注げません。子供や力の弱いお年寄りには安心の機能ですが、安全性以外にもメリットがあります。

沸騰しても蒸気がまったく出ないんです。この時期はジメジメして過ごしにくいので、少しでも湿度は低くキープしたいところ。天井や近くの壁がカビる心配がないのもありがたいです。
あと、密閉されているぶん保温性能が高い気がします。タイガーによると、湯沸かし1時間後でも77度をキープできるとしています。

800mlを沸騰するのにかかる時間は4分半です。今まで使っていた直火のやかんだともう少し時間がかかりますし、室温も上がってしまうので買って良かったと思います。

ほかにも、本体が二重構造になっていて触っても熱くなかったり、自動通電オフ機能がついていたりと、3,000円以下で買ったケトルにしては安心感があります。そのためか、安物特有の「ちゃっちい感じ」が全くないのが好感を持てました。お金はかけたくない、でもできるだけしっかりした物を使いたい、というわがままな人はセール中のタイガーを狙いましょう。
※価格など表示内容は執筆時点のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。
Photo: amito