Amazonもついに睡眠に乗り出す!
Amazonは連邦通信委員会(FCC)から睡眠中の動きを測定するレーダーデバイスの製造許可をゲット。これでAmazonがこれから何をしようとしているのかがなんとなく浮かんできました。
人の動きを計測するレーダーセンサーを申請
3週間ほど前にAmazonが連邦通信委員会に対して高周波電波で近くにいる人の動きを計測するレーダーセンサーの申請を行なっていたようです。連邦通信委員会は通信や電波関係の許可をする組織で、Amazonは製品化するにあたってまずここからの許可をしっかり取らなきゃいけなかったんですね。
「レーダーセンサーはデバイスをタッチレスで3次元空間での動きをキャッチしデータをキャプチャすることができます。その結果、簡単なジェスチャーや動きでもデバイスの操作が可能となります」とAmazonは申請書に記しているようです。
音声の次はジェスチャー
さらにAmazonは、タッチレスデバイスは障害のある人や高齢者で話すことができずに音声アシスタントを使うことができない人たちに対応できるとしていますが、その通りですね。EchoやAlexaのおかげで目が見えない人や車椅子の人の生活は大きく変わったと思います。Amazonは音声でできることはできる限りやってきた印象ですが、次は音声が使えない人たちが、例えば手話の動きで機能するデバイスが出てくるってことですよね。
Amazon製睡眠トラッカーが出るかも?
またAmazonは「レーダーを使用した睡眠トラッカーで睡眠を管理し意識を高めることは、多くのアメリカ国民の健康に有効なこと」としています。これまでにもベッド横に置いて睡眠を計測する睡眠トラッカーはすでにたくさん出てきていますが、似た感じはありますね。AmazonはアメリカでウェアラブルでディスプレイのないフィットネスバンドHaloを出していますが、睡眠トラッカーに連動できるようになるとまた一段とApple WatchやFitbitに近づいてきますね。
さて新しいデバイスが誕生するのか、はたまたこレーダーの機能が既存のデバイスに組み込まれるのか、情報が明らかになるのを少し待ってみましょう。