Bite Away レビュー:蚊に愛されボディを癒やす夏の新ガジェットがドイツで爆誕

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  • author Kaori Myatt
Bite Away レビュー:蚊に愛されボディを癒やす夏の新ガジェットがドイツで爆誕
Image: bite-away


実は私…蚊に愛されやすい体質なんです。

家族で行楽、友達と野外でバーベキュー、山へピクニック、さまざまなシーンでなぜか私だけが蚊のターゲットに。体から放射されるホルモンが関係あることが明らかになってきているようですが、私はどうもそのホルモンが体から出まくっているようです。蚊に刺されたときのかゆみはたまらないですよね。さらに、ぶり返しがくるんですよね、これが。

そのイヤ~な蚊や虫に刺されたときのかゆみを緩和してくれるというすぐれたガジェットが爆誕したという話をツイートで目にしたので、見た瞬間に爆速でポチってみました。

以前からも蚊にさされたときは温めればいいとか、冷やしたほうがいいとか、さまざまな情報が交錯していて、どっちにすりゃいいんだよ~状態でしたよね。みなさんは温める派ですか、冷やす派ですか? 私はまずは冷やして様子を見たり薬を塗ったりしていましたが、正直、これが効く! という薬にはいまだかつてお目にかかったことがありませんでした。温めたほうがいいという話を聞いたので熱いシャワーを当てたこともありましたが、あまり効果はないように感じられました。ですので、わらにもすがる思いと、効かなくても話のネタになればいいや…と思い、ポチ。

ドイツ生まれのかゆみ軽減ガジェット

ドイツ生まれというガジェットは、その名も「Bite Away」。噛まれた痛みやかゆみよ、飛んでいけ~、という願いがこめられているのでしょうか。私はフランスに住んでいるので、Amazonを始めさまざまな総合サイトなどを探したのですが、代理店と思われるサイトで購入することができました。値段は27ユーロ(約3,500円)…いいお値段ですね。値段を見て一瞬迷いましたが、息子は虫アレルギーで皮膚が弱いので、自分用と息子用の2個を購入。ポチるとすぐに通知が来て、翌日にはもう送ったというメールが来て、翌々日には配達されました。フランスでは信じられないくらいに速い対応です。しかし、今見てびっくり、日本のAmazonではなんと1万円以上の値がついている?

届いたパッケージは当然のことながらフランス語で、製品名も「Picure」という名前にローカライズされていました。これはPic(刺される)とCure(治癒)を組み合わせた秀逸な製品名です。日本語でいえば「スグナオ~ル」ってな感じでしょうか~(日本語の製品名に期待)。

10分後にかゆみが消えるという調査結果

その効能について調査した論文によれば、146人のボランティアの被験者を対象に視覚的アナログ尺度という痛みやかゆみを表す尺度を用いて、アブやハチ、蚊など、虫さされの症状について、その効果を調べており、その結論では「Bite Awayを用いた温熱療法では10分後に症状が消失することが確認された」とあります。ツイッター界隈ではその論文に批判もあるようですが、論文では大多数の人たちがBite Awayを使った後10分後には症状が消失したとまとめられています。

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出典元: NCBI, "The use of concentrated heat after insect bites/stings as an alternative to reduce swelling, pain, and pruritus: an open cohort-study at German beaches and bathing-lakes"

見た目は妊娠検査薬っぽい

箱はシンプルで中には白に緑のボタンのついたペン型機器と説明書が入っていました。ボールペンが2まわりほど大きくなった、形でいえば…妊娠検査薬っぽい形状をしています。

さて、さっそく試そうと思ったのですが、こういうときに限って急に欧州全体の気温が下がり、蚊がすべて姿を消してしまいました。仕方がないので天候の回復を待つこと3日…。一度試したのですが、都合よくこの原稿を書いているときにもさらに蚊に刺されましたので、もう一度試してみることにしました。

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Photo: Kaori Myatt

さっそくBite Awayを取り出してスイッチを入れます。ペン先を患部に当ててボタンを押すのですが、このボタンは3秒と5秒の2つから選べます。3秒は初めて使うときや、熱を怖がる人や子ども向けで、5秒は慣れている人や普通の大人向けということらしいです。

スイッチを入れるとほんの1秒くらいですぐに使えるようになります。緑のライトが点灯したら患部に当てるだけ。実は最初はスイッチを入れてから光がついてすぐに患部に当てていたのですが、患部に当ててからスイッチを入れたほうがより長い時間温熱を当てることができるので、より効果的かもしれません。これが最初は結構勇気がいります。スイッチを入れると一瞬患部がものすごく熱くなります。最初は私もおそるおそるでしたが、熱さはたいしたことないし一瞬なのですぐに慣れます。でも子どもさんは嫌がるかもしれません...。

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Photo: Kaori Myatt

患部に当てる部分はセラミック製。製造業者の謳い文句によれば、化学物質は一切使っていないとのこと。完全に熱だけなんですね。

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刺された直後。刺されてから15分は経過。
Photo: Kaori Myatt

効果のほどは?

刺された跡が結構大きく膨れていましたので効くかどうか不安でした。一回目でかゆみはあまり引いていないように感じたので追加でもう一回…。当ててすぐにかゆみが止まるわけではありません。私の場合はかゆみが引くまでゆうに30分くらいはかかったかもしれません。そうこうしているうちに寝る時間になったので就寝。就寝後気づいたらかゆみが消えていたように思います。

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ボタンは3秒と5秒のふたつ
Photo: Kaori Myatt

ツイートの返信欄に皮膚科医さんと思われる方のコメントなどがあり、それを見てから半信半疑になっていましたが、心理的効果なのか、使って1回目だったからなのか、初回は効き目ありです。2回目はかなり懐疑的に「なんだ効かないのか、化学的根拠がないっていう人もいるし、前回は気のせいかも」と思いながら試したのですが、遅まきながら、30分後くらいから効いてきました。直後には効果が薄いように感じられても、一晩経って刺された部分を見ると腫れが消失していて刺された跡すらわからないほど。丸一日経ちましたが今のところぶり返しもなしです。

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翌日にはもう患部の盛り上がりが消えている。ぶり返しもなし。
Photo: Kaori Myatt

ということで一応効果はありそうなガジェットではあります。少なくとも私の場合にはパッチ型の虫刺され薬や氷よりは効果が確認できました。化学物質や薬品を一切使っていないというところも、うれしいところであります。この夏のキャンプのおともに。

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