どっちもカッコいいなぁ!
開発に7年、関わったエンジニアは100人以上という中国EVバイクのメーカーDavinci Techより、「走るロボット」と呼ばれる未来的な「DC100」と、レトロなカフェレーサー風味の「DC Classic」の2車種が発表されました。
フューチャリスティックな「DC100」
「DC100」は1,000ccのガソリン車がライバルだというほどで、最大出力は100kW(136馬力)。そこに17.7kWhのリチウム電池を搭載し、走行範囲は400.75kmで、時速0~60マイル(約96.5km/h)の加速は3秒チョイという速さとなっています。また機械制御による前後輪連動ABSブレーキや、トラクションコントロールなどのアシスト機能を備えています。これが「走るロボット」たる所以ですね。

急制動したら下腹部が圧迫されそうなデザインですが…むしろここに体重を預ければ楽なのかもしれません。他にも倒立フォークや片持ちスイングアーム、それに極太タイヤからリッターバイクの威厳を感じます。
レトロな「DC Classic」は限定50台
「DC Classic」はボディーを包むカウルがなく、シンプルさを突き詰めたデザインになっています。こちらはオーリンズの前後サスと、ブレンボのRCSマスターシリンダーにGP4ブレーキキャリパー、ダイニーマのカーボンファイバー、フランスの仔牛革製シート、鍛造アルミ製ホイール、CNC加工したパーツの数々を手作業で組み立て、限定50台しか生産されません。最高時速は200km/hで、加速と走行距離は「DC100」と同じ。ちなみに充電時間は30分とのことです。
欧州にも輸出予定
気になるお値段は「DC100」が約303万円で、「DC Classic」だと約99万円。そして発送は2022年4月とのこと。どっちも従来の中国製バイクと一線を画するカッコいいデザインですが、性能にも期待したいですね。
Source: YouTube, facebook via Davinci Tech via MIKE SHOUTS