「Oculus Quest 2」を使ったVRオフィスでの働き方

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「Oculus Quest 2」を使ったVRオフィスでの働き方

あっちの世界でお仕事しよ!

VRヘッドセット「Oculus Quest 2」を仕事にも使おうというお誘いです。Oculus Quest 2に限らず、VRヘッドセットと聞くと、多くの人は「=ゲーム」と思うでしょう。仮想世界で敵と戦ったり、空を飛んだり、猫をナデナデしたり。しかし、最近のソフトウェアアップデート&新機能によって、エンタメだけでなくビジネスでも使えるようになったんです。あっちの世界でもお仕事したいかは別として、できるようにはなったのです。まだ初期段階ではありますが、個人的にはポテンシャルを結構感じています。

まず言いたいのは、VRオフィスならスクリーンを好きなだけ、好きなサイズで設置し放題ということ。これだけですでにあっちのオフィスの良さがわかった人もいるかと!

では、ここからVRオフィスの設定方法を紹介します。

キーボードとマウス追加で

Oculus Quest 2を頭に巻いて仕事するとして、仕事環境を整えるにはまずキーボードとマウスをプラスすべきでしょう。キーボードはトラックパッド搭載のLogitech K830現状Oculus Quest 2に対応している唯一のキーボードです。が、今後あっちのオフィス需要が高まれば、対応キーボードももっと増えるだろうと思います(希望)。

Logitech K830を使う場合(将来的には他の対応アクセサリも)は、設定の「Bluetooth mouse and trackpad」と「Tracked Keyboard 」をチェック。「Bring Your Desk Into VR」というのがあり、「Add/Remove」でオン・オフ切り替えができます。これで、ヘッドセットに自身のデスク位置を認識させ、近づけばデスクが使えるようにすることも。つまり、リアルでデスクに近づけば、あっちの世界で仕事環境(デスク)を出現させることができると。話だけ聞くと壮大に感じますが、現状はまだまだ実験的機能であり、しつこいですが対応キーボードはLogitech K830のひとつだけ。

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Screenshot: Oculus

一応、Logitech K830じゃなくても好きなキーボード・マウスを試すことはできるのです。ただ、Oculus Quest 2の設定では「Experipental(実験的な)」記載の仕様になっているので、どこまで動くかはわからないよという話。アプリの設定から「Experimental Features」>「Pair」>「Pair a new device」でキーボード・マウスのペアリング設定が可能。

アプリを使う

対応キーボード(Logitech K830)以外のキーボードを使う人の中で、ブラインドタッチ完璧という人以外は、タイプするときはキーボードの姿が見えた方がいいですよね。これはバーチャル背景をOculus Quest 2搭載カメラからの画像に変更することで対応しようと思います。「Quick Settings」から「Pass-through Home」で設定可能。

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Image: Facebook

組み込みブラウザもいじりましょう。ブラウザの右上、3点アイコンから、ウィンドウサイズを変更可。+アイコンから追加ウィンドウを開けます。

Firefox Realityを使ってみるのもアリ。正直こっちの方が組み込むブラウザよりも柔軟性もありますし、多機能です。横並べで複数ウィンドウ開けるので、ブラウザに全方位囲まれてみるのもまた良し。ただ、現状ではFirefox Realityは、VRデスクやPass-through背景機能には非対応。

Oculus Quest 2のライブラリにあるお仕事系アプリは、ほとんどがVR会議やデザイン系なので、メッセージアプリ含め各種アプリの対応はまだまだこれからというところ。公式デモ動画を見ると、対応アプリは今後もっと増えていきそうですけれど。

パソコンからお仕事

あっちの世界のブラウザもいいですが、こっちの世界のパソコン(Windows/macOS)上で起きていることを、Ovulus Quest 2を通してあっちに飛ばすこともできます。ハードの設定はほぼそのまま、ヘッドセットを介してあっちの世界へミラーリング。

いくつか方法はありますが、たとえばImmersed。無料版ならモニター2個まで。月額15ドルの有料版ならば、ホワイトボード共有やワークスペースカスタマイズなどさまざまな機能が付いてきます。デスクトップ環境とOculus Quest 2上のアプリがあれば、パソコン上にあるものをVR世界にミラーリングできます。

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Screenshot: Immersed

Virtual Desktopも似たソフトで、Windows/macOSどちらにも対応。ただ、スクリーンの数はひとつ(サイズは位置は自由、背景など選択できる)。20ドル。

vSpatialは機能が豊富。画面共有、チャットなど、特に複数ユーザー間で使える機能が多いです。デスクトップとヘッドセット上の両方でソフトを立ち上げ、ローカルWiFi環境にてリモートデスクトップにアクセス。無料版もありますが、ネットを介してグループミーティングやリモートアクセスをしようと思えば月額10ドルの有料版が必要です。

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