Lenovo Thinkpad X1 Titanium Yogaレビュー:チタン製2-in-1端末はアフターコロナの移動に向けて!

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  • author Sam Rutherford - Gizmodo US
  • [原文]
  • そうこ
Lenovo Thinkpad X1 Titanium Yogaレビュー:チタン製2-in-1端末はアフターコロナの移動に向けて!
Photo: Sam Rutherford

コロナが終わったら…。

今年のCESで発表されたレノボのTihnkPad新モデル「Thinkpad X1 Titanium Yoga」。厚さ11ミリという最薄ボディが注目でした。薄いってことは機動力が高いということで、再びガンガン移動できる時にその力を存分に発揮してくれるはず。

正直、コロナ元年の去年は、欲しいというより必要に迫られて(今買える端末を)買うという選択だった人もいたはず。でも、これからはもうちょっとアフターコロナの世界を見据えて端末選びも楽しみたいですね。てことで、米Gizmodo編集部がレビューしました。


レノボのThinkPadシリーズといえば、幅広い層に支持されるよく考えられたマシンです。が、Thinkpad X1 Titanium Yogaはそれだけじゃありません。チタニウム製の強固なフレームのせいなのか、ユーザーの不在を感知するハイスペックウェブカムのせいなのか、それとも新しいタッチパッドのせいなのか、とにかく今までのThinkPadとは少し違う印象を受けます。少々お高い端末ではあるものの、タフさと軽さを両立したいユーザーなら投資する価値あるかも。2-in-1ノートPCもこれで一皮むけたなとすら思える仕上がりになってます。

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Lenovo Thinkpad X1 Titanium Yoga

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Photo: Sam Rutherford

これは何?:チタン製シャーシのX1 Yoga特別版

価格:1900ドルから(約21万円〜)

いいところ:画面が明るい、作りがしっかりしている、機動力抜群、ユーザーの不在を感知しプライバシーシャッター機能があるウェブカム、スタイラス対応

残念なところ:そこそこ高い、性能は普通、タッチパッドが小さめ、メモリがはんだ付けされている

移動多めのビジネス人向け

箱からだしてすぐ、メタリックなシルバーボディの存在が強めです。薄くて軽いだけの他の2-in-1端末と一緒にしないでよ!という意思すらを感じます。レノボのミリタリー級の耐性基準をクリアしつつ、重さはたったの2.5ポンド(約1.1キロ)。最薄箇所はたったの0.43インチ(約11ミリ)。チタン製なので、端末全体がとてもガッシリしています。しなりを唯一感じるのは、キーボード中央をけっこう強めに押したときくらいでしょうか。

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Photo: Sam Rutherford

13.5インチのQHDディスプレイ(2256 x 1504)。画面アスペクト比が3:2なので、映画や動画を見るエンタメ使いよりは、ビジネス向けの端末と言えます。レビューでは、レノボ公式の画面明るさ450nitsを超えてしまったので、外でも画面が見やすいです。ディスプレイの色もリッチ。端末左側には、USB-Cポート(Thunderbolt 4対応)が2つ。正直このレベルのノートならもう1つUSB-Cポートが欲しいのですが、今回はX1 Titanium Yogaのサイズ感に免じてよしとしましょう。端末右側は、電源ボタンとイヤフォンジャック。キーボードの上には指紋リーダーもついています。

今年はじわじわとスマホでも対応端末が増えているスタイラス。X1 Titanium Yogaもスタイラス対応で、選択オプションによってはペンも同梱されています。理想はペンの収納場所がどこかにあることなのですが、X1 Titanium Yogaは磁石でくっつくタイプ。磁石だとペンなくしちゃう危険性があるのですが、まぁ収納がないなら、くっつかないよりはマシですね。

2-in-1端末として、タブレット使いした時にほぼフラットになるのはさすがです。タブレットとして持ちやすいだけでなく、上部とキーボードの間に空間ができない(ほぼない)ことで、不必要なしなりがなく、結果、端末全体がよりガッシリ安定していると思います。作りの良さはさすがレノボ。

性能はフツー、バッテリーもちはよし

デザイン、作りのタフさ、機動力の良さと比較すると、性能は普通。悪くはないんですけど、普通。フツーですよ。RyzenやIntel Hシリーズのパワフルなチップではなく、レビュー端末に乗っていたのはIntelのCore i5-1130G7。

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Photo: Sam Rutherford

ベンチマークでは、Ryzen 7搭載のSurface Laptop 4に完敗でした。Blenderテストの結果は11分38秒、Surface Laptop 4の4分58秒に2倍以上の大差で負けています。同価格帯でi7-1165G7搭載のDell XPS 13と比較しても、4K動画から1080pへのコンバージョンで大負け。Dell XPS 13は17分24秒なのに対して、X1 Titanium Yogaは30分以上かかってしまいました。つまり、パワポのプレゼンやスプレッドシートの作業はまったく問題ないけれど、動画編集などクリエイティブ系には馬力が足りない、向いていないということですね。

一方でバッテリーもちはそこそこで、ストリーミング動画を再生し続けるテストでは9時間45分。XPS 13の10時間9分と大差なかったです。

フル感圧タッチのトラックパッド

ここ数年WindowsノートPCが使っている従来のタッチパッドに代わって、レノボは、Sensel社開発のタッチパッドでAppleの「フォースタッチ」によせてきました。細かい技術については今は触れないとして、Senselのタッチパッドは何百というFSR(force sensing resistor)でユーザーの指の動きをトラッキングすることで、今までにないほど正確にタッチパッドの動きを表現できるのです。(タッチパッドのジェスチャーをカスタマイズできる便利です)。

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Photo: Sam Rutherford

Senselのタッチパッドに難点があるとすれば、X1 Titanium Yogaには少々小さいということ(たぶん、FSRのコストが理由かな)。あとは、ハプティックフィードバックが、思ったほど反応よくないということ…。マウスクリック時のハプティック設定をHIGHにしてみたんですが、それでも最近のMacBookほどはないというのが正直な感想です。一方で、レノボお馴染みのトラックポイントもあるので、何を使うかはユーザーの好みで。

キーボードはキーのストロークが少し浅い気もしますが、それでも端末全体の薄さを思えば十分です。あとは、ファンクションキーがめっちゃ小さい。小さいけどあることが嬉しい。

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Photo: Sam Rutherford

ユーザーの存在を感知するウェブカム

ノートPCのウェブカムはあればいいというか、ビデオ会議の必要がある時に使えればいいという程度が基本なのですが、X1 Titanium Yogaはそこにもう1つプラス。画質は720pで普通ですが、写りはキレイ。何よりもカメラにシャッターが導入されているところを評価したいと思います。Windows Helloと連携する赤外線センサと人がカメラ前にいるかを感知する光学センサがついています。このセンサのおかげで人が端末前に座っていると判断すれば、キーやタッチパッドをしばらく触っていなくても、画面がスリープすることはありません。そして、画面前からいなくなれば、自動でシステムにロックをかけてくれます。機動力ありの持ち歩きたくなる端末だけに、このちょっとしたセキュリティ機能は嬉しいですね。

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Photo: Sam Rutherford

ありかなしかは移動の多さ次第

X1 Titanium Yogaは買いなのか。まず価格が問題ですね。レノボは最安値モデルを1400ドル(約15万5000円)から1900ドル(約21万円)の幅でだしており、これはコンフィグではなくディスカウントやクーポンの関係。つまり、その時のプロモーションやセールによって、いくらで手に入るのかが変わるので、それによってあり・なしも変わってきます。

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Photo: Sam Rutherford

たとえば今なら、X1 Titanium Yogaの基本モデルが1,400ドル。これだと、ユーザーが何を重視するかによっては、XPS 13のいいライバル。タフさやタッチパッド、ウェブカムでは1歩リードするけど、パフォーマンスやバッテリーはちょっと負け。

てことで、買いかどうかはその時の価格しだい。多少価格が上下しても、絶対買い!というほどではないということです。逆にいえば、セールやプロモーションによっては、かなりお得になる可能性もあるわけで、気になる人はこまめにチェックするのがいいかも。

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