あわわわわ!
今月27日のNothing初イベントを前に、TechCrunchがCEOであるCarl Pei氏のインタビューを掲載。Nothing製品第1弾となるイヤフォンNothing Ear (1)について語られています。発表前ですが、CEO自ら結構いろいろしゃべっちゃってます。気前のいい人なんですね。
Nothing Ear (1)はアクティブノイキャンあり。左右それぞれ3つのマイクが搭載されています。驚きなのはANCありで99ドルだということ。正確には発売エリアに応じて99ドル、99ユーロ、99英ポンド。レートに差はあるものの、各通貨で100を切っているのがポイントです。
Ear (1)がライバル視するApple(アップル)AirPods Proは3万円強。両者の使い勝手に価格差ほどの違いがあるのかは、実際レビューしてみないとなんとも言えません。それにしてもこの価格はライバルに対してずいぶん大きく出たなと驚きました。アクティブノイキャンというと、ちょっと前まではプレミアム機能というイメージが強かったのですが、昨今は搭載端末が増えており、中価格帯でもいろいろあります。ただ、99ドルといえばGoogle(グーグル)のPixel Buds Aシリーズが最近リリースされたばかりで、こちらはアクティブノイキャン付いてませんからね。やっぱりNothingには期待しかない。
製品発表前からすでに築かれつつあるNothingのイメージから、洗練された高級感を感じていたので、勝手にそこそこお高いはずだと思いこんでいました。が、考えてみればPei氏はOnePlus出身なので、比較的安価で多くの人に提供できてこそというチャレンジ精神がそもそもあるんですよね。「スマート端末のエコシステムを作る」という大きいゴールがあるんですものね。
ほかにもNothing Ear (1)は、まずイギリス、インド、ヨーロッパ、北米で発売されることも明らかになりました。日本…(日本で発売される日が来たら、やっぱり9,900円かな)。
Source: TechCrunch via The Verge