Nothingは90年代最高の「あのトレンド」を復活させてくれるみたい

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  • author Sam Rutherford - Gizmodo US
  • [原文]
  • そうこ
Nothingは90年代最高の「あのトレンド」を復活させてくれるみたい
Screenshot: Sam Rutherford - Gizmodo US

アレです、アレ。

THE・90年代ガジェットのデザインといえば、半!透!明! 好きだったなぁ、半透明。パソコンも、ゲーム端末も、家電の子機も、とにかくいろんなものが半透明でした。中のメカが透けて見えるのにボディはカラフル、非常にポップでした。あまりに流行りすぎてしまったせいで、気がつけばこの世から姿を消していましたが、この夏復活するかもしれません。今、最先端で最注目のスタートアップが、再び半透明ブームを巻き起こしてくれるかもしれません。Nothingのことですね。

今月27日、製品第一弾としてイヤフォン&ヘッドフォンのリリースを予定しているNothing。以前コンセプトデザインが公開されていたので、シースルーへの期待は最初からかなりありました。そこにきて発表会に向けてポストされたInstagramも、とっても夏らしいクリア(キャプションにもきっと敢えて「Clear」の表現使ってるよね?)だし。ティザーとして公開されたYouTube動画も、手元がボカしてありますが、クリアなシースルーさを感じるような気がするし。

Instagramの画像が、何のどこのクロースアップなのかは書かれていませんが、YouTubeの動画と見比べてみると、きっとたぶんこれは透明のイヤフォンケース? 左下はイヤフォン?

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Image: Sam Rutherford - Gizmodo US

NothingのCarl Pei CEOは、透明デザインに強いこだわりを持っています。公開された動画の中でこう発言しています。「エンジニアチームにとって、達成が最も難しいもののひとつが透明デザイン」「透明になることで、安物に見えてしまいがちなんだよね」。

そもそも最近は半透明ガジェットが再熱しています。ただ、これはあくまでもレトロなデザインとしての懐かし再熱。しかし、Nothingが狙っているのは、きっとレトロポップではないはずです。

90年代のポップな半透明ガジェットはどこかおもちゃのようなチープさがあり、そこがウケたのですが、今それが復活したとして、当時と同じポップなチープさでは勝負しないでしょう。新進気鋭のスタートアップ企業ですからね、ないない。Nothing第一弾のイヤフォンは低価帯ではないと思うので、半透明でも高級感が求められるはず。ボディが透明になったところで、中身の部品は透明ではないので、それをどう見せるのかが肝なはず。

Notihngに求められるのは、2021年版の新しい半透明デザインです。かつて大流行からダサイの代名詞になってしまったケミカルウォッシュを、今再び街で目にしますが、ただ流行が巡るだけではない、現代版として再解釈された半透明ガジェットをNothingには期待します。かつての流行を知る人にも、知らない人にも新鮮に映る現代らしいシースルー。そうであるはず、いや、そうであってほしいと思います。それほど、Nothingへの期待値は高いのですから。

あの時代を知っている世代としては、レトロでも再解釈でもいいから半透明がとにかく好きって話。

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