採掘に使わないでね…。
世代が新しくなるたびに驚異的な性能向上を遂げる、GPU。そしてNVIDIAの次期GPUことGeForce RTX 4000シリーズでは、性能向上だけでなく省電力化も期待できるかもしれません。
Ada TSMC 5nm 100%, but I'm not sure if it's N5 or N5P yet.
— Greymon55 (@greymon55) July 24, 2021
ここで少しおさらいしたいのが、CPUやGPUなどのプロセッサの話題でよく目にする「〜nm プロセス」という単語。これは、チップ内部の回路の細かさを意味します。そしてこの数字が小さい、つまり回路が細かければ細かいほど、トランジスタ数の向上による性能アップや、消費電力の削減が期待できるんです。
そしてリークアカウントのGreymon55さんによれば、次期RTXシリーズでは台湾TSMCの5nmプロセスが利用されるとのこと。なお、これが古い「N5」技術による5nmなのか、それとも改良版の「N5P」による5nmなのかは、現時点ではわからないとしています。
TweakTwonによれば、現行モデルのGeForce RTX 3000シリーズではSamsung(サムスン)の8nmプロセスが利用されています。これがGeForce RTX 4000シリーズで5nmプロセスに移行すれば、先程述べたように性能向上と省電力化が実現するはずです。
NVIDIAからの公式発表はまだですが、GeForce RTX 4000シリーズでは新アーキテクチャ「Ada Lovelace」の採用が噂されています。このAda LovelaceベースのGPUは、任天堂の次期Nintendo Switchへの採用も噂されているんですよ!
最近はGPUを載せたビデオカードの発熱量がますます上がり、PCの背面から強烈な温風を室内に撒き散らすようになりました。GeForce RTX 4000シリーズの詳細はまだわかりませんが、できれば多少は電力網・財布・環境にも優しいGPUになってほしいものです。
Image: Kiklas / shutterstock.com
Source: Greymon55 (Twitter) via TweakTown