2万円以内で買えるイヤホン・ヘッドホンおすすめ8選。ノイズキャンセリングから完全ワイヤレス、ランニング用まで

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  • author Lauren Dragan - wirecutter
  • [原文]
  • Rina Fukazu
2万円以内で買えるイヤホン・ヘッドホンおすすめ8選。ノイズキャンセリングから完全ワイヤレス、ランニング用まで
Photo: Kyle Fitzgerald

次買い換えるなら、どれにする?

好きな音楽が人それぞれあるように、ヘッドホンやイヤホンにどんな性能を求めるかは意見が分かれるところ。何よりも音質を重視したいという人もいれば、できるかぎり周囲の音を消せるノイズキャンセリング機能を求める人もいたり、最新の完全ワイヤレスが良いという人もいたりしますよね。

とはいえ、ヘッドホンにどれだけのお金を出せるかはまた別の話だったりもします。

今回は、ワイヤレス / 有線、耳を覆うオーバーイヤー型 / 耳を覆わないオンイヤー型、キッズ向け、ランニング用などあらゆるヘッドホンを調査し、1万円程度で買える(ちょっとオーバーしているアイテムもありますが)ヘッドホンを厳選。専門家やキッズの意見も取り入れつつ、Wirecutterが何百種類もの製品を試しました。また、記事の最後ではヘッドホンのメンテナンス方法についても紹介しています。

2万円以内で買えるおすすめのワイヤレスヘッドホン:「Jabra Elite 45h

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Image: Wirecutter

1万円台とは思えない音質、フィット感、機能性。ワイヤレス型で有線では使えませんが、バッテリーの持ちは「超」がつくほど長め。頻繁に充電する必要もなさそうです。

おすすめポイント:素晴らしい性能を発揮してくれるのが、「Jabra Elite 45h」ヘッドホン。オンイヤー型で、軽量、数時間装着していても快適。音質はファンタスティック! レビューに参加した専門家の一人からは「音質が250ドル(約2万8000円)の製品に匹敵する」との意見もあり、私も同意見です。電話・ビデオ通話の音質もクリア。操作方法も簡単です。フル充電した際の再生時間は、およそ50時間。メガネをかけている人は、オーバーイヤー型のヘッドホンよりもオンイヤー型の「Jabra Elite 45h」のほうが快適にフィットするはず。

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Photo: Michael Murtaugh

注意点:アクティブノイズキャンセリング機能や、(充電が切れた際の)コード接続は非対応。オンイヤー型に対する好みも分かれるところ。

バッテリー寿命:50時間

保証:2年間(防塵防水保証)、1年間(製造上の不具合に対する保証)

1万円以内で買えるおすすめの完全ワイヤレスイヤホン:「Skullcandy Sesh Evo

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Image: Wirecutter

完全ワイヤレスイヤホンが欲しいけれど、高価なものには手が出せない……という人におすすめなのが「Sesh Evo」。お手頃価格で、音質も良し。片耳のイヤホンをなくした場合には交換プログラムも!

おすすめポイント:完全ワイヤレスイヤホンに興味がある人で、1万円以上は出せないという場合には「Skullcandy Sesh Evo」がおすすめ。同じような価格帯の完全ワイヤレスイヤホンで気になったこと(音質の悪さ、装着感、操作性の使いづらさ、ドロップアウト、干渉など)は、本来の完全ワイヤレスイヤホンの良さ(ワイヤレスで自由)を損ないがちでしたが「Skullcandy Sesh Evo」は例外。

操作がシンプルで、装着していて快適、Bluetooth接続に安定感があり、音質もしっかり。同じ価格帯の完全ワイヤレスイヤホンと比べてもトップクラスです。低音が強めで、特にヒップホップでは思っていたよりも若干大きく聞こえることもありますが、男性の声になるとぼやけたり消えたりするような他社製品での問題はなし。防塵・防汗・防水のIP55対応で、保証は2年。イヤホンをなくした際には新しいものと交換してくれるプログラムもあります。

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Photo: Rozette Rago

注意点:唯一の弱点が、バッテリー寿命の短さ(1回の充電で5時間持続)。とはいえ、充電ケース使用で追加19時間稼働してくれます。充電ケースは、デニムのポケットに入れて持ち運べるサイズ感。

バッテリー寿命:5時間

耐性:防水・防塵機能(IP55)

保証:2年間(正規販売店での購入のみ)

2万円以内で買えるおすすめの有線ヘッドホン:「Sony MDR-7506

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Image: Wirecutter

オーディオ業界長年のプロであるソニーの「MDR-7506」は、信頼性高く、快適で、値段が2倍以上するヘッドホンと比べても音質はかなり良し。

おすすめポイント:Sony MDR-7506」は1991年に発売されて以来、レコーディングスタジオやライブスタジオで大活躍しているヘッドホン。あらゆる周波数帯域でニュートラルな音質を提供してくれて、価格が2倍以上する製品よりも、音楽の空間やダイナミクスをより感じさせてくれるはず。耐久性、快適さ、信頼性も抜群。1万円程度で買えるコスパも魅力。

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Photo: Rozette Rago

注意点:コイル状にぐるぐるしたケーブル部分は、約3m。プロ仕様のためスタジオでの使用では実用的ですが、スマホなどのモバイル端末で使用する際に、リモコンやマイク付きの標準的な短いコードに交換することはできません。

2万円以内で買えるおすすめのキッズ向けヘッドホン:「Puro BT2200

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Image: Wirecutter

Wirecutter調査に参加したキッズからは、フィット感、音質、ワイヤレスの使用感が大好評。音量が大きくなりすぎないようにボリュームの限度があるので、親目線でも安心できるヘッドホンです。

おすすめポイント:Puro BT2200」は適切に使用した場合、安全なレベルに音量を保ってくれます。レビューに参加したキッズたちからも大好評でした。このヘッドホンを快適に使用できるのは、2歳半〜11歳程度。ただし、大人の頭でも快適にフィットするという意見も。子どもの成長に合わせて大きなサイズに買い換え……とはならずに済みそうです。また、頑丈なつくりなので長持ちしてくれることでしょう。キッズ用ヘッドホンのなかにはプラスチック製で壊れやすい製品もありますが、「Puro BT2200」はアルミフレーム採用。

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Photo: Michael Hession

注意点:最大の懸念点はケーブルのデザイン。ヘッドホンを(Bluetoothではなく)有線で使用する場合、付属のコードを正しい方向に差し込まないと音量を下げることができないため、子どもから目を離すことのないよう注意が必要です。ただ、1度の充電で20時間稼働するので、有線を使用するのは充電が切れた際の予備的なものという位置付けになりそうです。

また、ヘッドホン本体で曲の変更ができないため、多少不便に感じるかもしれません。最後に、車移動での使用を想定している場合、ヘッドレスト側に厚いパッドが付いた幅の狭いチャイルドシート(例:「Maxi-Cosi Pria 70」)では、この「Puro BT2200」を含めて、ほとんどのキッズ用ヘッドホン製品がヘッドレストにうまく挟まらないようでした。

バッテリー寿命:20時間

接続:Bluetooth、3.5 mmコード

1万円以内で買えるおすすめのランニング用ヘッドホン:「Poly (Plantronics) BackBeat Fit 2100

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Image: Wirecutter

他社製品と比べても音質が良く、周囲の音が聞こえるのでランニング中でも安心。防水・防汗性能で頑丈で快適。バッテリーは7時間以上続ちます。

おすすめポイント:軽量ながら頑丈でランニング中でも安定しています。装着方法は、頭部にポンとつけるだけと、使い方も簡単。耐久性があり、耳に心地よくフィットする快適さ。音質もとても良いです。ケーブル部分は丈夫なゴム製で、首の後ろ部分には反射材があるので夜のランニングでも安心です。

コントロールボタンは大きめで、ランニング中でも押しやすくなっています。右側は電源のオン・オフ、再生・一時停止、次の曲・前の曲、通話の応答・終了、デジタルアシスタント(Siri、Googleアシスタント、Alexaなど)の起動といった操作ができます。また耐汗性に優れていて、個人的に過去2年間LAの暑い気候のもと(雨の日も含め)600km以上のランニングをしてきましたが、初めて使ったときと同じくらい素晴らしい状態を保っています。

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Photo: Kyle Fitzgerald

注意点:ランニング用として設計されているため、周囲の音を取り込みます。このため、賑やかなジムなど屋内ワークアウト中の使用には最適ではないかもしれません。また、バッテリー駆動時間は7時間とうたっていますが、これは音量や通話回数によります。

寒い日にマフラーを巻いていたり、襟部分の高いジャケットを羽織っていたりすると太いゴム製のケーブルが擦れることがあります。ただ、イヤホンが引っ張られたり、落ちそうになったりすることはありませんでした。

バッテリー寿命:7時間

保証:1年

1万円以内で買えるおすすめのノイズキャンセリングヘッドホン:「Anker Soundcore Life Q20

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オーバーイヤー型のワイヤレスヘッドホン。低価格にして音質がかなり良くて快適、ノイズキャンセリング機能が備わっています。

おすすめポイント:Anker Soundcore Life Q20」は、ノイズキャンセリング機能を備えたオーバーイヤー型のBluetoothヘッドホン。もう少し値段の高い製品と比べると音質もノイズキャンセリング機能もかないませんが、飛行機や空調などの音に対してははっきりと違いを感じられるはず。この価格帯のヘッドホンにしては驚きの平均18.7 dB低減を測定。周囲の音を掻き消した分、適切な音量に設定することができそうです。

格安のノイズキャンセリングヘッドホンでも、快適さは重要ですが「Anker Soundcore Life Q20」は特にソフトな形状記憶フォームのイヤーパッドを採用していて、値段以上のクオリティです。Bluetoothとノイズキャンセリング機能をオンにした状態でのバッテリー駆動時間は、30時間。Wirecutter調査ではそれ以上(アクティブノイズキャンセリング機能をオン、約70%の音量にした状態で38時間)持続したことを確認しています。

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Photo: Rozette Rago

注意点:通話時の音質は会話は成り立つものの、非常に良いという感じではありませんでした。静かな部屋ではマイクの音質は素晴らしい(まるで電話本体を使って電話をかけているように聞こえる)のに対して、風の音や人の声は拾いやすいことから、重要な電話の際には静かな場所で使用したほうがよさそうです。

バッテリー寿命:40時間

耐性:防水・防汗機能

1万円以内で買えるおすすめのノイズキャンセリングイヤホン:「TaoTronics TT-BH042

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ノイズキャンセリングのワイヤレスイヤホンとしては破格の値段で、音質も良く、ノイズキャンセリングもまぁまぁ良し。

おすすめポイント:ネックバンド型の「TaoTronics TT-BH042」は、低価格で手に入るノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホン。音質が良くノイズキャンセリング性能搭載で、実用的で快適なデザインがポイント。IPX5の防湿性能ありで、バッテリー駆動時間は8時間(長くもなく、短くもない)。

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Photo: Kyle Fitzgerald

注意点:航空機内の帯域においては、高価な製品と比較するとノイズキャンセリング機能があまり効果的ではないこと。有線では使用できないため、アダプタなしでは機内のエンタメシステムの利用も不可ということになります。

バッテリー寿命:8時間

5,000円以内で買えるおすすめのワイヤレスイヤホン:「1More Piston Fit BT

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5,000円以内とは思えない音質で、着け心地も快適。防水性能もついています。

おすすめポイント:1More Piston Fit BT」は格安イヤホンのなかでは希少な存在。音質が良く、しっかり機能してくれます。ネックバンド型のデザインは軽量で快適。片手でも簡単に操作できるようになっています。通話中のマイクの音ははっきりしていて、Bluetoothの接続も安定しています。

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Photo: Rozette Rago

注意点:「バッテリー駆動時間がもう少し長ければ……」「充電時間がもう少し短ければ……」と思うことはあるかもしれません。それ以外はこの価格にしてこの機能、音質、快適さなのは文句なし。

バッテリー寿命:8時間

耐性:防水機能(IPX4)

ワイヤレスヘッドホンのケアとメンテナンス

ヘッドホンは大切に扱うとそのぶん長持ちしてくれます。長く使えるということは、長期的な出費を抑えられることにもつながります。ケアとメンテナンスのポイントは、軽く湿らせた布(石鹸とぬるま湯を混ぜたもの)でヘッドホンのイヤーパッドとチップを(電源を切った状態で)定期的に拭くこと。

また、誰かにヘッドホンを貸したり借りたりする際には簡単な拭き掃除をするのが得策です。これは、運動後や雨の日、湿気が強い日も同様。耐水性や耐汗性のあるヘッドホンであっても、あまり長時間水分にさらさないようにすることが重要です。ワイヤレスヘッドホンの場合は、必ず完全に乾かしてから充電するようにしましょう。

イヤホンの内側には耳垢や皮脂などの汚れが溜まりやすく、音質に影響を与えることもあります。こうした状態を防ぐには、小さくやわらかいブラシなどを使ってこまめに掃除するのが良さそうです。

ヘッドホンを使っていないあいだは、できるだけ高湿 / 高温 / 低温の場所を避けましょう。汚れや破損を防ぐために、ケースなどに入れて収納を。ケーブル部分はマジックテープなどを利用してループ状に巻いておくことで、ねじれを防ぐことができます。イヤホンを接続したままケーブルをデバイスに巻き付けたり、乱雑に絡めて保管したりするとケーブルの寿命を縮めることにつながります。

有線ヘッドホンの場合は、プラグを抜く際にケーブルではなく先端のプラグを掴み、優しくしっかりと引き抜くこと。イヤホンを耳から外す際も同様に、ケーブルは引っ張らないようにしましょう。

表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性がありますので、販売ページをご確認ください。

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