世界中の人から変更願いが寄せられているそうな。
macOSに似せたからなのか、スタートメニューが中央に寄り、タスクバーが画面下部のみの表示なってしまうMicrosoft(マイクロソフト)の新OS「Windows 11」。それじゃ使いづらいよ! という人は、レジストリをハックして、上置きにすることが可能なのだそうです。
世界中から嘆願が寄せられている
下部に固定というのは、初期設定のまま使っている人には問題ありませんが、右や左、もしくは上置きマンには由々しき問題。これについては、世界中から6,600件以上もの変更願いと200件以上のコメントが、マイクロソフトに問題を送信するフィードバックHubへ寄せられているのだそうです。
一筋の光明が
とはいえ、これをハッキングによって強制的に上置きに変えられることが判明しました。現在公開されている「Windows 11 Insider Preview」をテストしている人たちが編み出したこの技は、今のところ「Insider Preview」のみで有効。詳細はgroovyPostにありますが、「ファイルを指定して実行」から「レジストリ エディター」を呼び出し、「HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\StuckRects3」の場所にある設定を開きます。そこでバイナリーをイジり、再起動させると完成です。

でも正式なリリースを待ちましょう
「Windows 11」はまだ正式にリリースされているわけではなく、「Insider Preview」は未完成の状態でバグもたくさんあることでしょう。もしかしたら、マイクロソフトは人々の願いや努力を認め、タスクバーを好きな位置に動かせる機能を実装してくれるかもしれません。または、誰かがサードパーティー製のソフトを作ってくれるかも? そうでなければ、あまりお勧めできませんが、このハックが有効かもしれません。
Source: groovyPost via Windows Central