今秋のApple発表会「One More Thing」は、カニエ・ウェストの新アルバム『Donda』になる説を推したい

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今秋のApple発表会「One More Thing」は、カニエ・ウェストの新アルバム『Donda』になる説を推したい

そう、まだリリースされてないの。

この秋のApple発表会は、どうやら複数回行われるらしいという噂がでてきて、ギズモード編集部はワクワク(めっちゃ忙しくなりそうでドキドキ…)しています。iPhone 13(仮)と久々アップデートのiPad miniが目玉になるかなと期待しつつ、Apple発表会と言えば「One More Thing」です。で、今秋のOne More Thingは、カニエ・ウェストのニューアルバム『Donda』になる説を推したい!

カニエのファンなら、もう首も伸び切ったくらい長く長く待っている待望の新アルバム『Donda』。アーティストの事情や大人の都合で、新作のリリース予定が遅れることは珍しくありません。が、それにしても『Donda』は遅い。最初にアルバム新作の話がでたのは2020年の3月。その時のリリース予定は2020年の7月でした。そこから、ティザーとしてちょいちょい最新情報やアートワークが投入され、盛り上がりつつもリリース延期。2020年は世界的に非常に稀な年でしたから、アルバム延期は大事ではないとして、リリースされないまま2021年へ突入。そして今年の3月、7月にアルバム視聴のサプライズパーティーをやるらしいという話になりました。

ここでカニエが、新アルバムの流れに組み込んだのがAppleです。メルセデス・ベンツ・スタジアムでライブ配信した視聴パーティーのプラットフォームは、Apple Musicでした。(ちなみに、なかなかカオスなパーティーで、AKIRAぽい衣装に身を包んだカニエが登場したのが、スタートしてから2時間後というね!)しかし、あくまでもパーティーの配信プラットフォームだっただけで、その後も『Donda』はApple Musicに追加されておらず。その後、Beats by DreのCMにも『Donda』の情報がチョイ出しされており、2度目の視聴パーティー(Apple Musicで配信)とリリース日=8月6日の予告が。しかし、8月6日は過ぎ、いまだ『Donda』はリリースされていません

音楽ストリーミングサービスの台頭で、発売日の価値が薄くなったように思います。発売日にお店に並ぶ必要も、どのCDを買ってどのCDは借りようかなんて悩みもなくなりました。最近は、いつでもどこでも好きな時に定額聞き放題が当たり前ですからね。消費者にとって、音楽配信サービスほど便利なものはありません。一方で、アーティストにとってはマイナスもあり、有名どころだとテイラー・スウィフトがかつて反対しており、Spotifyから自分の作品を引き上げたことがありました。しかしそれも一時期で、SpotifyのDaniel Ek CEOが熱心に説得し、2018年にテイラーはSpotifyにカムバック。今の世の中、アーティストが音楽配信プラットフォームを避けることは無理だということです。(テイテイすら無理だったんだもん。)

消費者から“〇〇のアルバムを買う”という意識が薄れ、ざっくり定額で聞きたいものを聞くという感覚の時代で、各アーティストは注目を集めるため今まで以上に何かしらの仕掛けが必要となっています。で、ここでカニエの新作アルバムにの話に戻ってくるわけです。なかなかリリースされないことで話題になり続ける『Donda』。リリースしなくても、サプライズ視聴パーティーをApple Musicで行うことで、ファンはプラットフォームにやってきます。むしろ、リリースするまではAppleひとり勝ち。

音楽配信サービス全盛期の今、ここまで引っ張って、Apple Musicでパーティーやって、最終的に『Donda』にとって最も効果的なリリース作戦は何か考えてみたんです。で、「One More Thing」があったなと。7月リリース8月リリースをスルーした今、もうそれしか考えられません。2018年のAppleイベントでは、ラナ・デル・レイが新曲『How to Disappear』をお披露目&リリースしました。Appleイベントでの新曲発表会が可能ならば、『Donda』だってあるかもしれません。むしろ、それしか考えられません(カニエファンの希望)!

てことで、One More Thingは『Donda』になる説を推したいと思います!

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