存在を忘れてた…米マスターカード、2024年から10年かけて磁気ストライプカード廃止へ

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  • author そうこ
存在を忘れてた…米マスターカード、2024年から10年かけて磁気ストライプカード廃止へ
image: David Cardinez / Shutterstock.com

磁気ストライプの存在、久しぶりに思い出しましたけど。

米マスターカードが、クレジットカード・デビットカードに磁気ストライプ必須という条件を2024年から撤廃します。さらに2033年以降に発行するクレジットカード・デビットカードには、磁気ストライプをいっさい採用しないことも明らかにしました。つまり、2024年から10年かけて磁気ストライプ時代を終わらせるということ。

この発表で「磁気ストライプ」という言葉をひっっっっっさしぶりに聞いた人も少なくないかと。これからまだ10年以上磁気ストライプ使うの? と逆にその長さにびっくりした人もけっこういるのでは? かく言う私も「え、10年!?」と驚いて、手持ちのカードを何枚か確認してみました。ありましたよ、磁気ストライプ。カードをスライドしなくなって久しいので、そこにあることすら目にはいっていませんでした。それもそのはずで、最近ではスマートフォンやスマートウォッチでのデジタル決済が増え、そもそもクレジットカード自体を取り出す機会も減りましたもんね。

磁気ストライプカードが導入されたのは1960年代初頭。そこから長く利用されてきたものの、今日では記憶できるデータ量が多く、セキュリティもより高いICチップカードの利用が増えています。とはいえ、まだまだ世界ではICチップ用の決済端末の普及が進みきったとはいえず、グローバル展開するカードとして磁気ストライプはカードに必要なのだそう。

セキュリティの不安を抱く人が多数

マスターカードのプレスリリースでは、磁気ストライプに対する顧客のイメージにも触れており、セキュリティ面で不安に感じる人がいかに多いかがわかります。顧客調査を行なうPhoenix Consumer Monitorが7月に実施したマスターカードについてのアンケートでは、回答したアメリカ人カード利用者のうち81%が、磁気ストライプがないカードの方が安心できると回答。92%が磁気ストライプがなければ、カード利用頻度を継続またはより利用すると回答しています。

2033年はどんな支払い方法になっているのでしょうね。物理カードなんてない世の中かもしれません。お店でもレストランでも、レジやお会計というシーンはなくなり、顔認証で自動デジタル決済になってるのかも…。Amazonスーパーがさらに進化したような…。

5年ほど前にドイツの田舎町のホテルのバーでクレジットカードで支払おうとした時に、カードの凹凸を写すガチャガチャガコンってやるマシンがでてきたのはいい思い出。

Source: Mastercard via The Verge

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