「ネイチャー」な「スニーカー」です。
環境に配慮し、資源をムダにしない「サスティナブル」の理念から、自然の素材のみで作られた靴下型のスニーカーが生まれました。それが「SNEATURE(スニーチャー)」と呼ばれる靴です。
厳選された天然素材
ソールは天然ゴムと菌糸体が使われ、アッパーは犬の抜け毛で紡いだ糸「チェンゴラ」を、オンデマンド編み機で立体的に編んでいます。
作者はドイツのデザイナー、Emilie Luise Burfeindさん。「スニーチャー」は大学の卒業制作用ですが、完成まで何種類もの天然素材を試し、ちゃんとクッション性と通気性、それに伸縮性と耐水性、断熱性能も備えているので実用的です。

人類がプロダクトを消費する速度は不自然に速く、それはアパレル業界も同じ。スニーカーだって買い換えるまでのスパンが短く、数年で捨てられてしまいます。しかも自然に還らない金属やプラスチックといった部品があれば尚のこと、いちいち分解しないで捨てるため、環境に悪いわけです。
作り方もエコを意識
製造過程も、なるべく少ないエネルギーで済むよう考えられているとのこと。もし製品化されたら1足欲しいところですが…我が家のトイプードルと、米粒と風呂場のカビでどうにか作れないものでしょうか?
Source: vimeo, EMILIE BURFEIND via Laughing Squid