モノづくりのゲームチェンジャー! 入門者にもやさしいゴム材料対応3Dプリンター「Cambrian Pro」を試してみた!

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モノづくりのゲームチェンジャー! 入門者にもやさしいゴム材料対応3Dプリンター「Cambrian Pro」を試してみた!
Photo: 山田洋路

こちらは、メディアジーン コマースチームからの記事です。

ライフハッカー[日本版]より転載:

2021年9月13日の記事を再掲載しています。

マスク関連器具から生活小物まで、アイデアをすぐに形にできる3Dプリンターの進化が止まりません!

machi-yaでプロジェクトを展開するFDM方式の3Dプリンター「Cambrian」は、熱可塑性ゴム(TPR)フィラメントを使った造形にも対応している点でユニーク。なんと実際に履けるシューズまでプリントできてしまいます!

車のタイヤ並みの硬度を持ち、弾力性に富むゴム材料が使えるとなれば、フレキシブルな実用品や医療用模型なんかの造形にもってこいだ…と考えていたところ、実機をお借りする機会が得られました。

入門のハードルが低く、作れるものの範囲が幅広い3Dプリンターを試してみて、さまざまな発見がありましたので、まとめてご紹介していきます!

組み立てがシンプルで迷わない

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Photo: 山田洋路

さっそく開封してみると、最初からTPRフィラメント用のプリントヘッド(2.85mm径フィラメント用)が取り付けられているなど、パーツがある程度組み立てられた状態で収まっていました。六角レンチやレンチなど、必要な工具もすべて付属していますのですぐに組み立てに取り掛かれます。

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Photo: 山田洋路

ネジ止めはわずか4ステップで完了! ケーブル類の差し込みも4種類とごくシンプルです。

本体がコンパクトかつ軽いので、回転させて組み立てやすい位置で作業するとスムーズでした。

やさしい操作性のタッチパネルは日本語対応

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Photo: 山田洋路

プリント前の調整も、マニュアルに従えばOK。各パーツのぐらつきを補正したり、ベルトを締めたりといった微調整を行います。

プリントヘッドを動かしたほうが作業しやすいタイミングがあるのですが、操作を担うLCD タッチパネルは日本語にも対応。項目ごとにタブが用意されていて、行いたい操作にすぐたどりつきます。

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Photo: 山田洋路

一通り微調整が終わった後は、“レベリング”という造形物の出来を左右する大事な作業。

タッチパネルで、「レベリング」ボタンを押すとプリントヘッドが自動でベッドの四隅に降りてきてくれるので、紙を挟んだときの引っ掛かり具合で、ノズルとヒートベッドとの距離を整えていきます。2~3周して、5つのポイントでバッチリ調整できたら、いよいよプリントです!

マスクのくもり止めクリップをプリントしてみた!

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Screenshot: 山田洋路 via Ultimaker Cura

手始めに、メガネをしている人向け、マスクに着けるくもり止めクリップをプリントしてみることにしました。

データを3Dプリンター向けに変換するスライサーソフトは、マニュアルにも掲載されている「Ultimaker Cura」を使用。手順に従ってプリンタと材料に応じた設定を追加後、モデル共有サイトThingiverse上に公開されていたデータ(vshamginさん作)をダウンロードしてスライスしておきましたよ。

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Photo: 山田洋路

パソコンから3Dプリンターへのデータの移動は付属のSDカードを使います。「Cambrian Pro」上でデータが確認できるので、「プリント開始」ボタンをポチっと。タッチパネルには、予定プリント時間や進捗が表示され、あとはコーヒーでも飲みながら完成を待つだけです。

生活のじゃまにならない静音性

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Photo: 山田洋路

ベットに積層されていく造形物をついつい見入ってしまったんですが、このとき気付いたのは作動音がとても静かだということ。3Dプリンターでイメージしがちなマシン音がまったくないので、長時間のプリントでも気にならずに放置できそうです。

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Photo: 山田洋路

約40分ほどで、鼻に当たっても痛くないソフトなくもり止めクリップが完成しました!薄い構造もしっかり造形できています。

ほかにもいろいろプリントしてみた!

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Photo: 山田洋路

次はSDカードに入っているサンプルデータから、裸婦像をプリントしてみることに。プリントには約12時間を要しましたが、造形物はなめらかに仕上がりました!これなら緻密なフィギュアや医療用模型なんかも手軽につくれそう。

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Photo: 山田洋路

最後に、これまたモデル共有サイト、Thingiverseから、サンダルのデータ(パブリックドメイン)をダウロードしてみました。実際に履けるサンダルも作れるんですが、今回はスライサーソフトで縮小したものをプリント。

完成品はグニャグニャ折り曲げられるほど柔軟で、シューズ類ではゴム素材のメリットがフルに発揮されるのがわかります。

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Photo: 山田洋路

使い終わった後は、付属のスルーニードルでノズルの残留フィラメントを押し出しておきます。こうすることで、ノズルの詰まりを防ぎ、次のプリントもスムーズにいくんです。機器に鋭利な針を通すのは最初ちょっと怖いですが、プロジェクト主催者HOPE TRADING LLCさんが説明動画を用意してくれていますので、そちらを観ればコツがつかめますよ!

38cmまでの造形が可能な「Cambrian Max」も!

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Image: HOPE TRADING LLC

今回お借りした、「Cambrian Pro」の造形サイズは縦23.5× 横23.5×高さ25cmまでとなっていて、さらに大きなモノをプリントしたいと考える方には、大判タイプの「Cambrian Max」(造形サイズ:縦33×横32×高さ38cmまで)も用意されています。

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Image: HOPE TRADING LLC

セットには、1.75mm径フィラメント用プリントヘッドも同梱されているので、TPR以外の一般的なフィラメント(PLA、ABS、TPE、TPU)も利用可能です。

2種類のプリントヘッドを使い分けることで、つくりたいモノがおおよそ形にできるんじゃないでしょうか。「Cambrian」があれば実用品やモックアップの制作の幅が広がり、個人からメーカーまでのモノづくりがアップデートしそうだと感じました!


ゴム材料にも対応したFDM方式の3Dプリンター「Cambrian Pro」は、現在machi-yaにてプロジェクトを展開しています。執筆時点では一般発売予定価格71,400円のところ、【20名様限定早割】53,550円(消費税・送料込み)からオーダー可能となっていました!

なお、「Cambrian Max」は69,330円(消費税・送料込み)からオーダー可能。セット内容にTPRフィラメントは含まれていますが、追加でオーダーすることも可能です。プロダクトのさらなる魅力やスペック詳細については、以下のWebサイトでご確認いただけます。

Source: machi-ya

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