将棋でもゲームでも役立つ。軽快に動くスリムなゲーミングノートPC

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  • author ヤマダユウス型
将棋でもゲームでも役立つ。軽快に動くスリムなゲーミングノートPC
Photo: 小原啓樹

高性能なゲーミングPCだからこそ届き得る、数億手の変化。

動画編集やゲームを存分に楽しみたければ、高性能なPCは必要不可欠。そんな高性能なPCが将棋界でもスタンダードになりつつあるのはご存知ですか?

女流棋士として活躍する香川愛生(かがわ まなお)女流四段は、プロ棋士として対局に臨むかたわらで、YouTuberとしても精力的に活動しています。香川先生いわく、現代将棋において将棋AIは欠かすことのできない存在で、AIを動かすためのハイスペックPCも重要だそう。

自身で動画編集も手掛け、プライベートではPCゲームもプレイするなどマルチにPCを使いこなす香川先生。今回は『NVIDIA® GeForce RTX™ 3070』搭載の高性能ゲーミングノートPC「Alienware x15」を使ってもらい、その使用感や将棋やYouTubeでの活動におけるPCの存在意義などをうかがいました。

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香川愛生(かがわ まなお)

日本将棋連盟所属の女流棋士。立命館大学文学部卒。15歳でプロデビューし、大学在学中に女流王将戦で初タイトル。受賞歴は最多対局賞、女流棋士賞など。2021年1月に女流四段に昇段。現在では将棋以外にもテレビ番組への出演やゲームの企画、執筆など幅広く活躍している。2019年4月よりYouTuber活動を開始。総合企画・プロデュース企業の株式会社AKALI代表。

公式Twitter:@MNO_shogi

公式YouTubeチャンネル:女流棋士・香川愛生チャンネル

株式会社AKALI Twitter:@AKALI0110

女流棋士としての活動と、YouTuberとしての活動

──女流棋士としてタイトルを獲得しながらも、YouTuberなど女流棋士以外の活動をはじめた理由やきっかけを教えて下さい。

香川愛生女流四段(以下、香川女流四段):私は15歳で将棋の世界に入ったのですが、対局だけではなく将棋の普及にも務めることがプロ棋士の役割だと以前から思っていました。時代に合った方法や自分らしいやり方を探すのが重要だと考え、YouTubeを始めてみようと考えました。

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──女流棋士としての活動はどのようなことをされているのでしょうか?

香川女流四段:対局が最重要ですが、普及では将棋教室のような対面の場で将棋を指導させていただいたり、イベントに出演して対局の聞き手をしたり、幅広い活動があります。ただ、昨今のコロナ禍によってオフラインのイベントが難しくなっているので、オンラインでの発信も積極的に行なっています。YouTubeやSNSも活用していますが、運営しているオンライン将棋サロンも含めた色々な場でファンの皆様と交流できるのは良かったなと思っています。

──将棋というと古風で堅い印象を受けますが、ネット発の文化であるYouTubeとの融合は新鮮に感じます。

香川女流四段:YouTubeを始めたきっかけのひとつとして、最新のポップカルチャーに親しんでいる若い世代に将棋の魅力を伝えたい思いもありました。

──YouTubeチャンネルでは、お笑い芸人のサバンナ高橋さんとの独自ルールでの対局や人気YouTuberとのコラボなど、様々な将棋コンテンツを展開されていてとても楽しませていただきました。実はよく見てまして。

香川女流四段 :ありがとうございます! プロとして将棋の魅力を発信するなかでも、(理数系の解説動画チャンネルで活躍中の)ヨビノリたくみさんのような人気のYouTuberさんや、将棋ファンの皆様の力にも、おおいに助けられています。

──個人的には、逆19枚落ち(盤上に王将以外の駒がなく、持ち駒が19枚ある状態から開始する独自ルール)の対局で、対局しながら解説や感想を話しているのが興味深かったです。一見すごく有利そうに見えても、考えることは多いんだなぁ、と。

Video: /女流棋士・香川愛生チャンネル/YouTube

香川女流四段 :ちょっと特殊なルールですよね(笑)。そういった企画もYouTubeだからこそというか、どうやったらおもしろくなるかなと模索しながら試しています。特に最近は藤井聡太二冠などトップクラスの棋士の先生方がメディアに出る機会がとても多くなっているので、若い人のなかにも将棋に興味を持っている人は増えています。そうした人たちが見る将棋コンテンツとして、私の動画や企画が選択肢になってくれれば良いなと感じています。

今の将棋界ではハイスペックPCが必須!?

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──最近では将棋の練習や分析に将棋ソフト(将棋AI)が使われることが多いと聞きます。将棋をするうえでPCは重要なのでしょうか?

香川女流四段 :今の将棋AIはとても高性能で、数年前には名人(「名人戦」に勝利すると得られる称号)にも勝ったことがあります。「現在のプロ棋士で将棋AIで研究しない人はほとんどいない」といわれるほど、欠かせないものになっていますね。藤井聡太二冠がPCに詳しいこともテレビで取り上げられていましたが、PCやソフトウェアを使いこなすことがトップ棋士の条件になりつつあると思っています。ただ、それはAIの指し方を鵜呑みにするのではなく、あくまでソフトが示す評価値(将棋の形勢を表現するコンピューター将棋での用語)を参考にしつつ、いかに自分のものにしていくかが重要だと考えています。

──将棋AIはもはや必須で、自分の対局をソフトウェア上で見直して「ここでこうすればこうなったかも」など、自分の発想にはなかった戦術をAIを通して発見して、そこからステップアップするというかたちなのですね。

香川女流四段 :そのイメージが近いと思います。ソフトウェアの性能も日々向上しているので、情報面でもソフト面でもいかに素早くアップデートできるかがプロ棋士同士の差になってくるとも思います。

──ロボットが人間の仕事を奪うという懸念があったように、将棋AIが現実の棋士や将棋を脅かすといった懸念もあったのでしょうか?

香川女流四段 :まさにそうした時代もありました。コンピューター将棋と人間の対局には長い歴史がありますが、2010年より始まった電王戦(現在の叡王戦の前身)から、ますます注目されるようになりました。

──ニコニコ動画などでも配信されていましたね。

香川女流四段 :非常に歴史が長いのですべては語れないのですが、人間とAIのどちらが強いのかという緊張感が高まっていた時代だと思います。しかし今では、AIを脅威として考えるのではなく、高みを目指すために活用すべき技術と感じています。

──膨大な計算が必要なため、将棋AIはGPU搭載じゃないと高い棋力を発揮できないと聞いたことがあります。

香川女流四段 :そうですね。ディープラーニングを用いた「dlshogi」はNVIDIAのTensorRT(※NVIDIAが提供するディープラーニング推論を高速実行するためのソフトウェア開発キット)を使っていて、PCの性能がそのまま推論時間の短縮になります。

──PC知識が将棋の実力に関わってくるというのも、なんだか不思議な感覚ですね…。

香川女流四段 :プロ棋士といえば昔は良い将棋駒や将棋盤にお金を出していたと思うのですが、現代ではPCへの投資が必要になってきているのかもしれません。

ハイスペックさはPCゲームでも有利に

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──ハイスペックでGPU搭載のPCと聞くと、ゲーミングPCを想像してしまうのですが、香川先生はPCでゲームをプレイされますか?

香川女流四段 :はい! 将棋を始める前からゲームっ子で、いまでは『週刊ファミ通』さまでゲームの連載を持たせていただいています。私は『香川愛生とふたりで将棋』というゲームも作っているのですが、特にPCゲームは魅力的な作品が多くて、将棋もゲームもどちらもPCで楽しんでいます。

──かなりゲーマーなのですね! ちなみにどんなゲームがお好きですか?

香川女流四段 :アドベンチャーゲームが好きで、具体的にはFrogwaresの『シャーロック・ホームズシリーズ』が特に好きですね。謎解きアドベンチャーなのでアクションが求められるタイプではなくて、グラフィックの美しさや世界観に没入したいなって気持ちがあります。他にも『ドラクエX』のようなMMOをプレイしたり、配信で『ポケモン』をプレイしたり。PCゲームは本当にのめり込んでしまうので、何周もプレイして時間が膨大にかかってしまいます…(笑)。

──わかります。PCでプレイするネットゲームとか、もう8時間座りっぱなしとかザラにありますもんね…。

香川女流四段 :離れられませんよね。ゲームに限らず将棋の研究でも集中モードになると何時間も没入しちゃいます。

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──将棋の研究って、具体的にはどのようなことをされているのでしょうか? 対局を見返したりですか?

香川女流四段 :一番多いのは、実際の対局でありえそうな想定局面をソフトウェアに反映させて、そこでAIが示す指し方の候補と自分の考えを照らし合わせながら、実際にどんな手を選んでいくかを模索する作業です。ほかには自分が実際に対局した展開を再現して、ここが決め手だと思っていたけれど実際はどうだったのかの検証などですね。

──それって、なんだか現実の戦いをゲーム内で再現するシミュレーションゲームのようですね。

香川女流四段 :まさしくそんなイメージだと思います。将棋は運の要素がないゲームなので、ある程度は盤面の再現性があるんですよ。将棋の対局は平均110手程度といわれているので、その半分程度を事前に研究できていたら、知っている順で対局が進むのでその分有利になりますよね。そんなことも、現代将棋では珍しくなくなってきてると思います。

──テレビなどで見る将棋の見方が変わってしまうほどおもしろそうな話ですね…! ゲームや理系コンテンツが、将棋と近い距離にいるのが少しわかった気がします。

香川女流四段 :昔の将棋は対局者同士で作り上げる未知の世界と捉えられていたのですが、AIの発達によって未知であった部分の解像度が上がったとも思います。名局として受け継がれている昭和の対局や伝説の一手なども、AIにかけてみるとまったく違う意見が出てくることがあるんです。なので昔の戦法が書き換えられることが多いのも、現代将棋のおもしろさだと思いますね。

向き合っていてテンションが上がるデザイン

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──今回は使っていただいたDellのゲーミングノートPC「Alienware x15」の印象や使い心地はいかがでしたか?

香川女流四段 :ゲーミングPCということで、PC版の『ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ』をプレイさせていただきました。どれくらい快適に動くのかなとワクワクしながらプレイしてみたんですが、動きのなめらかさに驚きました。

──やはり360Hzの高速リフレッシュレートによるディスプレイ性能は絶大でしたか。

香川女流四段 :驚くほどスムーズですね。ノートでこのポテンシャルなのかと、体感してみて衝撃を受けました。

──ちなみに、ご自身でPCを選ぶときはどのような要素を重視しますか? バッテリー性能、ディスプレイの綺麗さ、携帯性などなど。

香川女流四段 :私は将棋の研究や動画編集、ゲームなど様々な用途でPCを使っていて、もはや日常生活でPCがないシーンの方が少ない状況です。そうなると、やっぱりどの方面においても快適さを求めたいですね。スペックも重要ですし、シチュエーションを問わず使うためには携帯性も重要です。

──今回の「Alienware x15」はGPUに『NVIDIA® GeForce RTX™ 3070』を搭載しています。その恩恵を感じるシーンはありましたか?

香川女流四段 :先ほどもお話した「dlshogi」などのディープラーニング系将棋AIを動かしたいので、NVIDIAのGPUは必須ですね。あと、個人的には排熱性能がすごいなと思って、あれだけ高性能なGPUを搭載してるのに全然熱くならないんです。

──4つのファンが熱を放散しシステムの表面温度を下げるクアッドファン テクノロジーや、サーマルモジュールにエレメント31という伝熱素材を採用するなど、冷却テクノロジーがウリのひとつなので、そこに注目されるとはさすがです。

香川女流四段 :将棋AIやゲームを長時間起動しているとノートPCってかなり熱くなるし、それこそ私は10時間くらい触りっぱなしのときもあるんですが、PC本体が熱くなるとやっぱり心配になるんです。なので冷却性能の高さはありがたいなと。

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ケーブルを気にせずにゲームや作業に集中するため、ポートが背面にまとめられている。

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新たなダークコアデザインを採用。中面を黒で統一することで画面への反射を軽減させるなど、ゲームへの集中力を高めるための工夫が施されている。

──スペック盛り盛りなのにスリムなデザインが魅力的ですよね。

香川女流四段 :これだけのスペックを搭載してるなら本体は重たいと思っていたので(※重量は最大2.36 kgで、最大2.5kgの『Alienware m15 R4』よりも軽量)、予想以上に軽くて薄くて驚きました(※厚さは15.9mmで、『Alienware m15 R4』より最大で約22%薄い)。全体的なデザインは、個人的にもガジェット感があるものが好きなので、コックピットみたいで惹かれますね。PCに向き合っていてテンションが上がるデザインで、好きです(笑)。

──ゲームに集中するためにポート類が背面に集まっています。

香川女流四段視界に余計なモノをいれないためにポート類が背面にまとまっているのは理に適っていると思いますし、私は配線を綺麗にするのがとにかく苦手なので、ケーブルを背面に隠せるのは魅力に感じます。

ハイスペックなゲーミングPCは“ワトソン君”のような存在

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──最後に、香川先生にとってハイスペックなゲーミングノートPCはどんな存在でしょうか?

香川女流四段手放せない存在です。もうPCを取り上げられたら何もできないので(笑)。将棋ゲームでは高性能なゲーミングPCで動かした方が処理能力も早くなり、強い相手と戦うことができます。お借りした「Alienware x15」に、『香川愛生とふたりで将棋』をインストールしてプレイしてみたのですが、CPUの指し手の速度が早くて快適に感じました。

──PCのスペックがそのままNPCの強さやプレイの快適さに直結するのは、とても興味深いですね。

香川女流四段ハイスペックなゲーミングPCだと将棋でもYouTubeの動画編集でも、もちろんゲームでも快適な操作ができると思います。もはやシャーロック・ホームズにとってのワトソン君くらい、私にとってはなくてはならない存在ですね。


将棋で強くなるためには、ハイスペックなPCが必要。なんとも意外で興味深い話ですが、そこにはAI、すなわち演算性能が関わっていたんですね。PCのスペックで準備に差が出る可能性があるとは、将棋とPCの関係はものすごく密接なのかも。そして、ハイスペックなゲーミングPCであればゲームや動画編集でも十分に活躍してくれます。

マルチな作業をこなす香川先生にとって、「Alienware x15」の性能はあらゆる方面で要求に応えてくれる一台でした。妥協なき性能を備えたゲーミングPCが、数億手の変化から最善の一手へのヒントを生み出す。なんだかロマンがありませんか?

Photo: 小原啓樹

Source: Dell

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