GoPro HERO10 Blackファーストルック:すべてがレベルアップ、万人が楽しく使える万能カメラに進化

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GoPro HERO10 Blackファーストルック:すべてがレベルアップ、万人が楽しく使える万能カメラに進化
Photo: Andrew Couts/Gizmodo US

iPhone 13 Proもいいけど、GoProも良いんだよ…。

先週発売されたGoProアクションカムの新モデル「GoPro HERO10 Black」は日本でも絶賛売出し中です。すべてにおいて速くなった!簡単になった!と絶賛する米GizmodoのAndrew Couts記者のファーストルックレビューをお届けします。


GoProのニック・ウッドマンCEOは、先日の記者会見で、この黒いブロック型のアクションカメラを「ビースト(野獣)」と表現しました。

今回発表された新モデルのHero 10 Blackは、新しいGP2 プロセッサーを搭載、初期のHeroモデルと比較して「すべてがより速く、簡単に」なりました。60fps/5.3Kビデオ、120fps/4Kビデオ、240fps/2.7Kビデオの撮影が可能で、最大19.6メガピクセルのビデオからの静止画切り出しもでき、静止画だと最大23メガピクセルの画質となります。搭載されている23.6メガピクセルセンサーは前モデルのHERO9 Blackと同ですが、アルゴリズムが改善されたとのこと。

さらに「HyperSmooth 4.0」による手ぶれ補正機能の改善起動時間及び撮影時間がよりスピードアップし、GoProのクラウドサービスへの動画アップロードも速くなりました。さらにさらに、USB-Cまたは、Lightning-to-USB-Cケーブルを使用してスマホやタブレットに直接動画を転送するオプションが新たに追加されましたよ。

前モデルのGoPro HERO9 Blackのベストな部分を維持しつつ多くの改良を加えてきた印象です。例えば、

・フロントカラーディスプレイ(フレームレートが向上し、プレビューがなめらかに)

・1720mAhの大型バッテリー(これによってカメラが全体的に大きくなった)

・2.7インチの背面タッチスクリーン(反応速度が向上)

・TimeWarp 3.0のタイムラプス撮影(昨年と同じ)

・内蔵マウント(カメラをGoProマウントに装着する際に使用する内蔵のフォールディングフィンガーとマウントフィンガー)

・水深10mまでの防水性能

といった感じ。

Video: ゴープロ/YouTube

GoProをバイクや犬等に装着させて使う人にとって、手ブレ補正機能の改善は重要事項でした。私がテストしてみた限りは、以前のモデルより格段に良くなっていました。HERO10 Blackの紹介動画では、ブレを最小限のトリミングでカットできるようになっただけでなく、疾走するゴールデンレトリバーを後ろから撮影したなめらかな映像も紹介されています。さらに自動水平補正も向上、チルトリミットが27度から45度まで広がり、動きが激しくても水平を保って安定した映像が撮影できるようになりました。

これまでのGoProを超えたGoPro

各スペックのアップグレードに加えて、HERO10 Blackは(スポーツ等をしない)非アクションユーザーにとっても満足できる仕上がりになっています。視野角132度の1080ピクセルのライブストリーミングに手ブレ補正機能、1080ピクセルのウェブカメラ機能、低照度環境でも実現する高画質、ノイズリダクションの改善も行なわれています。たくさんの小さな工夫によって、カメラ全体のレベルがアップしています。

限られた時間ではありますが、HERO10 Blackをひと通り試用してみたところ、(これまで自分が使い込んでいた)HERO8 Blackや360度カメラのGoPro Maxと比較しても、明らかに速く、使いやすくなっていました。カメラをオフにして、そして録画するまで1秒もかかりません。前面スクリーンは欠かせないものになりました。動画のアップロードも頭を使わずできます。他のカメラと同じですが、このカメラには技術的なスペック以外にもメリットがあります。それは、GoProを持っているだけでなにか楽しいことをしたくなるという副次効果です。

アクションカメラは「死ぬ可能性すらあるスポーツじゃないと使う価値がない」みたいな人たちが対象でしたが、HERO10 Blackは前モデルと同じく、崖から飛び降りるときも、eSportsの大会のライブストリーミングするときも、ただのビデオ会議をするときにも、万能に使える何でもできるカメラとして位置付けられ、売り出されています。

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HERO10 Blackはプラスチックフリーの保護ケースに入っています。これまでゴミ箱行きだったパッケージよりも確実に良くなりました
Photo: Andrew Couts/Gizmodo US

加入しない選択肢はありえないレベルのサブスクゴリ押し

GoProは、手ブレ補正機能と画質向上に注力する一方、サービスとの連携にも力を入れていて、同社のエコシステムとの連携を可能な限り魅力的なものにしようとしています。GoProのサブスクサービスを利用すると、クラウドへの自動バックアップ、「ノークエスチョン」のカメラ交換、アクセサリーのディスカウント購入、Quickアプリによる編集ツールが使えます。

そして今回も、GoProサブスクへの加入をゴリ推ししています。日本の公式サイトでは、HERO10 Blackの定価は7万円のところ、1年間のGoProサブスク付きを5万4000円で販売しています。ちなみにサブスク単体だと年間6,000円。無料で1年分のサブスクが使える上にカメラ単体が1万6000円も安くなる…と。ウッドマンCEOは「お金が嫌い、もしくはお金を燃やすのが好きな人でない限り、このサブスクはそれだけで元がとれる」と話しています。

もちろん、クラウドへの自動バックアップや編集ツールを使えるようになることに魅力を感じるのであれば、このマーケティングオファーに抵抗する人はほぼいないと思います。でも別の見方をすると、このGoProのエコシステムに入りたくない場合は、逆に脱出費用がかかるという話でもあります。

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大きい背面のタッチスクリーンはGoPro定番ですが、今回は反応速度が向上しています
Photo: Andrew Couts/Gizmodo US
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GoProがHero8 Blackで導入したインボディマウントを使えば、外付けのケースは不要になります
Photo: Andrew Couts/Gizmodo US

HERO10 Blackは、定価7万円、1年間のサブスク付きを選ぶと、1万6000円割引で5万4000円で購入できます。

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