この進化は「買い」です。
本日発売されたiPad mini(第6世代。以下mini6)。iPad mini(第5世代。以下mini5)を持っている僕も、そっこーで予約して、本日無事到着。幸せの絶頂にいます。
でも、iPad miniシリーズ初めてのフルモデルチェンジということで、実際旧モデルと比べてどうなの?良くなったの?と気になっている方も多いと思うので、「mini5ユーザーから見たmini6」といった使い勝手面をいくつかチェックしてみました。
なお、Apple Pencilでの手書きは試していないので、僕が主に使っているビューワーとしてのiPad miniという視点からの比較となります。
同じサイズと思わせて、ちょっとだけ縦幅小さい
てっきり同じサイズでフルスクリーン化だと思っていたんですが、比べてみたら縦幅が1センチほど小さくなっていました。しかし、厚みは若干mini6の方が厚めですねー。
この厚みの差、スペック値だと0.2mmですが、ベゼルがカーブしているmini 5の方が、体感的にはさらに薄く感じます。この辺は一長一短ですが、実際に持つと厚みの差は気になりません。
上下ベゼルは細くなり、左右ベゼルは太くなった

mini5は横持ちすると、ベゼル部に指を置けたので、画面を遮りませんでしたが、mini6では若干画面にかかってきます。
でも、左右のベゼルはmini5より逆に太くなっているので、縦持ちした時の画面の見やすさは…。うーん、変わらんか!
まぁ、そこまで神経質に気にする問題ではないと思います。どんなコンテンツも大事な情報は、基本、画面端にはありません。
あと、ベゼル見ていて気が付いたのですが、mini5までは本体カラーに応じてベゼルの色が変わりました(白or黒)よね。一方で、mini 6のベゼルは黒で統一されています。
個人的には、ベゼルは黒の方が映像が締まって見えて好き。本体カラーでベゼルの色が左右されないのはありがたい変更点ですねー。
縦持ち時の情報量の広がりを感じる!
縦持ちの時、この画面の進化の真価が現れます。明らかに1画面での表示領域が広い!
逆に横持ちだと縦の表示領域が狭くなっているので、Webブラウジング時の情報量は減ります。ここ大事ですよー。
でも、世の中のインターネットって、縦にスクロールするコンテンツの方が多いので、縦方向に画面が広がったのは、間違いなく「進化」であると思います。
ちなみに、 電子書籍(漫画)は左右が見切れるか、上下が見切れるかの違いがあります。ほんのちょっぴりmini6の方が大きく読めるかもしれませんが、体験として大きな違いは無さそうです
動画再生は一回り大きく&ステレオスピーカーが神すぎる…

mini6で画面が縦に伸びた分、ランドスケープ(横持ち)した時の映像も一回り大きく見えてGood。本体小さくなって、動画は大きく見られるとか最高では?
また、mini 6では上下にスピーカーが搭載されたことで、ランドスケープ(横持ち)時で、ステレオスピーカーで楽しめるようになりました。これ、神。神です。まさしくゴッド。
僕、スピーカーからの音って関心が浅くて、「べつにmini 5でも鳴るから良いのでは?」とか思っていたのですが、mini 6で動画を観て一瞬で悔い改めました。横持ちでも、ちゃんと左右から音を感じられることの、なんと素晴らしいことか…。
この効果が一撃でわかり、ひれ伏し、悶絶するのが、YouTubeのピカチュウのASMR動画。
全iPad mini 1〜5からiPad mini 6へ乗り換えた人はこれを観て、感動してください。ずっと垂れ流しておいてもいいと思います。
イヤホンジャックはさようなら…
mini 6にはイヤホンジャックがありません。
個人的に、有線イヤホンは遅延もないし、充電も要らない手軽さが好きで、家の中だと有線派。USB-C-3.5mmイヤホンジャック変換だと、充電しながらだと有線イヤホンが使えないってのもあって、ちょっと使い勝手落ちています。イヤホンジャックの場所を変えてでもいいから頑張ってほしかったなぁ。
ビューワーとしては、完全にワンランク上の存在になったと思う

まだ初日で使い込んでいないので、これからいろんな気づきもあると思いますが、イヤホンジャックが無いので-5点だけど、その他が+1億点くらいなので、完璧です。迷ってるなら買おう。これは良いものです。