なかなかいいアイデアですよ。
パソコンやスマホが普及するに連れ、手書きでメモを取る機会が減ってきています。まあ、いきなりパソコンやスマホでメモを取ったほうが、あとあと管理するのに楽ですからね。効率化効率化。
でも、手書きのメモにこだわるメーカーさんがあるんです。それはコクヨ。このデジタル全盛の時代に真っ向勝負。その心意気、嫌いじゃない。
コクヨといえば、僕が長年愛用している測量野帳や、学生のみなさんが一度はお世話になるCampusシリーズ、自分のライフログを記録しておけるジブン手帳といった製品が有名ですが、これをさらに使っていただきたい! という気持ちが込められた製品が登場しました。新しいブランド「BIZRACK」から発売される「スライドボード付きノートPCスタンド」です。
テレワークで需要が高まっているノートPCスタンド


簡単に言えばテレワークで需要が高まっているノートPCスタンドです。ノートPCにちょっと傾斜を付けるだけで、キーボード入力が楽になるだけでなく、目線もちょっとだけ上がって長時間のパソコンワークも快適になるということで、人気商品となっています。


まあ、それだけなら他のメーカーからもいろいろ出てるんですけど、コクヨのノートPCスタンドはひと味違います。なんと、スライドボードが内蔵されているんです!
スライドボードにメモ帳を載せるんだ!


どういうことかというと、PCスタンドから小さなテーブルが出てくるような感じ。このスライドボード、意外としっかりした作り。ここにメモ帳を載せて、メモを取ってねというコクヨさんからのメッセージが込められています(多分)。
実はこれ、テレワークで急増したオンライン会議で役に立ちます。
オンライン会議だったら、そのままパソコンでメモすればいいじゃない。そう思うことでしょう。でもね、いつでもそういうわけにもいかないんですよ。
たとえば、Zoomでオンライン会議をしているときに誰かが画面共有をすると、強制的に全画面表示になります。そこからメモアプリを立ち上げたりするのは手間がかかるので、こういうときは手書きのメモが役に立つんです。
また、アナログのスケジュール帳を使っている方などは、オンライン会議中に開いておくとスムーズにスケジュール確認などができます。ほら、手書きの手帳やメモを活用するシーンって、結構あるんですよ。
そこですっとスライドボードを出して、そこにメモ帳を載せればあっという間にメモスペースの確保ができます。

ちなみに、このスライドボード、それなりに強度はありますがあまり重たいものは載せちゃダメ。お弁当とか載せて落としちゃったら目も当てられませんからね。やめときましょう。
価格は4,500円。家のパソコンスペースが狭くてメモ帳置く場所がなくて困っている方、導入してみてはいかがですか?
Source: コクヨ