慣れちゃうとは思うんだけど。
新型MacBook Proは、画面上部のベゼル部分がこれまでとは違い、ノッチが採用されています。そう、iPhone 13などの画面でおなじみのノッチです。
まあ、iPhoneで見慣れてるし、MacBook Proでもノッチがあってもいいんじゃないか、くらいに思っていたんですけど、実際に見てみると結構違和感あるんですよ。
14インチモデルを見てみると、確かにベゼルは狭くなっています。でも、ノッチ部分だけは存在感ありあり。まあ、そこにカメラユニットがあるんだからしょうがないっちゃぁしょうがない。
でもね、なんかちょっとなあと思うところもあるんですよ。

初期状態では、デスクトップの上部にメニューバーが表示されます。そのとき、ノッチの高さの分がメニューバーになります。以前のモデルよりもメニューバーの面積広くなってるんですよ。ちょっと損した気分。

Safariを全画面表示にしてみました。ノッチの高さの分だけメニューバーになっています。これ、全画面表示って言えるのかな?なんて思ったり…。

動画編集ソフトのDaVinci Resolveをを画面一杯に表示してみました。すると、ノッチの左右にもメニューが表示されました。そうそう、こういう表示を全アプリでやってほしかったわけです。
ただし、メニューが左右に分かれちゃってますね…。美しくないなー。まあこれはアプリ側が対応していないからなんでしょうけど。

そして全画面表示にすると、メニューバーが隠れます。そしてマウスカーソルを画面上部に持っていくとメニューバーが表示されます。なんか、こんがらがってきちゃいました。全画面表示の意味ないじゃん…。
これも使っているうちに慣れちゃうとは思うんですけどね。なんかこう、Appleらしくないなぁって感じちゃったりもしました。ノッチの左右の表示に関しての意思が感じられないんですよね。なんとなくその場その場で対応しているみたいな。うーん、モヤッとするなぁ。

あ、そうそう。このノッチ、当たり判定ありません。マウスカーソル、すり抜けますよ!
Photo: 三浦一紀