新型14インチMacBook Pro vs 13インチMacBook Pro(2020)徹底比較! モンスターはやっぱりモンスターだった…!

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  • author 三浦一紀
新型14インチMacBook Pro vs 13インチMacBook Pro(2020)徹底比較! モンスターはやっぱりモンスターだった…!
Photo: 三浦一紀

すごいのはわかってるんですが。

編集部内からも「バケモノか!」の声があちこちからあがっている新型MacBook Pro。ちょっと触っただけでもすごさは伝わってくるんですが、実際どのくらいすごいのか、13インチMacBook Pro(2020)と比較しながら見ていきたいと思います。

チップ

14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)

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14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)


13インチMacBook Pro(M1/2020)

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14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)


14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021):M1 Pro 高性能コア×6 高効率コア×2 GPUコア×14

13インチMacBook Pro(M1/2020):M1 高性能コア×4 高効率コア×4 GPUコア×8

両チップともコア数は8なんですが、構成が変わっています。M1 Proはより性能に比重を置いていて、M1は効率に比重を置いている感じ。実際に触ってみると、アプリの動作などはM1 Proが乗っている14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)のほうがサクサクしています。というか、結構ヘビーな作業をさせても軽々って感じですね。高効率コアの数って大事なんだなと思いました。

ディスプレイ

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Photo: 三浦一紀
左:13インチMacBook Pro(M1/2020)、右:14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)

14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021):Liquid Retina XDR 3,024×1,964 ProMotionテクノロジーによる最大120Hzのアダプティブリフレッシュレート

13インチMacBook Pro(M1/2020):Retina 2,560×1,600

ディスプレイに関しては、両機種を並べてみるとその違いは歴然。画面の大きさももちろん違いますが、発色の鮮やかさやコントラスト、スクロール時の滑らかさなどはやはり14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)のほうが上です。別に13インチMacBook Pro(M1/2020)のディスプレイが悪いってわけじゃないんですけどね。技術の進歩をひしひしと感じます。

充電と拡張

14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)

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Photo: 三浦一紀
14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)の端子類。MagSafe、Thunderbolt 4×2、ヘッドフォンジャック。


14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)

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Photo: 三浦一紀
14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)の端子類。SDXCカードスロット、Thunderbolt 4、HDMI。


13インチMacBook Pro(M1/2020)

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Photo: 三浦一紀
13インチMacBook Pro(2020)の端子類。Thunderbolt 3×2。


13インチMacBook Pro(M1/2020)

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Photo: 三浦一紀
13インチMacBook Pro(2020)の端子類。ヘッドフォンジャック。


14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021):Thunderbolt4×3、HDMI×1、SDXCカードスロット×1、ヘッドフォンジャック×1、MagSafe×1

13インチMacBook Pro(M1/2020):Thunderbolt3×2、ヘッドフォンジャック×1

拡張性に関しては、圧倒的に14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)のほうがいいですね。充電ポートとしてMagSafeが搭載されたことにより、Thunderbolt4端子をフルに使えます。やっぱりThunderbolt3が2つしかないと、いろいろ不便なんですよ…。1個は充電用として使うので、実質1個しか使えないわけですし。ほんと、端子の数って大事。

バッテリー

14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021):最大11時間のワイヤレスインターネット、場バッテリー容量70.0Wh、67W USB-C電源アダプタ(8コアCPU搭載M1 Proに付属)

13インチMacBook Pro(M1/2020):最大17時間のワイヤレスインターネット、バッテリー容量58.2Wh、61W USB-C電源アダプタ

バッテリー容量は14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)のほうが大きいのですが、稼働時間は13インチMacBook Pro(M1/2020)のほうが上。これはM1 Proが高効率コアが2つしかないからでしょう。ビジネス用途メインなら、バッテリーが持つ13インチMacBook Pro(M1/2020)のほうがいいかもしれません。

キーボード

14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)

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Photo: 三浦一紀
14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)のキーボード。


13インチMacBook Pro(M1/2020)

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Photo: 三浦一紀
13インチMacBook Pro(2020)のキーボード。


14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021):Touch Barなし。12個のファンクションキー復活

13インチMacBook Pro(M1/2020):Touch Barあり

キーボードの打鍵感や打鍵音については両機種ともほぼ同じです。大きく違うのはTouch Barの有無。14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)はTouch Barがなくなりファンクションキーが復活。しかもファンクションキーのサイズが他のキーと同じサイズになっています(Touch IDとescキーも大きくなってる)。Touch Barが好きだ! という人は悲しみに暮れるかもしれませんが、たいていの人はファンクションキーが復活してうれしいのではないでしょうか。

スピーカー

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Photo: 三浦一紀
14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)のスピーカー。

スピーカーに関しては、両機種ともキーボードの両脇にあることは同じですが、音質はかなり違います。14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)のほうが、音質がクリアで立体感があります。最初に聞いたとき、明らかに「音がいい!」って感じるくらいには差があります。

重さ

14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021):1.6kg

13インチMacBook Pro(M1/2020):1.4kg

両者を持って比べてみると、実際は軽いはずの13インチMacBook Pro(M1/2020)のほうが重く感じます…。なんでだろう? 数値的には14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)のほうが200g重いはずなんですが。13インチMacBook Pro(M1/2020)のほうが「詰まってる感」がありますね。

価格

14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021):23万9800円から

13インチMacBook Pro(M1/2020):14万8280円から

一番ベーシックな構成で比べてみると、14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)のほうが10万円くらい高くなります。しかし、性能面を考えると13インチMacBook Pro(M1/2020)よりも14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)のほうがめちゃくちゃ高いので、それを考慮すると14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)がべらぼうに高いとは一概には言えないのかなとも思います。

アプリの動作

ここからは、14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)を触った印象をメインにお送りします。

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Screenshot: ギズモード・ジャパン編集部

まずは僕がメインで使っているWebブラウザ、Google Chrome。まあ、速いっすよね。どのページを開いても、さくさくっと表示されます。

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Screenshot: ギズモード・ジャパン編集部

お次はビジネスシーンの定番スイート、Microsoft 365を。Word、Excel、PowerPointなどを使ってみましたが、特に何の問題もありません。まあ、別に13インチMacBook Pro(M1/2020)でも問題ないといえばないのですが、解像度が高いので作業領域が広く、表示も速いので快適です。

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Screenshot: ギズモード・ジャパン編集部

ちょっと重ための作業として、Adobe Premiere Proでの動画編集もしてみました。長めの動画を数本読み込んでエフェクトをかけたり、書き出しをしたりといった作業は、ストレスを感じることはありませんでした。Intel版のMacBook Proでは、プレビューが重かったり書き出しに時間がかかるといったストレスがありましたが、さすがM1 Proといった感じです。

発熱やファンの音など

この原稿を書くために、いろいろなアプリをインストールして作業をしてみましたが、その間ファンが回ることはありませんでした。音楽作成ソフトのLogic Proで何百トラックもあるプロジェクトを読み込んで作業をしたりしましたが、それでもディスプレイ下部がほんのり温かくなるくらいでした。

作業中にファンが盛大に回って音が気になったり、発熱でキーボードが触れない! といったことは、M1 Proならほとんどないのかもしれませんね。

14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)はこんな人にオススメ

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Photo: 三浦一紀

正直、14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)を一度触ってしまうと、「これがいい!」と思ってしまうくらいパワフルで静か。デザインもかっこいいし、言うことなしといったところです。

特に、長時間の動画編集や大量のRAW画像現像など、PCに負担がかかる作業を日常的に行なっている人は、14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)にすると今までのストレスが大幅に軽減することでしょう。

一方、すでに13インチMacBook Pro(M1/2020)やMacBook Air(M1/2020)を持っている場合は、すぐに買わなくてもいいかもしれません。正直、M1 Proの性能をフルに使うシーンというのはそれほど多くありません。ほとんどの場合、M1で事足りてしまうはず

一番恩恵を受けるのは、Intel版MacBook Proを使っている方でしょう。Intel版MacBook Proでは本体からウンウンうなり声が聞こえてくるようなヘビーな作業も、14インチMacBook Pro(M1 Pro/2021)なら涼しい顔で行なってくれます。迷っているなら、今すぐ購入したほうがいいですよ。

結論としては、M1搭載Macを持っている人はあわてて買う必要はなし。Intel版Macを持っている人は、このタイミングで買い換えたほうが幸せになれるということになります。

もちろん、メモリを増やしたりSSDを増量することもOK(その分お値段は高くなりますが)。長く使いたいのなら、ちょっと奮発して見るのもいいと思いますよ!

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