Razer Enkiに座ってわかった。ゲーム用チェアってやっぱいいです!

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  • author Sam Rutherford - Gizmodo US
  • [原文]
  • そうこ
Razer Enkiに座ってわかった。ゲーム用チェアってやっぱいいです!
Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

ゲーマーの本気すごいわ。

ゲーム用と聞くと、ゲームしない素人としては身構えてしまいます。「いや、大丈夫です。そんな大層な話じゃないので。いやほんとぜんぜん、自分ぜんぜんなんで!」って。ゲーム用のマシンはそもそも高スペックですが、モニタやマスク、マイクなどのアクセサリも手の形や角度やレスポンスにこだわりまくってるし、なんか光るし。ゲーマー用の毛布やガムまであって、すべてをかけていかに快適にゲームだけをするかという鬼気迫る思いが伝わってきます。ゲーマーがゲーマーのために本気で作ったやつなので、本気の人だけ!という圧を感じてしまいます。が、椅子に関してはゲームしなくても導入を検討してもいいようです。米Gizmodo編集部がRazerのゲーム用チェアEnkiをレビュー。ゲームチェアへの偏見が一変したそうです。


数ヶ月前のこと、もう何年も家で使っている信頼と実績のデスクチェアがダメになりました。長いことお世話になっていたのですが、1年半ほど続くお家時間で毎日8時間から12時間座ってたらお亡くなりに…。そこで新しいオフィスチェアを購入。座り心地がいいフワっとした座面のやつを選んだのですが、これが大失敗。ちょっと長く座ると、お尻も腰も痛い。そんな時、タイムリーにRazerの新しいゲームチェアのレビューの話がきて届いたのがこれ、Razer Enkiです。正直、ゲームチェアには懐疑的だったのですが、180度方針転換。今やすっかりゲームチェア信者となりました。

Razer Enki

これは何?:1日中快適に座っていられるようデザインされたゲームチェア

価格:Enkiが399ドル、Enki Xなら299ドル

好きところ:サポート力抜群、座り心地最高、組み立て簡単、良心価格、調整が幅広い、クッションのスティッチかわいい

好きじゃないところ:ゲームみ強すぎ、カラバリない、ヘッドピローに賛否両論



ゲームチェアへの先入観

個人的な話ですが、私はそもそもゲームチェアに長いこと偏見を持っていました。ゲームチェアとは、長時間座りっぱでも快適なよう完璧にデザインされた椅子で、1日中、週末中ずっとゲームしたい、書き物仕事したい人向けのアイテムであり、自分には分不相応なものだと思っていたんです。一方で、仕事で訪れるトレードショーで見かけるたくさんのゲームチェアはどれもイマイチな印象。デザインも好きじゃないし、生地感とか作りとかがどこかチープで、がっかりしてました。なんだこんなもんなのかと。RGBライティングが好きな人、とにかくゲームとつくモノが好きな人向けのもので、自分には縁がないと思っていたんです。

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このダイヤモンド型スティッチのデザイン、好きです。
Photo: Sam Rutherford

なので、Razerのゲームチェア第1弾「Iskur」も完全スルーでした。あーはいはいって気分。腰サポートしてくれるらしいけど、そこまで腰痛くないんでって。で、Enkiです。EnkiとEnki X(Enki Xはヘッドピローなしで、各所調整段階が少ないけどその分安い)に座って、とろけました。1日中座っても体をしっかりサポート。この快適さで299ドル・399ドルは素晴らしい!

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Photo: Sam Rutherford

そもそも大失敗なオフィスチェアを買ってしまっていたこともあり、Enkiへのアップグレードはまさに天国。背もたれよりもちょっと柔らかい座面クッションでお尻も快適。Razerいわく、体重の分散を最適化するよう作られた座面だそうで、開発にあたってたくさんの人に座ってもらって圧がかかりやすい位置をマッピング。このデータから、お尻のどこにも不可がかからないような座面設計にしたとのこと。脚を組んで座っても痛くないようデザインされており、脚組み癖のある妻にも座ってもらいましたが快適だったそうです。

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3つのレバーとボタンでアームレストも好きに調整可。
Photo: Sam Rutherford

EnkiにはIskurの可動式ランバーサポート機能はありません。なくても十分。絶妙なカーブとパッドで腰周りへのサポートはしっかり感じました。個人的にとても好きだったのは、110度の肩周りカーブ。窮屈に感じることなく包み込んでくれる感じです。Enkiは幅広いボディサイズに対応できるようにデザインされているそうですが、一応参考として、私の体型は183センチの100キロ。

椅子のあちこち調整がきくのですが、4Dアームレストは特に可動域が広いです。上下、左右はもちろん、角度も調整可能。背もたれは好きな位置でロックすることも、寄りかかってゆっくりリクライニングさせることも可能。リクライニングのレバーをひけば、152度まで倒せます。(※Enki Xのアームレストは2D使用で上下のみ。背面も寄りかかってのリクライニング機能はなし。)このリクライニング機能が素晴らしく、Razerの想定外の使い方とは思いますが、生まれたばかりの息子を抱っこして座ってゆらゆら寝かせるロッキングチェア的使い方もサイコーでした!

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Enkiにはヘッドピローが付属しているのですが、邪魔くさくなって最終的には外してました。
Photo: Sam Rutherford

Enkiには取り外し可能のヘッドピローもついてきます。ソフトメモリーフォームで、マクロファイバーのカバーもふわすべで触りごこちよし。個人的には、どうも頭・首の一が定まらず、外してしまいましたけど。

ゲーマー感でちゃう

座り心地最高のEnkiですが、個人的に最大の難点はそのデザイン。Razerなので、見た目がやっぱりどうしてもゲーマー感でちゃうんです。前述の座り心地悪くて失敗のオフィスチェアは、モダンでシンプルなデザインなので見た目だけならそっち。

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組み立て必要ですが、IKEA家具レベル。2人での組み立てが公式推奨ですが、1人でも十分いけました。
Photo: Sam Rutherford

Enki含めゲームチェアの一般層への最大の障壁はやっぱり、どことなくレーシングカーぽいデザインなんですよね。他のインテリアとは合わない。よっぽどゲーム好きで家中RGBライティングしてますって人ならいいんでしょうけど。座面のダイヤモンドのスティッチデザインは好きなんですけど、黒い椅子全体にスティッチ色がネオングリーンというのはなぁ。ロゴも大きくネオングリーンだし。

Razerはゲームを軸としたメーカーではありますが、それだけではありません。ゲームではなく、クリエイティブ・ビジネス向けの端末も作っているので、椅子ももうちょいゲーム感抑えてくれたら…。せめて、白とか淡いグレーとか、一般家庭にも馴染みやすいカラーリングがあればなと思わずにはいられませんね。ゲーマーならしっくりきますが、非ゲーマーにはゲーマー感が強すぎるよ…。

快適&お手頃価格

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デザイン的には手持ちの白が好きだけど、毎日座ることを考えたらEnki一択。
Photo: Sam Rutherford

Enkiの座り心地は文句なし。お値段もお手頃。非ゲーマーとして気になるのはデザインだけ。「デスクチェアのおすすめは?」と聞かれたら、「Herman MillerやSteelcaseの中古探すかなぁ」と答えていましたが(新品は高すぎるので!)、これからは399ドルのEnki/ 299ドルのEnki Xをオススメしたい。これなら中古で探さなくてもいいですし。ゲームチェアに対する先入観が完全に消えたわけではないけれど、少なくてもRazerのEnkiには脱帽です。これで長時間座ってもお尻痛くならないぞー!

Source: Razer

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