今週19日 金曜日の宵の口は月を見て。600年に1度しかない天体ショーです

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  • author George Dvorsky - Gizmodo US
  • [原文]
  • 福田ミホ
今週19日 金曜日の宵の口は月を見て。600年に1度しかない天体ショーです
日本では18:03に月食が最大に
Image: NASA's Scientific Visualization Studio

お天気良いといいですね!

今週11月19日(金)、皆既月食まではいかないんですが、月のほとんどが隠れる部分月食が見られます。それもかなり長時間にわたって、月が徐々に隠れてからほぼ完全に赤銅色になり、再び丸く明るくなる様子が見られます。

国立天文台によれば、日本で月が出る16時27.6分には、すでに月の1割強が影に入った状態で出てきます。その後18時02.9分に月食の割合が最大となり、19時47.4分に月食が終わります。皆既月食に近い長時間の月食ということで、国立天文台では19日16時から20時までライブ配信も行う予定です。

Live Stream: 国立天文台 / YouTube

「月食が最大になるときは月のほんの細い部分にしか太陽の光が当たらないので、影の部分の色は皆既月食に特徴的な赤銅色になるだろう」とEarthSkyは伝えています。

もうひとつ、この部分月食が面白いのは、その時間の長さです。NASAによれば、今回の月食では月が地球の影の薄い部分(上のツイート図のグレーの部分)に入る「半影月食」は6時間1分、地球の影の濃い部分(上のツイート図の濃い赤の部分)に入る「本影月食」は3時間28分続きます。この日の月は軌道上の遠地点(地球から一番遠い点)にあり、その分長時間天文ショーを楽しめるんです。

EarthSkyいわく、こんなに長い月食は1440年2月18日以来であり、次のチャンスは2669年2月8日です。

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11月19日の部分月食が見られる場所。地図上で暗くなっている地域ほど見やすいです
Image: NASA / JPL-Caltech

11月19日の部分月食は、日本を含む東アジアや太平洋地域、オーストラリア、南北アメリカ大陸などいろんな場所で観測できますが、残念ながらアフリカや中東、西アジアからは見られません。でも、月食はだいたい年に2回くらいあり、2022年5月15日には米大陸中心に見える皆既月食、同11月8日には日本からも見える皆既月食があるので、今回何らかの事情で見られない人はそれを楽しみにしててください!

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