買ってから1年。僕は本当に満足です。でも「New Alienware Aurora R13」が欲しいんです! だから今週土曜日(12月18日)13時からのオンライン・イベントには参加しなければならない。絶対に。
昨年10月にこの記事をみて、「俺はAlienwareを買って仕事用のメインにする」とギズモード動画チームのカイルに宣言しました。
最初は「尾田さん、これはすごくいい選択ですよ」と褒められはしたものの、いざバカでかい実機を抱えて会社に現れたときはすこし心配そうな顔で僕を見つめました。「尾田さん、それはデスクトップ並の重さ(約4.7kg)ですよ。正直、毎日通勤に持ち歩くように設計されたものではありません」。
それでも僕は動じず「いやいや。リモートワークが捗るから、専用バッグを買ってあちこちにこれを持ち歩いているよ。現状最高スペックの“Alienware Area-51m R2”(現在生産終了の幻のモデル)。問答無用のモンスターPC、最高だよ」と高笑いをしたものです。

なぜって? それはAlienwareが好きだから。理由なんかありません。カッコよくて最強。仕事にもゲームにもクリエイティブにも使える。それで十分じゃないか。
でも1年間、それこそ寝食をともにしたといっても過言でないほど使い倒して、最初はAlienware純正のショルダーバックから、やがて旅行用キャスターになるほど装備は大げさになりました。それでもこのモンスターマシンを使い続けて、いつしか筋力アップも計測されるぐらい自分自身がマシンに適合するように肉体改造(昨年との比較で筋力2%UP)されていったからこそ気づいた特別な魅力がAlienwareにはありました。
Alienwareの魅力①:意外と自由度が高かった未来的なデザイン
ひとによっては、「すごく未来的なんだけど、どこかレトロスペクティブな趣がある」とも評されるAlienwareのデザイン。まったくもってその通りで、最近はちょっとスチームパンク的なタイプライター型のキーボードや什器にあわせてみたりして楽しんでいます。ネオン的な光を放つ独自のRGBライトシステムも、ゲーミングPCにありがちなやりすぎ感がなく、どこか上品かつ知的な趣。どんなインテリアにもすっと馴染んでしまう自由度の高さに何度も唸らされています。
Alienwareの魅力②:とにかく頑丈。堅牢な設計が安全安心

最近はこっそりDJ稼業もはじめてしまったために、PCと共にミキサーやサンプラーなど、持ち歩く機材もどんどん増えています。繊細な扱いが必須の精密機械ではありますが、ささいな機材同士のぶつかりあい、事故的な擦れなどものともしない堅牢性がAlienwareにはあります。
耐久性クリアコーティングされた筐体のせいか、ちょっとばかり傷がついても本体に影響はないし、特に宇宙船っぽいカラーリングのルナライト(シルバーホワイト)は、歴代の名作SFやアニメに登場するような独特の味があります。ピカピカでないからこそのリアリズム。あえて乱暴に扱うのは絶対おすすめしませんが、個人的には今のこのルックスも大好きなんです。
もちろん、システム面もAlienware Command Centerをはじめとした独自のアプリケーションによる保守のおかげで、1年間異常発熱などの大きなトラブルもなくフル稼働してくれました。
Alienwareの魅力③:デスクトップ並の高い拡張性
わかってはいたことですが、Alienwareの豊富なポート類は本当に便利。4Kで120Hz表示に対応したミニディスプレイポートは、ギズモード・チャンネルの4K動画や、最近ハマっているタッチデザイナーによるオーディオ&ビジュアル作品をより大きな外部ディスプレイでチェックするときに役立ちます。カメラで撮影した画像をすぐチェックできるSDカードリーダーはちょっとした心遣いがうれしいストレスキャンセルなスロット。
そして忘れてならないのがLANポートがついている点。こちらゲームプレイ中の回線の安定につながるだけでなく、最近ハマっている音楽制作にも役立つことが判明しました。サンプラーやDJ機器などの楽器を、「Ableton Link」という規格で同期させるときにこれが役に立つことがわかって「ああ、Alienwareでよかった」と心から思いました。
これからのAlienware。最強のAuroraへ移行するフューチャー・プラン

かように、満足しかないAlienwareのノートPCライフでしたが、もっと輝かしいAlienware道を極めるために、来年は最強のデスクトップPC「Aurora」への移行を真剣に考えています。理由はシンプルに拡張性の高さ。僕のAlienware Area-51m R2は、さまざまなゲームや映像・音楽アプリケーションを同時に立ち上げてもびくともしない第10世代インテルCore i7-10700Kを搭載しているうえに、CPUを交換できるというノートPCにはあるまじき仕様が魅力でした。
一方でそうした「デスクトップの皮をかぶったノートPC」という異名にふさわしいモンスタースペックを誇りながら、やはりどうしても現存する最高峰のゲーミングデスクトップPC「Alienware Aurora R13」には及ぼない部分もあると感じていました。
まず圧倒的な、 Alienware Cryo-Tech™水冷システム 。これは自作PCなどではおそらく実現できない、あまりにもクールでインテリジェンスな冷却システムです。また、ツールレスのクリア サイド パネルとマグネット式のバックケーブルカバーなど、細部にわたって磨き上げられた Alienware 史上最強のゴージャスかつ先鋭的なたたずまい。また、見逃せないポイントとして、今でもすぐに音楽や映像制作につかえる最強スペックですが、将来的にオーディオインタフェイスなど、スロットを拡張していけることも、ノートPCではできない芸当なのです。
Aurora R13のすべては18日のオンラインイベントで明らかに

来年はこれ1台でいきたい。たぶんいけるはずだ。でも、まだ実機をじっくりチェックしたわけではないので、今週土曜日、12月18日にせまった、「Alienware Aurora R13」ライブレビューイベント でじっくりその正体を確認する所存です。『バトルフィールド2042』を練習しておこっと!
Source: New Alienware Aurora R13