バイバイクアルコム。アップル独自モデムの詳細がぼんやり見えてきました

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  • author 塚本直樹
バイバイクアルコム。アップル独自モデムの詳細がぼんやり見えてきました
Image: VVVproduct / Shutterstock.com

結構速そう。

以前からちょくちょく噂されてきた、Apple(アップル)がiPhoneに独自モデムチップを搭載するというお話。こちらについて、Nikkei Asiaがその詳細を伝えています。

チップの話と聞くと遠い世界の話のように聞こえますが、実は私たちのスマホ利用に大きく関係しています。たとえばiPhone 13シリーズでは日本国内での5Gミリ波対応が見送られたことから、一部のハイエンドAndroidスマートフォンにアプリや映画のダウンロード速度で負けることもあるんです。

さて今回の報道によれば、アップルは2023年(iPhone 15の世代?)にて独自の5Gモデムチップを採用します。製造は台湾TSMCの4nmプロセスが利用されるなど、その仕様は最先端のものになるようです。

一方で、これまでiPhoneにモデムを提供していたQualcomm(クアルコム)は大きな影響を受けることになります。なんでも、2023年にはiPhoneのモデムチップの20%しか供給できないようなんです。しかもこの20%は旧型のiPhoneで、最新iPhoneは完全にアップル製モデムチップへと切り替わることが予測されています。

アップルとクアルコムといえば以前には特許紛争でバチバチやりあってきましたが、2019年には和解を発表。しかしその一方でIntel(インテル)の5Gモデム事業を買収するなど、アップルは淡々と独自路線への切り替えを狙っていました。その努力が2023年に実を結ぶのかと思うと…いやいや、これはiPhoneにとって大きな転換点となりそうです。

Source: Nikkei Asia via The Verge

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