「スポット暖房」におすすめの暖房器具ランキング。1人分のスペースをあたためるのに便利な8製品を厳選

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  • author Thom Dunn and Sabrina Imbler - Wirecutter
  • [原文]
  • Rina Fukazu
「スポット暖房」におすすめの暖房器具ランキング。1人分のスペースをあたためるのに便利な8製品を厳選
Photo: Michael Hession

オフィスのデスク下に置くもよし、いつも冷え込む部屋に置くもよし。

いつもの暖房システムに加えて、さらにぬくぬくあたたかさを求めるならば、スポット暖房用の小さめな暖房器具がおすすめ。Wirecutterが10年以上かけて100台以上の製品を調査した結果、おすすめできるトップ8が決まりました。1人分のスペースだけあたためるのに十分なもの、部屋中を均等にあたためるもの、お風呂場でも使えるもの、レトロな見た目がおしゃれなものなどが揃いました。みなさんはどれが1番気になりますか?


スポット暖房におすすめな暖房器具1位:「Vornado VH200

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Image: Wirecutter

より素早く、よりまんべんなく部屋をあたたかくできる。パワフルさ、快適さ、静音のバランスがすばらしい。

他社製品と比べてスピード、パワーともに優れているのが「Vornado VH200」。急速に温度を上昇させ、1時間のうちに部屋全体をまんべんなく安定した温度にしてくれます。静音で、部屋の隅に置けるコンパクトさも魅力。過熱防止機能や転倒防止機能、本体外側を触っても熱すぎないなど、安全への配慮はトップクラスでしっかりしています。一方、特に冷え込んだ場所はあたたかくなるまで時間がかかること、温風の直流が強めに感じるといった声も。ボルネードは、批判的なレビューへの対応において、他社と比べてしっかり対応している傾向がみられます。

スポット暖房におすすめな暖房器具2位:「Vornado AVH10」

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Image: Wirecutter

1位と比べると値段は若干上がる。されどパワフルさは最強。デザインに細やかな配慮が詰め込まれているのがわかる。

Vornado AVH10」は1位とよく似ていますが、デジタルディスプレイ、コードホルダー、安全対策の機能などに違いがあります。部屋をあたためるパワフルさは最強で、より素早くよりあたたかくしてくれるのが強み。ただ、部屋中をまんべんなくあたためるという点では「Vornado VH200」の方が得意。両者を比較するとこちらの製品の方が価格が数千円高めです。

スポット暖房におすすめな暖房器具3位:「Lasko 754200 Ceramic Heater

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即あたたかくなる。数年持つ耐久性が期待できる。温風の流れ口が狭めで、他製品と比べると快適さは劣るかも。

2013年以降、おすすめし続けているのが「Lasko 754200 Ceramic Heater」。この値段にしてここまで頼れるセラミックヒーターはなかなかなありません。サイズも軽量コンパクト。温風は直流で、ヒーター前のスペースを速攻で暖めることができる一方、広いスペースをあたためるのは苦手としています。そのため小さな寝室や、部屋の一角にあるホームオフィスなどの空間で使用するのに最適。見た目は地味ですが、ユーザー評価は(販売サイトでのレビューのほか、数年使用しているWirecutterスタッフたちからも)好評。

スポット暖房におすすめな暖房器具4位:「DeLonghi TRD40615T

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オイルヒーターのなかで1番。他社製の静音でスローなものとは違い、しっかり温めてくれる。ヒーター外側は熱くないのがすごい。

部屋全体を長時間あたためるのに便利なオイルヒーターのなかで、「DeLonghi TRD40615T」はもっともおすすめできる製品です。セラミックヒーターと比べてエネルギー効率が良く、ゆっくり時間をかけて部屋をあたため、その効果は長時間持続します。オールメタル製なので頑丈で、触っても熱くないのが安心。

スポット暖房におすすめな暖房器具5位:「Vornado OSCTH1

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Image: Wirecutter

ボルネードが誇るパワフルさに加えて、部屋にまんべんなく暖かさが広がる振動機能がポイント。

Vornado OSCTH1」は直立型の見た目もさることながら、振動するのがポイント。ほかのボルネード製品と比べると、部屋があたたかくなるまで時間がかかりますが、直流の温風よりも快適に感じられるはず。簡単に操作しやすいデジタルスクリーンのほか、転倒防止や過熱防止などの安全対策も揃っています。

スポット暖房におすすめな暖房器具6位:「Lasko FH500 All Season Comfort Control Tower Fan & Heater in One

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背が高く、部屋中にあたたかい空気を送るのが得意。一見、何の家電かなと思わせる見た目も良し。

Lasko FH500 All Season Comfort Control Tower Fan & Heater in One」は高さ約1mと、今回紹介するヒーターのなかでもっとも高身長。床のスペースを取らず、デジタルディスプレイで設定した温度まで素早く安定して部屋をあたため、維持してくれます。操作パネル、リモコンなど細部までこだわりを感じられるデザイン。「強」「中」「弱」「オートエコ」モード選択あり。冷却機能も内蔵されているのがポイント。

スポット暖房におすすめな暖房器具7位:「Vornado VHEAT Vintage Heater

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暖房性能はもちろんのこと、部屋のインテリアデザインにこだわる人はこちら。

Vornado VHEAT Vintage Heater」は、レトロな見た目で部屋をばっちりあたたかくしてくれる1台。目の前のスペースをあたためるのを得意としている一方、部屋全体をあたためるのは不向きで、Wirecutter調査では場所によっては最大約6度の温度差を生むことも。ただ逆にいえばヒーターの周りでは6度温度を上昇させることが可能。

スポット暖房におすすめな暖房器具8位:「Lasko CD08200 Ceramic Bathroom Heater

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お風呂場など、濡れやすい場所でも安心して使える暖房が必要な場合はこちら。

Lasko CD08200 Ceramic Bathroom Heater」は、効率よく、そしてなにより安全に(ココ重要!)お風呂場をあたためてくれます。一般的には、水まわりでこうした電化製品を使用することはNGです。そんななかこちらの製品は、感電リスクを軽減するために必要な安全対策がしっかり備わっています。急速に部屋をあたためることができるほか、操作がボタン1つで簡単なのも魅力。

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スポット暖房におすすめな暖房器具1位:「Vornado VH200

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Wirecutter調査でもっともスポット暖房におすすめなヒーターとして選ばれたのは「Vornado VH200」。あたたまる早さ、温風が快適にまんべんなく広がること、安全性能、操作の簡単さ、静音さ、そして価格の手頃さを含め総合的にもっとも優れていると判断されました。

見た目は特別良いわけでも変なわけでもありませんが、シンプルに良いヒーターだといえます。

特に、ボルネードの他モデルと同様にパワフルで効率的なのが強み。15分稼働させた場合、ヒーター本体から1m先では2度、2m先でも0.6度の温度上昇を確認。1時間稼働させた場合には、ヒーター本体から1m先では約6度、2m先でも約3度の温度上昇を確認。部屋全体で4〜6度の温度差を生み出すほどパワフルだったのは、ボルネード製品のなかでも「Vornado VH200」だけでした。

それだけパワフルであるにもかかわらず静音。「強」設定にした場合、本体から1m先では45 dBA、2mでは44 dBAを記録。家庭用冷蔵庫よりも静かです。また、設定を4以下にするとファンが止まり、ほぼ無音で温風が出てきます。

温風はおだやかで快適。その理由は、ボルネードの「サーキュレーター」の設計により、自然な温風が部屋じゅうをまんべんなくいき渡るようになっているのだとか(ちなみにこれとは対照的に、狭い範囲に直流の風が出るのが3位の「Lasko 754200 Ceramic Heater」)。

安全面では過熱防止、転倒防止、UL認証など暖房器具に必要な安全対策機能がすべて揃っています。本体は作動中も比較的冷たいままで、約35度。もっとも熱い部分は最高で60度でした。

本体はスリムで軽量なデザインなので、デスクの下や部屋の隅に置くのにも良さそうです。洋梨型デザインで、上部よりも下部が広がっているためより転倒しにくいはず。約1.5kgとコーヒーメーカーと同じくらいのサイズ感です。

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シンプルなダイヤル式コントロール。強さ設定は3段階、温度設定は7段階。

コントロールは(上の写真のとおり)かなりシンプルで、耐久性も期待できます。赤いLEDランプは電源のオンオフにあわせて点灯/消灯しますが、欲をいえば電源がオフになっているときにコンセントがつながっているかどうかを視覚的にわかればもっと便利だったように感じられます。

温度を維持するために自動調節のサーモスタット(自動的にオン/オフする)が内蔵されていて、Wirecutter調査では6時間以上稼働させた場合に1m離れた地点で1度以上変化することはなく、温度が安定していることがわかりました。

ボルネードのカスタマーサービスは好印象で、批判的なレビューに対しても丁寧にしっかり対応している傾向があります。

気になる点

ラスコなど他製品と比べると値段は高めですが、ボルネード製品のなかでは安め。性能を考慮すると、コスパは良いといえます。(ボルネードはサーキュレーター製品でも有名なことを踏まえると)扇風機機能があればもっと良かったという意見もあるはず。

持ち運びに関しては、グリップが浅めで持ち上げたときアンバランスな状態になりやすいのが気になります。持ち上げる際は、片方の手で底を支えるのが良さそうです。

念のために

ボルネードは2018年、過熱により発火したという報告が複数あったリコール商品「VH101」の対応をしたことがあります。同社広報担当者によれば、リコール対象商品「VH101」になかった難燃性レジン、UL 3122ワイヤージャケット(高音、高電圧のシリコン/ファイバーグラスジャケット)、はんだ付けの変更などが加わり、「Vornado VH200」にはしっかり安全対策が施されているといいます。

スポット暖房におすすめな暖房器具2位:「Vornado AVH10」

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Vornado AVH10」にはデジタルディスプレイがあり、ボタンで温度設定ができるようになっています。コードホルダーがあるので収納に便利です。電源を切ると(冷却するまでコードを抜いたり本体を動かしたりしないよう)デジタルディスプレイに10秒のカウントダウンが始まるのも特徴的。

部屋をあたためるパワフルさは最強で、より素早くよりあたたかくしてくれるので頼りがいがあります。Wirecutter調査では、たった15分で本体から1m先は約6度、1時間後には7度の温度上昇が確認できました。ただ、部屋中をまんべんなくあたたかくするという点では1位製品の方が得意。本体から3m先は15分で1度、1時間後には2度の上昇が確認でき、ヒーター近くと離れた場所では結構な温度差が発生します。

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温度がわかるディジタルディスプレイ(写真は華氏表記)

1位製品と比較すると、こちらは価格が数千円高め。デジタルディスプレイ、コードホルダーといった要素のほか、どんな風に使うか(ヒーター周りの1人分だけのスペースで良いか、部屋じゅうをまんべんなくあたためたいか)などの差で選んでも良さそうです。

スポット暖房におすすめな暖房器具3位:「Lasko 754200 Ceramic Heater

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部屋中隅々までとはいわず、(オフィスや自宅ソファ周りなど)自分のいる場所だけあたためたいという場合にはコンパクトな「Lasko 754200 Ceramic Heater」がおすすめ。Wirecutter調査では長年トップクラスのヒーターとしておすすめしてきました。最近ではよりパワフルだったり、静音で快適な製品も出てきましたが、こちらも変わらずおすすめランキングに残るくらい頼りがいがあります。

値段が比較的安いのが魅力ですが、注意点としては転倒防止機能(自動で運転停止する機能)がないこと、ヘアドライヤーのような温風や音が出ることがあげられます。ざっくりとパワフルでできるだけ安いヒーターを探している人に向いていそうです。

温風は直流なので、特にヒーターの前に座った状態では速攻で足もとをあたためることができます。「高」設定で1時間稼働させておくと、Wirecutterの調査ではヒーター本体から1m先では2度、3m先でも3度の気温上昇が確認できました。温度維持は一定で、あっても1度変動する程度。

操作はダイヤル式で、使い方は簡単。持ち手があるのも便利。強さ設定は2段階(強/弱)、ファンのみの使用もできます。本体は1.3kgで、サイズ感はコンパクトなのであらゆる場所に設定しやすいはず。

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操作はダイヤル式。使い方は簡単!

最大の注意点は、転倒防止機能がないこと。転倒したヒーターは過熱しやすいので、特にペットや小さな子供のいる家庭ではつけっぱなしで放置するのは非常に危険です(過熱防止機能はあります)。

本体を触ると熱くなく、1時間稼働した状態では37度程度、もっとも高温になりやすい場所では71度ほどでした(この部分はむやみに触ると熱いですが、他製品と比べると温度は低い方)。背面には熱くならないプラスチック製の持ち手があるのも便利。

前述のとおりで稼働中の音は大きめ。1位「Vornado VH200」と比べると7 dBA大きく、7位「Vornado VHEAT」と比べると小さめです。不快になるほどでもないですが、気になる人には気になるかもしれません。

Lasko 754200 Ceramic Heater」の1番の魅力は、価格。スペースヒーターの価格は年間を通して変動しやすいですが、この製品はAmazonで長らく30ドル(約3,400円)以下をキープしています。

Wirecutterでは2013年からおすすめし続けているモデルで、スタッフの経験から長期的な耐久性については文句なし。

スポット暖房におすすめな暖房器具4位:「DeLonghi TRD40615T

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オイルヒーターは見た目が古いし効率が悪い、大きいし高いわ。触ると熱い……といったイメージがある人もいるかもしれません。でもじつは、温度を維持するのが得意で、より快適に部屋を暖めることができます。自分にはオイルヒーターの方が合いそうだという人には、「DeLonghi TRD40615T」がおすすめ。頑丈で手入れが簡単で、操作がシンプルで簡単なのもポイント。

あたたまるまで30分かかり、「強」設定で1時間稼働させても1m先で0.5度上昇、3m先で1度しか上昇できません。が、電源を切ったらすぐに冷えるセラミックヒーターと違い、長時間あたたかさを維持できるのがポイント。

さらに、静音どころか無音なのもほかのヒーターとの違い。たとえば音楽関係者など、録音作業をする人にはもってこいです(ただし、マーシャルのハーフスタックと同じコンセントを共有しないよう注意)。

大きさは、ほぼスーツケースサイズの40 x 16 x 63 cmなので(他のコンパクトなヒーターと比べると)場所を選ぶかもしれません。

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操作はシンプル。24時間タイマーが便利!

稼働中は、触ると熱いので危険ですが、ほかのオイルヒーター製品と比べると比較的温度は82度と低め。それでも、火傷の恐れがあるため注意が必要です。

操作は直感的で簡単。24時間タイマーが便利。強さ設定(3段階)、サーモスタットダイヤル(6種類)が選べます。本体はタイヤ付きでコロコロと転がせるようになっていて、持ち運びも楽です。

1番最初に使用する際は、屋外でガス抜き作業をすると(製造後に残ったオイルからの)匂い対策になります。レビューのなかには、24時間タイマーを使用するとカチカチ音が鳴るという意見もありますが、同様のことが起きた場合には保証期間(1年間)内にメーカーに問い合わせることをおすすめします。

スポット暖房におすすめな暖房器具5位:「Vornado OSCTH1

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高さおよそ45cmのタワー型で、振動によるおだやかな温風で部屋を徐々にあたためてくれるのが、「Vornado OSCTH1」。デジタルタッチスクリーンは操作が簡単で、温度も見やすいです。過熱防止や転倒防止機能など標準的な安全対策に加え、電源オフ後の8秒のカウントダウン機能も特徴的。

Wirecutter調査では、1時間でゆっくりと約6度以上部屋の温度を上昇させたのを確認。温度の維持も得意。ヒーター本体の1m手前と2m斜め先での温度差は1度以内にとどまり、部屋じゅうをまんべんなく/均一にあたためるという点ではトップクラスだといえます。

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ファンのみ作動させるモードもあり、空気の循環に便利です。即座に部屋(特に1人分のスペース)をあたためるならば「VH200」の方が優れていますが、部屋全体をまんべんなくあたためるならば「Vornado OSCTH1」が最適だといえます。レビューのため長期間使用したスタッフによれば「Vornado OSCTH1」は一度つけると温度を一定に保つことができるのがすごいと評価。一方、加熱にかかる時間が遅く「ほかのヒーターならば、冷え込んだ部屋でもすぐに温風で暖をとることができる」と違いを指摘しています。

「VH200」と比べると4db音が大きいですが、多くの人は無視できるレベルだといえます。ただ、振動時に変な音がすることも。これはスタッフの経験上、ヒーターを置き直すことで簡単に直すことができるといいます。

手入れに関しては、時折フィルターに詰まったほこりを取り除く必要がありそうです。ほこりが詰まった場合には自動で電源が切れる仕組みになっています。

高いところに登るのが好きな猫を飼っている場合、本体上にジャンプしてスクリーンが反応するケースもあるので注意。

いずれにせよ、見た目がおしゃれで部屋全体をまんべんなくあたためられるヒーターを探している人におすすめできます。

スポット暖房におすすめな暖房器具6位:「Lasko FH500 All Season Comfort Control Tower Fan & Heater in One

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Lasko FH500 All Season Comfort Control Tower Fan & Heater in One」は部屋じゅうをまんべんなくあたためられて、Wirecutterがもっともおすすめできるタワーヒーター。高さ約1mとスペースヒーターのなかではもっとも高身長。幅は約30cmなので床のスペースを取らないのもポイント。デジタルディスプレイは明るく、見やすいです。

Wirecutter調査では、45分で約3度温度を上昇させたのを確認。「VH200」や「AVH10」の方が素早く暖をとるのに便利ですが、こちらはゆっくり時間をかけて部屋中をあたためるのを得意としています。設定温度に達するとそこから1時間後もしっかり温度を維持していました。

暖房設定は3種類、ファンモードは4種類あります。付属のリモコン背面に収納できるようになっています。

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本体のディスプレイ、リモコンで操作できる
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Lasko FH500 All Season Comfort Control Tower Fan & Heater in One」は工具は必要ありませんが組み立て作業(ベース部分)が必要で、タワー部分のバランスを取りながらネジを回すのは少し大変でした。

同製品は比較的新しいため数年以上にわたる長期的なテストを行なえておらず、どれくらいの耐久性が期待できるかは明らかではありません。とはいえ1年使用したかぎり夏のファンも冬の暖房も、ともに優れた冷暖房機能が期待できるはずといえます。

スポット暖房におすすめな暖房器具6位:「Vornado VHEAT Vintage Heater

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Photo: Michael Hession

Vornado VHEAT Vintage Heater」は、レトロな見た目ながら万能でしっかりしたヒーターです。1945年のボルネードオリジナルをもとにしたデザインで、金属製なのでプラスチック製ヒーターより重く、およそ4kgあります。

Wirecutter調査ではヒーター本体から1m先で15分のうちに約3度、2m先では1度上昇を確認。1m違うだけで1時間内に3度の温度差ができていました。これは1人用として使用する分には問題ないはずです。

金属製なのに触ってもそこまで熱くないのも特徴的。側面は38度、最も熱い場所では60度。電源を切ると数分内で熱が冷めていきます。

ノイズに関しては、1m先で56db、2m先で57dbと冷蔵庫と同じレベルです。

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金属製なのに本体は熱くなりすぎない

見た目を重視する人には、機能性もしっかりした「Vornado VHEAT Vintage Heater」がおすすめですが、そうでない場合には他の製品をチェックしてみてください。

スポット暖房におすすめな暖房器具8位:「Lasko CD08200 Ceramic Bathroom Heater

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Photo: Lasko

一般的に、高電圧の電化製品は水まわりに設置することはできません。お風呂場が冷えやすく、どうにかしたいと考えている場合には、安全に使用できる「Lasko CD08200 Ceramic Bathroom Heater」がおすすめです。

もっとも素早く暖を取れるヒーターのひとつ。操作はシンプルで、上部に1つだけあるボタンを押すのみ。これで3種類のモード(1時間のタイマーモード、常時オンの1,500W HIGHモード、常時オンの750W LOWモード)が選べます。万が一電源を切り忘れても、デフォルトで1時間の暖房タイマーがセットされているため自動で切れるようになっています。

Wirecutter調査では、1時間で3度の上昇を確認。お風呂場全体があたたかくなったように感じられますが、ヒーター本体の1m先と2m斜め前では平均して3度弱の温度差が見られました。お風呂場の間取りに関係なくあたためてくれることは確かですが、特にヒーター近くで自分1人分だけのスペースをあたためるのに最適といえます。

使用中は湿度がグッと下がり、結露が少なくなることもあります。これは、特にお風呂場に窓がない人にとって嬉しいはず。

ALCI安全プラグ(漏電遮断機能付きプラグ)搭載なので、GFCIコンセント(漏電遮断機能付きコンセント)と組み合わせると電流が他の場所へ流れるのを防ぐことができます。ALCI安全プラグは、コンセントに繋いである状態でヒーターに水がかかった場合に感知して自動的に電流を遮断します。

そのほかに過熱防止機能もありますが、転倒防止スイッチはありません。ただ、背が低いため転倒のおそれはそうないともいえます。

このような安全対策はありますが、説明書には「この製品は水の近くで使用しないでください」と書かれています。“水の近く“が具体的にどこを指しているかはわかりづらいですが、万が一の場合に備えた安全機能があるとはいえ、できるだけ水がかからない場所に置くことが重要です。防水性能があるわけではないため、置き場所には注意しましょう。

スペースヒーターの手入れ、注意点

スペースヒーターを使用する際は延長コードを使用できないこと、不在時に使用しないことなどの注意点があります。通常、製品購入時には安全に関する注意説明書が含まれています。過熱防止、転倒防止などの機能もありますが、誤った方法で使用すると危険を伴うことがあります。説明書をよく読んでからご使用ください。

火災リスクを防ぐには、放置しないことが重要です。説明書には、一晩中スペースヒーターをつけたままにしないよう書かれていることが多くあります。小さな子供やペットのいる家庭では特に注意が必要です。たとえコンセントを抜いた状態でも、子供の手に届く場所は避けましょう。その他の注意点は以下の通りです。

・消費電力が大きいため、延長コードや電源タップの使用はできません。

・カーペットの上、高さのある場所(テーブル、棚の上など)や凹凸のある場所には設置しないでください

・台所や風呂場などの水回りでは使用しないでください(それ専用のものを除く)

・コンセント、燃えやすいもの(カーテン、寝具、本、マッチなど)からは1m以上距離を離して設置してください

・暖炉、ストーブ、燃料近くには設置しないでください

・ベッドの近く、上には設置しないでください。毛布が落ちたら本体に触れるような距離には置かないでください

・敷物やドアの下にコンセントを通さないでください。コードが曲がったり破損したりする恐れがあります

・製品によっては、家具の近く、窓際、バスタブの中には設置しないよう注意書きされているものもあります

製品を購入した際には、より具体的な注意事項が書かれた取扱説明書が含まれています。よくご確認ください。

表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性がありますので、販売ページをご確認ください。

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