アメリカの本気。
電気自動車に力をいれるアメリカが、さらにEV加速計画を打ち出しました。全米の50を超える電力会社がタッグを組んで、高速道路にEV用高速充電器を設置する予定。国から75億ドル(約8520億円)の補助金が出る一大プロジェクトです。
高速充電器の設置台数、設置場所など詳細は明らかになっていないものの、2023年末までに電気自動車でのアメリカ横断・縦断を問題なく行えるようにするのが目標。まずは既存充電ステーション間のギャップを埋めていくところからスタート。米電気会社協会のEEIによれば、2030年までには公道を2200万台の電気自動車が走ると想定されており、そのサポートには10万台の高速充電器が必要だといいます。
バイデン政権になって、アメリカは電気自動車化がどんどん加速されています。政府関連車両をEVに切り替えていくし、今後新車の半分はEVにする方針だし、EV含む巨大インフラ計画も打ち出すし。
長年使ってきたエネルギー源を変えようと思ったら、国と企業の強大な力が必要です。
Source: EEI via ArsTechnica