めちゃくちゃ直感的でいいよ。
スマホって、ハードウェアがいくらよくても、中身、いわゆるOSの使い勝手が悪ければ台無し。いわゆるUIってやつですね。ちょっとした機能を使いたいときに、何度もタップしたりスワイプしたりしなければならないと、使う気力が失せてしまいます。
で、OPPO Find N 5G。実は、使い勝手の面もかなりよかったんです!
2画面表示は「一刀両断」ジェスチャーで
OPPOのスマホは、同社独自の「ColorOS」が採用されています。独自といってもベースはAndroid。見た目や使い勝手の部分がカスタマイズされているOSです。
折りたたみスマホといえば、その広い画面を使って複数のアプリを同時に起動したり、ウィンドウをフローティングさせるといった機能がありますが、OPPO Find N 5Gの場合これがとても使いやすいんですよ。
まずは、2つのアプリを同時に表示させる「Split Screen」をやってみます。
一刀両断! という感じで、感覚的にめちゃくちゃわかりやすくないですか? 全画面表示のアプリの画面を指で分割するという感じ。たまらん。これですよこれ! マルチウィンドウができるスマホはありますけど、いまいち2画面にする方法がスマートじゃなかったんですが、これはわかりやすい。いかにOPPOがユーザー目線でUI開発しているのかがわかりますね。

ちなみに、この2画面の状態を保存しておくことも可能。2画面状態で画面上を長押しするとメニューが表示されるので「Save this split screen」を選択。

するとショートカットが作成されます。これをタップすると次回からお好みのアプリのセットが起動できます。親切。
ウィンドウのフローティングも直感的
ウィンドウのフローティングの操作もわかりやすい。全画面表示されているウィンドウを4本指でつかむようにジェスチャーするとフローティングされます。あとはドラッグ操作で移動したりウィンドウサイズを変えたりすればOK。スマホですけどタブレットのような使い心地です。
メイン画面とサブ画面がシームレス
OPPO Find N 5Gは、開いたときの大きなメイン画面と、閉じたときの外側のサブ画面があります。この2つの画面の連携がシームレスで気持ちいいんです。
たとえば、サブ画面でWebサイトを見ていてやっぱりメイン画面で見たいなとなったとき、そのまま開けばサブ画面に表示されていたものがそのままメイン画面に表示されます。
その逆も然り。メイン画面で表示している状態で本体を閉じて、サブ画面を表示させればメイン画面の表示がそのまま受け継がれます。
わざわざアプリを起動し直したりする必要がないのは、ストレスがなくていいですね
大画面アプリがヌルヌル動く
ハードウェア面でも、結構きてます。メイン画面は1792×1920ピクセルの解像度を持つ有機ELディスプレイ。リフレッシュレートは120Hz。ちょっと見ただけでも発色がよくてきれいだなという感じなんですが、実際にアプリを動かしてみると、かなりヌルヌル動くんですよ。
Googleマップの3Dマップを表示させてみたんですが、なんかテレビを見てるみたい。Snapdragon 888の性能も相まって、ストレスなくぐるんぐるん動きます。これでゲームなんかやったら、結構楽しいかもしれません。うーん、全体的にかなりいい出来なんじゃないでしょうか。
ハード面の作り込みだけではなく、ソフト面の作り込みもしっかりやってきているOPPO Find N 5G。日本未発売なのが残念…! 僕、日本発売されたら買っちゃってたかもしれません…。それくらい魅力的ですよ。
Photo: 三浦一紀
Source: OPPO