自宅を映画館に。
次から次に新製品が登場するホームプロジェクタですが、AnkerがCES 2022にあわせて発表したのはポータブルながら本格スペックを実現したレーザープロジェクター「Nebula Cosmos Laser 4K」です。
ポータブルプロジェクターといえば、どうしても画面が暗いのが悩みのタネ。私も個人的にポータブルプロジェクターを体験したことがあるのですが、なんだか暗くてぼやっとした映像だなと感じました。ま、個人ならそれでも十分ではありますが。

一方でNebula Cosmos Laser 4Kは、車のバッテリー程度のサイズながらALPD 3.0レーザーテクノロジーを採用することによって、4K解像度と2400ANSIルーメンの明るさを実現。外から自然光が入る部屋でも、十分視認できる映像を投影してくれるはずです。
またセットアップ時間を短縮するために台形補正とアライメント補正が自動で行なわれ、わずか3秒でフォーカスが調整されます。電源をいれればサクッと利用が開始できるのはありがたいですね。

本体側面には30Wスピーカーを1ペア搭載。サラウンドスピーカーへの接続も可能ですが、本体だけでも十分な再生能力を誇ります。OSにはAndroid TV 10を搭載しており、お気に入りのアプリが利用可能。またNetflixの再生用に、4Kストリーミングドングルが付属します。
Nebula Cosmos Laser 4Kの価格は2200ドル(約25万円)で、1月11日からKickstarterのクラウドファンディングプロジェクトにて予約が開始されます。製品の出荷時期は3月になるとのこと。お値段はかなり高めですが、持ち運べる4K解像度のレーザープロジェクターと考えれば納得のプライスではないでしょうか。